中古車を買うときにチェックするべき7つのこと

こんにちは、穂積です。

僕は半年くらい前に50万円で軽自動車を購入しました。最近、その車を査定してもらう機会があったのですが、その際に色々とダメな箇所が見つかりました。

皆さんはこうならないように、僕が中古車屋さんに直接聞いた、車を購入する際にチェックした方がすべき7項目をご紹介します。

今思うとおかしかった購入前の対応

正直、査定してもらうまではいい買い物したなぁと思っていました。購入した店への不満も全くありません。しかし、思い返してみると車の買い方が雑だったことに気づき、店も親切ではなかったことに気が付きました。

まずは、カーセンサーなどで欲しい車種を自分の近所の地域で調べていました。欲しい車はすぐに見つかったので問い合わせをすることに。
問い合わせるとすぐ返信がきましたが、内容を要約すると

「人気なのですぐ売れちゃいます。早く見にきてください」

という内容でした。今考えると来店を促すための煽り方がひどかったように思います。

当時は何も思わず「そっか、じゃあ早く行こう」と思い、問い合わせた週の週末に見に行き、実際に目当ての車を見せてもらいましたが、なんの知識もなかったので外装しかみませんでした。そして外装が綺麗だったので、これでいいやと思い即決しました。

今思えば、来店を促す煽りの時点で警戒するべきで、外装だけでの判断も危険だと思います。

購入後にすぐに出てきた不具合。。。

購入してから査定してもらうまでの間は、特に問題なく走っていました。冷房の効きが若干悪いなと思う時はありましたが、春だったので問題ありません。窓を開けて走ることも多かったのでそこまで気になりませんでした。

査定で見つかったダメな箇所

それから半年後、仕事で中古車屋さんにインタビューする機会があり、ついでに僕の車の査定をしてもらえることになりました。

外部の状態

まずは外装を見てもらい、そこで小さな凹みが複数あることを指摘されました。

外装は自分でもチェックしていたはずなのに、その時初めて気が付きました。これは完全に自分のチェックが甘いだけですが、購入者に何も教えない販売店もおかしいですよね。

凹みを直すには2、3万円はかかるそうです。今回はプレスラインだったので高額になりました。ちょっとの凹みでもプレスラインなど箇所によっては、修理費がかなり高くなるみたいです。皆さんもドアを開ける時など、ぶつけて凹みを作らないように注意した方がいいです。

その後、ドアの付け根など細かい部分のチェックをしてもらいました。
ボルトに工具をかけた跡があるか見ていたようです。そして、工具をかけた後が見つかりました。塗装されたボルトだったのでハゲている部分があり、誰が見ても工具をかけたとわかる状態でした。どんな理由で外したのかわかりませんが、何かしら問題があったのではないかと心配になります。

内部の状態

内部に関しては、まず見えづらい足回り確認してもらいましたが、タイヤもヒビだらけで「使えないタイヤですね」と言われ、スタビリンクと言われる車の水平を保つ部品も「もうダメですね」と言われてしまいました。

次に、エンジンルームを見てもらうと、ほとんどのボルトが錆びていました。錆びが多い車は東北を走っていた可能性があります。雪で路面が凍結しないように溶剤が撒かれていて、それが車を錆びさせたり、劣化させる原因になるそうです。ボルトの錆びは整備してもらうときに外せないと追加料金を取られることがあるので注意したいですね。

バッテリーを見ていると交換時の走行距離が書かれていました。
その数字を見ると8万キロと書かれていましたが、僕の車の走行距離は4万キロのはずです。おそらく中古のバッテリーが使われているだろうとのことですが、走行距離を改ざんされている可能性もあるそうです、、、
査定してくださった方は「中古のバッテリーを流用して載せる時点で優良店ではないでしょうね」とのことでした。
購入する際はバッテリーもチェックする必要がありますね。

最後にエアコンです。購入後に唯一気が付いた不具合で効きが悪いと思っていましたが、実はただ風が出ているだけでコンプレッサーは全く動いていませんでした。現状はガスが全く入っていない状態で、ガスを入れて動かなかった場合は交換になります。

ガスが全く入ってないことは滅多にないらしく、どこかからもれてる可能性もあるようです。
漏れている場合は部品を変える必要があり、コンプレッサーの交換には8万円くらいかかります、、、

気になる査定結果、、、

査定結果は18万円でした。エアコンが使える状態だったら20万円だったそうです。50万円で買った車にしてはいい値段がつきました。軽自動車は需要があるので値下がりしにくいそうです。維持費も安いですし、あまり値落ちしないのでコスパがいいですね。

車を買うときにチェックしたい部分まとめ

今回査定してもらって、ダメな箇所がかなりありました。一つ一つ修理していくと10万円以上かかりそうです。次に車を買うとき、安物買いの銭失いになってしまわないように中古車屋さんに聞いた注意点をお伝えして終わりたいと思います。

  1. 問い合わせに対して過剰に来店を促す店には警戒する。
  2. 外装は細かい凹みなどもしっかり確認する。後から直そうと思うと2、3万かかる可能性がある。
  3. ボルトが錆びていないか確認する。
  4. ボルトに工具をかけた跡があった場合は、何があったのか説明してもらう。
  5. タイヤにヒビがないか確認する。
  6. バッテリーは交換してもらえるのか、どんな状態なのか説明してもらう。
  7. 購入時が冬でもエアコン(冷房)が使えるか確認する。

皆さんも中古車を購入する際は最低限上記の7点は確認しましょう。

僕は夏になる前にエアコンを直しに行ってきます!!

ABOUTこの記事をかいた人

タロウ

1990年3月9日神戸生まれ。 webが好きです、でもラーメンはもっと好きです。SEOには自信があります。最近太ってきたせいで着る服がありませんが、太ってきたのであったかいです。 Twitter(@syuty)・Facebookから友達申請よろ!