フリーランスの不当賃金、価格崩壊について

最近、賃金に対する意見をよく見ます。

 

それは、ランサーズやクラウドワークスといったマッチングサイトが発達してきてしまったせいで、

今まで法人しか受けられなかった仕事を、フリーランス(個人)が受けれるようになり、デザインやweb製作などの価格崩壊が起きているというもの。

実際ランサーズなどで探してみると、文字単価0.2円という仕事は少なくありません。

 

でも僕は価格破壊というのは何も悪いものじゃないと思っています。

もちろん経費を削るために一番最初に一人当たりの賃金を抑えるというのは最悪だけど。。。

 

例えば、価格を安くするために、社長が質素な暮らしをするとか、、生産量をあげるシステムを開発するとか、物価の安い田舎に移転するとか、海外に行って現地の人を雇用するとか、日本人を雇わず開発はオフショアでするというのは立派な企業努力だと思います。

もちろん、単純にサービスの値段を下げ、薄利多売で商売する人もいるでしょう。

 

そういった企業努力は簡単にできることじゃないし、僕にはできません。

だから「そういった選択をした会社のサービスが安くなり、お客がそちらを選ぶというのは当然のことじゃないのか?」と思ってしまいます。

 

 

例えば、

経営の神様松下幸之助は生前「水道哲学」を提唱し、以下のようなことを述べています。

産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。

水道の水は価有る物であるが、乞食が公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない。それは量が多く、価格が余りにも安いからである。

産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にある。それによって、人生に幸福を齎し、この世に極楽楽土を建設する事が出来るのである。

松下電器の真使命も亦その点に在る。

つまり、

商品はより安くなり、求めている人全てに届くようになれば、それが一番幸せだよね!ってことです。

事実、以前は高価で手に入らなかったものも、現代では値段が下がり一般家庭に普及されているものが多くあります。

 

給料は『高ければ高いほど良い』が

商品は逆に『安ければ安いほど良い』。

 

これはもう絶対に間違いないですからね。

フリーランスの賃金について

最も深刻なのはライターの賃金についてなんですけど、最初にお話ししたように文字単価0.2円という仕事がある中、文字単価1円ぐらいの仕事って普通なんですよ。

なんでこんなに下がってきているかというと、今まで紙媒体でしか執筆の仕事がなかったに、最近では誰でもかれでもサイトをたちあげるようになって、記事が溢れてきてしまいました。

だけど、そういう情報があふれてくると、その情報1つづつの価値は相対的に減っていく。そして、運営者からするとその情報1つではなかなか収益化できません。

 

もしこれくらいの仕事をしたくないなら、コピーライティングの勉強するとか、売上を上げられる文章を書けるようになるとか、自分の文章の発信を続けるとか、そういう当たり前のことを地道に続けないといけない。

そんなこともしていないくせに、安い仕事が多くて嫌になるとか言っちゃダメだよ。

 

事実、一記事30万以上の高単価の仕事も存在してる。
でも、あなたにその仕事が来ていないということには必ず理由がある。

 

基本的になんで仕事があるかっていうと、その仕事がお金を生みだすから仕事があるわけで、最終的に利益につながらない仕事っていうのは必要ないんですよね。

ちなみに経理や事務なんかは、その人たちがいないと仕事が効率化されないから分かりづらいけど利益に繋がってるからね。

 

こういうことを言うと、「じゃあお前は時給100円で仕事しろ」とか言われそうだから言っておきたいんだけど。

僕は、僕が考える賃金より不当に低い金額では仕事をしたいとは思わない。

ただ、安い値段で仕事を受ける人がいてもいいと思うし、それはその会社(人)なりの差別化なんだと思うんです。
だから、そういう選択肢もありだと思うし、素晴らしい企業努力だと思うし、社会貢献してると思う。

 

でも、それが嫌なら価格以外の差別化が必要で

たぶんこの問題に関しては、「仕事を選べない・仕事の依頼が少ない」から、こういう怒りの声が上がってるんだと思うんですけど、

それはスキルを磨いて、集客を頑張って、自分の望む価格の仕事が来るようにしないといけないですよね。

 

 

とある絵描きの報酬

低賃金の話ばかりしてしまいましたが、

逆にこんな話もあります。

あるレストランで【ある絵描き】がウェイターから
「絵を描いてほしい」と頼まれました。

彼は30秒ほどで描き、それを1万ドル(1ドル=100円換算なら100万円)だと言いました。

「30秒で書いた絵が1万ドル!?」
ウェイターがびっくりして言うと、絵描きはこう言いました。

「30秒じゃない、40年と30秒だ」

これは有名なピカソの実話です。

最近話題になっているのも似たようなものがあります。

It's worth my time.

「デザインでがきました」
「10分で終わる仕事に、どうしてこんな高い料金を取るんだ?」

「10分で終えられるようにするために、10年かけて勉強したからです」

 

で、
これが世間的には、「なるほどー」「深い」っていう反応なんですけど。

 

これらには少し違和感があるんですよね。

10分とか10年とか別にどうだってよくないですか?

この場合は初めに質問したクライアント?側が時間でお金を取ろうとしているのがおかしいですけど、『10年やってるからその分高くていい』ってことにはならないと思うんですよね。

むしろクリエイティブなことや、技術革新早いウェブの世界だったら若い人のほうが良いものを上げてくることも少なくない気がします。

 

いろいろながくなりましたが、10年やっていようが、100年やっていようが、昨日から始めていようが、

成果物に対して『高い!』って思われてる時点で、その人には要らない物だと思うんですよね。

だから安くしても売りたいなら売ればいいし、要らないと思ってる人には売らなければいいだけの話なんじゃないかと。

 

フリーランスで「安く仕事してよー」って言われても、愚痴をいうぐらいなら受けなきゃいいと思うし。

受けた以上やっぱりやんないといけないよね。

 

追伸

よく『ブラック企業は潰れろ!』って言う人がいるけど。

『ワ◯ミ』ぐらい有名なブラック企業なら、そもそもそこに入らなきゃいいじゃんて思うし、ブラックだってわかってて入った人は選択肢がなくてそこにはいったんだから、潰れたら雇用されている約2万人(バイト含む)はどうすんの?

あなたがワタミ以上の賃金で2万人雇うの?

ブラック会社でも潰れたらなんもいいことないよね。

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1 個のコメント

  • 価格以外での差別化、同意です!
    ところで、あなたの自身の差別化、他の人と違う所はどこですか?
    ご教授いただく事可能でしょうか?

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    ABOUTこの記事をかいた人

    タロウ

    1990年3月9日神戸生まれ。 webが好きです、でもラーメンはもっと好きです。SEOには自信があります。最近太ってきたせいで着る服がありませんが、太ってきたのであったかいです。 Twitter・Facebookから友達申請よろ!