
アプリケーションサービスプロバイダー(ASP)とは、主にビジネス用のソフトウェアをインターネットなどを通じて、コンピューターの利用者に有償で提供する事業者のことをいいます。
一般的なサービスでは、ソフトウェア(例えばエクセル・ウィルスバスターなど)のパッケージ製品を自分で購入し、それをパソコンにインストールして利用します。
それに対し、アプリケーションサービスプロバイダというのは、各種のアプリケーションが利用できるサービスを提供している事業者のことで、その事業者のサーバにソフトウェアがインストールされているので、パソコン自体にインストールする必要がありません。
パッケージ製品をインストールする場合は、インストールされたパソコンからでないとサービスの利用が出来ませんが、このASPを利用すれば、いつでもどの端末からでも利用者(企業・事業者)はブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chrome・Firefoxなど)からアクセスできます。
企業などで使うビジネス用のソフトは莫大な開発費がかかりますが、ASPを利用すればソフトウェアの開発費を節約できたり、
常に最新の環境でサービスを利用できたりします。
同じようなソフトを多数のパソコンなどから利用する事が多い企業や(国や地方公共団体などの)役所などではコストを低減したり、トラブルリスクの回避といったメリットがあります。
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