クローキングスパムとは、Webサイトに訪問したのが人間か検索エンジンロボットかを判断し、異なるページを表示することです。
ただし、最近はWebサイトの運営者側もパソコン用のページとスマートフォン向けのページを作り、異なるページを表示することがあります。このような場合は、利用者側に有益であると判断されるので違反行為にはなりません。
具体的にどのような行為がスパム行為になるのか
たとえば、クローラーはテキスト情報しか理解できないのを利用して、文章を見えないサイズのフォントで書いている一方、詐欺的な内容を画面いっぱいの画像情報で表示させるといった手法が一般的です。
このようにすれば、検索エンジンの上位表示という閲覧される機会が増すという結果を受けながら、広告に最適化されたWebサイトをユーザーに見せることができるのです。
ユーザーは欲しいと思っていた情報と違う検索結果となりますので、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても迷惑な行為です。
※画像情報も読み取れるようになってきていますが、その精度は低いと言われています。