
© 池井戸潤「下町ロケット」/TBS
「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「ルーズヴェルト・ゲーム」「民王」などで知られる池井戸潤さんの「下町ロケット」は、第145回直木賞受賞作でもあり、シリーズ累計130万部を超える大ヒット小説です。
「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」に続きTBS系の日曜劇場枠で実写ドラマも放送され、平均視聴率18.5%、最終回は22.3%と20%の大台も超える大ヒットとなりました!
さらに2017年の10月からは、日曜劇場枠では4度目となる池井戸潤さん原作のドラマ「陸王」のスタートも控えています。
「半沢直樹」以降、もはや大ヒット間違いなしとなっている池井戸潤さんとTBS日曜劇場枠のタッグ、その第3弾の「下町ロケット」が、実は無料で観れるってご存知でした?
今回は、ドラマ「下町ロケット」の感想・レビューと、無料で観れちゃうお得な方法をご紹介します!
ドラマ「下町ロケット」を無料で観る方法
ドラマ「下町ロケット」は、動画配信サイHulu(フールー)で配信されています。
Huluは、最初の2週間は無料でお試しができて、お試し期間だけで退会してもOK!つまり、「下町ロケット」も無料で見れちゃうということです!
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ドラマ「下町ロケット」の作品データ
あらすじ
元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている佃航平(阿部寛)。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。
しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。
ある日、大手取引先である京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。大口の取引先を失い資金繰りに窮した佃は運転資金を確保するため、経理部長の殿村(立川談春)とメインバンクである白水銀行へと向かうが、銀行からは実用の目処が立たない水素エンジンを継続して開発していくのであれば、新たに融資をするのは難しいと言われてしまう。
メインバンクからの貸し渋りを受け、途方に暮れる佃たちであったが、そこに新たな問題が。
なんとライバル企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまったのだ。清廉潔白の佃製作所ではあるが、大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ち、銀行からの融資も絶望的な状態に。佃製作所の技術が狙いであるナカシマ工業は姑息な法廷戦略で裁判を長引かせ、じわじわと体力を奪っていく。
そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工は純国産のロケット計画にまい進していたが、自社で開発したバルブシステムが、佃製作所が所持している製品特許に触れるものだと判明。
何としても、バルブシステムの問題を解決しなければならない宇宙航空部の財前部長(吉川晃司)が取った行動とは…?
出典:番組公式サイト
スタッフ
原作 | 池井戸潤 |
脚本 | 八津弘幸 稲葉一広 |
主題歌 | 服部隆之 「下町ロケット 〜Main Theme〜」 |
プロデューサー | 伊與田英徳 川嶋龍太郎 |
演出 | 福澤克雄 棚澤孝義 田中健太 |
制作著作 | TBS |
キャスト
阿部寛 | 佃航平 |
土屋太鳳 | 佃利菜 |
立川談春 | 殿村直弘 |
安田顕 | 山崎光彦 |
真矢ミキ | 和泉沙耶 |
恵俊彰 | 神谷修一 |
倍賞美津子 | 佃和枝 |
吉川晃司 | 財前道生 |
杉良太郎 | 藤間秀樹 |
夢を追う力強さに引き込まれる!
阿部寛さん主演の夢をめざす者たちの物語でした。宇宙開発という儚く大きな夢を大人になっても熱く追い続ける男の姿は、とても男くさく強く引き込まれました!

© 池井戸潤「下町ロケット」/TBS
会社内での葛藤が主だったので当時大学生だった私には最初は難しい話のようにも感じましたが、回を重ねていくとともにわかってきて、見れば見るほど面白くなるというようなドラマです。
当時「半沢直樹」などで会社の裏側やサラリーマンの葛藤などに注目が集まっていたのではと個人的に思っていますが、「下町ロケット」もそういった点からも注目を集めていたのではと思います。

© 池井戸潤「下町ロケット」/TBS
またドラマの内容では、成功ルートだけでなく落ちこぼれていく人や闇を抱える人など善悪様々な役どころがあって、さらにリアルさを引き立てていたと思います。そこで、夢を追うことの難しさと逆に達成したときの他に代え難い喜びを強く表現されていたと感じました。
このドラマから人気に火が付いた俳優さんも多いように、本当に世代を問わず多くの人に愛されたドラマだったと思います!
よく言えば堅実、悪く言えばとっつきにくいキャスティング
内容や演出に関して、特に悪かったところはないと感じました。もちろん素人目線ですが、どんな人が見ても様々な感じ方ができるドラマだったと思います。
強いてあげるとするならば、キャストです。見たら絶対にはまりますし見続けたくなる要素は多々あると思うのですが、キャスト層がベテランの方が多かった印象なので、中高生など若い人たちはなかなか見始めづらかったのではないかと感じました。

© 池井戸潤「下町ロケット」/TBS
確かにターゲットは大人の方でしょうし別にいいのではとも思ったのですが、このドラマは上記でも述べた通り世代を問わず誰が見ても感じるものがあるドラマだと思うので、できれば若者からお年寄りまでみなさんに見ていただけると一番いいのではと思いました。
推測ですが、とても注目を浴びていたので他のドラマよりかは多くの方が見ていたとは思うのですが、さらにより多くの方に注目してもらえたらいいなと感じました。
あとは、また続編をやってほしいなと思うくらいです!
老若男女問わず楽しめる!
このドラマは、世代を問わずみなさんにおすすめです。夢とは何か、夢を叶える難しさ、人情、家族愛などを感じることのできるドラマです!
一番は社会人の方が見やすい内容かもしれませんが、子供が見ても考えることのできるドラマだと思います。現に私は大学生のころに見て、今夢をめざいている人に対して多少自分を犠牲にしても支えたいという気持ちを持つことができています。
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