検索エンジンスパムとは、ユーザーが検索するキーワードと十分な関連性がないのに、不当な方法によって検索エンジンの上位に表示させようとする行為のことです。
通常は、検索結果の上位表示を目指す検索エンジン対策のことを「SEO」と呼びますが、SEOを行う上で知らず知らずのうちにスパム行為をしてしまった場合、検索結果から除外される(ペナルティを受ける)ことになるので、どのようなものがスパム行為となってしまうのか知っておくと良いでしょう。
また、検索エンジンを騙して、何が何でも自サイトを上位表示させようとしたところで、検索エンジンはアルゴリズムはとても進化しているため、すぐにスパムだと判定されることが可能性が高いです。
代表的なスパム行為
クローキング
検索エンジンにしかわからないページを作成すること。
具体的には以下のような手法があります。
隠しテキスト
ユーザーには見えないように背景色と同色の文字で大量のキーワードを埋め込む。
極小フォント
ユーザーに見えないような、非常に小さな文字の大きさでキーワードを記述する。
隠しリンク
隠しテキストと同じように、ユーザーには見えないように背景色と同色でリンクを埋め込む。
キーワード反復
ページ内に、上位表示させたいキーワードを何度も無意味に繰り返し大量に記述する。
リダイレクト
サイトにアクセスしようとしたユーザーを別のサイトに強制的に移動させる。
ミラーサイト
同じサイト内に全く同じ内容のコンテンツを何ページも作成したり、サブドメインで全く同じ内容のページが存在していたり、
異なるドメインであっても、重複したコンテンツを公開する行為。
このような迷惑行為が見つかれば、表示される順位が下がるというペナルティや、インデックスから削除されることになってしまいます。
過度のSEO対策に気をつけ、検索キーワードに対してユーザーが満足できる優良なサイトを提供しましょう。