
バズッた!
という言葉をご存知ですか?
SNSなどで瞬間的に注目が集まり、多くの人が拡散をしてくれ、爆発的にアクセスが集まることを「バズ」といいます。
サイトを運営している方は、できることならば記事をバズらせてアクセス爆発を増やしたい! という思いが必ずしもあるでしょう。
今回はそんな方のために、バズコンテンツに欠かせない要素を紹介していきます。
バズコンテンツに必要な6つのこと
では、バズル記事には必要な要素6つ見ていきましょう。
サウンドレス型コンテンツ(無音)
- どこの国の人も理解できる
- 無音でも楽しめる
キャッチボール型コンテンツ(議論)
- 思わず一言突っ込みたくなる
- 誰でも参加できる(アンケートなど)
サプライズ型コンテンツ(驚き)
- 想像しない展開
- 非日常が味わえる
シンパシー型コンテンツ(共感)
- 共感・納得が得られる
- 感動する
- 人の心を動かす
ファーストパート型コンテンツ(冒頭)
- 内容はわからないがコンセプトに興味がわく
- 最後まで読みたくなる
ワンワード型コンテンツ(一言)
- タイトルが面白い
- 一言で伝えられる
バズッたコンテンツを徹底分析!
実際にバズッたコンテンツを見ながら、以上であげた特徴のどれに当てはまるのかを見ていきましょう。
REDIO FISH
サウンドレス型コンテンツ→サビのダンスが面白い。馴染みやすい。
キャッチボール型コンテンツ→芸人がなにしてんだよ! 芸人じゃねーのかよ! と突っ込みを入れたくなる
ワンワード型コンテンツ→「オリエンタルラジオがCDをだした」だけで、興味が湧く
以上3つのバズ要素が当てはまります。
元々の知名度があったことも影響しますが、一時的なブームで終わらずに活動ができているのも、ツボをしっかり捉えられているからでしょう。
子供の頃から憧れていたバリアを作ってみた

引用元:ARuFa日記 【工作】子供の頃から憧れていた『バリア』を作ってみた
サウンドレス型コンテンツ→写真を見てるだけで内容が伝わってくる
キャッチボールが型コンテンツ→記事内、花火を試している部分など、「だいたいはじめからわかるでしょ! 」「いい歳して何してるんだ! 」と突っ込みどころが満載
ワンワード型コンテンツ→バリアを作ってみたとはなんぞや!? タイトルだけで、気が引かれます
3つの特徴が当てはまりますが、サウンドレスの部分が大きいでしょう。
笑いを狙うべきところの画像をGIFにしたりと、しっかり工夫が凝らされてるのもバズる秘訣ですね。
歌舞伎町でぼったくりに遭い、弁護士を読んで裁判することになった

キャッチボール型コンテンツ→お役立ち記事と思いきや、交渉を楽しむ一面なども見せるあたり、突っ込みどこがいくつかある
サプライズ型コンテンツ→本当にこんなストレートなぼったくりが存在するんだーと、ある意味サプライズ
ファーストバート型コンテンツ→冒頭で、トラブルが起きてる最中にブログを書いていることを伝えているので、臨場感が感じられる
タイトルからは、非常にかわいそうな状況を想像する方が多いと思いますが、いざブログを読んでいくと、トラブルを楽しんでる様子が伺えるのがたまりませんね。
なぜ売り上げを使い切ったらダメなの?会社の経費でハワイに行ってきた

引用元:LIGinc. なぜ売り上げを使い切ったらダメなの?会社の経費でハワイに行ってきた
キャッチボール+ワンワード型コンテンツ→タイトルからして、思わず一言申したくなる
サプライズ型コンテンツ→長袖長ズボンで、サーフィンをしたり、ありえなシチュエーションがいくつもある
ファーストパート型コンテンツ→日本にあるオフィスを出る画像からの切り替わりが非常に引きがある
ありえないし、明らかネタ感が満載なのに、思わずシェアしたくなるコンテンツですね。
4つの要素からなりますが、「ワンワード」タイトルで惹かれた人が多いのではないでしょうか?
あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

引用元:STORY.JP あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話
サプライズ型コンテンツ→元ヤクザの幹部と、普通のお金のない青年の行き先がまったく想像がつかない
シンパシー型コンテンツ→元ヤクザと言えど、酸いも甘いも経験した人の話しが妙に説得力がある
ファーストパート+ワンワード型コンテンツ→ヤクザ、あいりん地区、1泊1200円のカビ臭い部屋、3畳1間など、タイトルと冒頭に、多くの人の日常とはかけ離れたワードがいくつもならんでいる
最終的な結末が、絵に描いたようなハッピーエンド! という訳ではありませんが、どん底からの生活を脱し、また新たな道に突き進もとする2人の姿がなんともすがすがしく多くの人の共感を得ました。
どのバズ要素が1番大切なの?
6つの法則のうち、
「どれを1番意識した方がいいですか? 」
なんて質問が聞こえてきそうですが
- サウンドレス(無音)
- キャッチボール(議論)
- サプライズ(驚き)
- シンパシー(共感)
- ファーストパート(冒頭)
- ワンワード(一言)
以上の順番で重要度が高くなります。
しかし、現代におけるコンテンツマーケティングでは、他の要素を減らしたとしても、2番を大事にすべきとの意見があります。
学生のとき、教室内で2人っきりで噂話ししてたはずが、気付いたら人数が増えていた!
なんて経験ありませんか?
その経験と同じように、議論が生まれれば、言葉のキャッチボールを見た人が次から次へと食いついてきますし、web上の会話にはタイムラグがあるので、会話が続いてる間は情報が露出し続けられます。
これにより、バズのネガティブ要素である、「瞬間的」という部分を若干ですが緩和できるのです。
まとめ
バズに必要な要素と、実際にバズったコンテンツの紹介をしていきましたがいかがだったでしょうか?
全く違うジャンルのことを書いていても、実は共通のバズ要素があったりと、アクセスが集まってる記事を違う視点で見てみるのもおもしろいですね。
このバズの要素を抑えれば、あなたも明日からバズを起こせます!!!
なんて言い切りたいところですが、現実は厳しいもの・・・
ただ自分の好きなことを書いただけの記事が以外と人気、アクセスを稼ごうと必至にリサーチした記事が不人気、と、ある程度のファンがついていない段階では当たり前のようにあることです。
なので、まずは要素を意識しつつ「数を打つ」ということを念頭においてコンテンツ制作に取り組めるといいでしょう!