格安SIM業者が倒産!スマホは使えなくなるの?

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアが提供する携帯回線よりもかなりリーズナブルに利用できると話題の格安SIM。

ある調査によると、2017年3月末の時点でMVNOの契約数が800万を突破したというデータもあります。
>>国内MVNO市場規模の推移(外部サイト)

同じ会社による2016年3月末時点のデータだと契約数が540万ほどとなっているので、1年でおよそ1.5倍に伸びたということですね。今後も、格安SIMへ移行する流れは止まらないでしょう。

そんな格安SIMですが、最近気になるニュースがありました。
>>譲渡前から始まっていた負のサイクル、FREETEL元運営会社が破綻

格安SIMの一つ、FREETELを運営していたプラスワン・マーケティング株式会社が民事再生の手続きを開始したというニュースです。FREETEL自体は、2017年9月に楽天モバイルへ事業が譲渡されていたので、今までFREETELを利用していた人はそのまま楽天モバイルに移行します。

また、NTTが運営する格安SIMの一つであったぷららモバイルも、5月に格安SIMから撤退を発表し、11月末でサービスが終了しました。

このように、ここ数年伸びている格安SIM業界ですが、一方で終了するサービスも出てきています。今後も、終了するサービスがあるだろうと言う専門家もいます。まさに格安SIMの光と影です。

携帯電話は今やなくてはならないインフラの一つです。ある日、急に使えなくなってしまうのは困りますよね。

今回は、格安SIMが終わるかもしれない問題を考えてみます。

ある日、格安SIM業者が無くなる!?

大手キャリアであればそうそう潰れるはずも無いので、携帯がある日急に使えなくなるなんて思ってもみなかったと思います。携帯電話事業は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社がほぼ独占的に牛耳っていたというのもあり、多少の波はあってもどこかが潰れるということは考えられませんでした。

それが格安SIMの登場により、携帯電話業界も大きく変革の時を迎えています。大手キャリアは、格安SIMへの顧客流出を防ぐために、格安プランをこぞって発表しています。

一方の格安SIMは絶好調、なのかと思いきや、格安SIM業界内での顧客獲得が激しくなり2016年あたりからサービスの終了や事業の譲渡なども出てくるようになりました。

事業譲渡するパターン

今回のFREETELのように、別の業者に格安SIMの事業を譲渡していれば、そのまま移行先でスマホを利用することができます。FREETELの場合は、ブランド名は無くなりますが、楽天モバイルとして引き続き利用が可能です。

基本的にプラン内容や料金そのままに使えるみたいですが、運営会社がそっくり変わるので、サポートの対応などは今までとは違うことがあるかもしれません。

そのまま終了するパターン

ぷららモバイルは、格安SIM事業が完全に終了することになりどこか他の企業に譲渡することも無いので、今まで利用してきた人はスマホが使えなくなりました。

一応、同じNTTが運営するOCN モバイル ONEにお得に乗り換えることができる措置も取られましたが、利用者が自分で手続きする必要があり、FREETELの場合と違ってサービス内容は完全に変わってしまうため利用者はかなり苦労したと思います。

今後もこの流れが続く・・・?

FREETELのプラスワン・マーケティング民事再生のニュースからすぐにこんなニュースがありました。
>>格安スマホの「通信速度」にメス。撤退加速か

現在、大手キャリアは年に1回以上全国各地で通信速度を計測しその結果を開示しています。この流れを、格安SIM業界にも波及させようとしているわけです。

携帯電話の通信速度は、地域や時間帯、その他の様々な要素もあって、公式サイトなどで表記されている速度が出ないことが結構多いです。一部の業者は、スピードテスト詐欺なども疑われたりしています。
>>通信速度について書かれた記事(外部サイト)

上のニュースをざっと要約すると、

  • 通信速度の開示が始まる
  • 通信品質を高めるために投資が活発になる
  • 資金力のない業者が不利になる

という理屈です。

現在、国内の格安SIM業者は、大小合わせて数百にものぼるといわれています。あまり規模の大きくない業者は、簡単に吹き飛んでしまうかもしれません。

そもそも、FREETELもぷららモバイルも、格安SIMとしては決して小さなところではありませんでした。FREETELは、2017年3月の時点でMVNOのシェアで業界5位につけるほどです。正直、次はどこかわかりません。

ある程度フットワークは軽くしておいたほうが良いのかも

ここまで不安を煽るようなことを書いてきましたが、そうそう簡単にサービスが終わるということは無いとは思います。格安SIM業界自体は、今後も伸びていくでしょうし。

格安SIMは、大手キャリアのような2年縛りが無かったり(ワイモバイルなど、一部ありますが)、ネットでの手続きも一度慣れてしまえばそんなに難しくも無いので、乗り換えも気軽にできると思います。

いざ、自分が利用しているサービスが終了しても、臨機応変に他者に乗り換えできるようにしておくのも必要なのかもしれないですね。

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マツ

高2から陰キャでコミュ障になり、最終学歴高卒フリーターの人生がけっぷち屑野郎へ。 こっから人生大逆転ホームラン狙ってます。担当はゲームとお菓子調達です。よろしこ 最近、4コマ漫画のブログをはじめました。 クリック