二章 アフィリエイター”タロウさん”との出会い

あらすじ

ニューヒルズ族”久住タクヤ” の

『簡単に!しかも短期間に!「月300万稼ぐ」秘密の魔法を公開』というセミナーに出席した佐藤。

しかし、その中で語られるのはノウハウではなく、

久住の過去と異常なアファーメーションだった。

セミナーの帰り際に佐藤は久住に直接声を掛けられ、

【ある儲け話】を持ちかけられるのだが、

その条件として提示されたのは20万円の出資だった。

hisasumi

佐藤はその夢に掛け、20万を払ってしまうのだが、

数日経っても久住からの連絡はないのだった、、、

 

一章を見ていない方はお先に一章をご覧いただくことをお勧めします。

一章 誰でも簡単に稼げるアフィリエイトの罠


 

仕事を辞めた今、20万と言う大金を失ったショックは大きかった。

 

あの後、久住さんのセミナーに行って直接話に行ったのだが、
『今は準備中なんだ。来年にはやる予定なんだ。』と答えられ、
『僕は忙しいからまたあとでね』と逃げられてしまった。

 

2chでもいろいろ調べたが、久住さんの詐欺を訴える声が信じられないほど出てきた。
今思えば、なぜ何も調べなかったのか、、、
後悔してもしきれない。

 

掲示板の中では、『詐欺で訴えよう』とい人もいたが、なんだかそれを見ているとどんどん心が落ち込んできたのでパソコンを閉じた。

 

僕も警察に相談する方法もあったのだが、契約書も何も書いてなかったし、
なにより、、、もうこれ以上あの人のことを考えることをしたくなかった。

 

僕は高い勉強代だと思い、
20万円の返金をあきらめることにした。

 

ずっと、久住のことを考えていても仕方ないので、
気分転換に近所のコーヒーショップ【スーパーバックス】に行くことにした。

 

スーパーバックスに来た僕はアイスコーヒーのショートを頼んだ

『ここのアイスコーヒーはショートが300円だから、あそこのホテルのラウンジのコーヒーの3分の1以下か。でもまあ、僕にはこっちの方がいいな』

そう考えながら席に座り、ノートを開いて思ったことをどんどん書き込んでみた。

 

僕は昔から、悩んだら手帳に思ったことを書いて状況を整理するようにしているのだ。

『僕の残りの貯金は30万。
一人暮らしを続けようと思ったら2ヶ月ちょいでなくなるなぁ、、、』

 

どうしたものか。

実家にかえるか?

職歴が空いたらもう就職は不利になるな。

結婚できるかな?

あ、でも結婚しなければ収入は少なくても大丈夫か。

就職するならもっと楽な仕事をしたいなぁ。。。

 

そんなことをぐちゃぐちゃ考えていたら、
大学生だった時のことを思い出した

 

 

〜 回想 〜

 

大学2年の春、僕はドラックストアのマツヤス(マツモトヤスシ)で働いていたのだが、一緒に働いていたバイトの”橋本さゆみ”さんと付き合っていた。

 

いい子だったのだが、お父さんが市会議員で
麗岳大学というFラン大学だった僕に対して『あいつはバカだからさゆみを支えることはできない。早く別れろ』と言ってくるという相談を受け、僕は自分に自信がなくなってしまい、結局別れることになった。

 

その時に強く思ったことがあった。
『僕は人を守れる強さを手に入れたい』と
今思えば恥ずかしくて口にできないようなことだが、当時の僕は本気でそう思ったのだ。

 

その時のことを鮮明に思い出した僕は、5年ぶりに考えてみた。
強さとは何なのか?

 

力、チカラ、ちから、、、

うーんまずは腕力かな
漫画のキャラクーぐらい強ければ好きな人を守れるしな

でも、、、
僕は体も大きくないし、そもそも痛いのは嫌だ。

 

他には、、、権力!!
そうだ権力だ!

権力さえあれば、人を守るなんて簡単だよ!!
総理大臣になればいいんだ!

まずは市会議員になって、、、
僕はそこで思考が止まってしまった。

橋本さんのお父さんが市会議員だったのだが、橋本さんから『議員が如何に腐った人間の集まりか』を聞いていたのだ。

 

しかも、運が悪いことに、
最近は野村太郎という議員が『不正に予算を使い旅行に行った』とかいうことで、わけのわからない号泣会見をしたばかりで、議員という人種にうんざりしていたのだ。

goukyu

 

『腕力も権力もだめだ。他に何かないか?』

チカラ、人を守る強さ、
お金、、、経済力だ!!

 

そうだ!お金さえあれば自由になれる。

 

好きな時に起きて、
通勤もせずに、
好きな場所へ行き、
好きな人をはたらかせる必要もない。

 

こんな生活が送りたい。

 

お金はいらないとか、田舎暮らしを進めてくる人もいるが、
やっぱり僕は旅行したり、外食したりしたい。

だからやっぱりお金が必要なんだ。

 

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 

 

皮肉なことに、僕はお金に困った今になってそれを思い出した。

 

でも、久住のように月300万はいらない、月30万でいい。
月30万でいいから自分で稼げるようになりたい。

 

僕はノートを閉じ、ノートパソコンを開いた。

そこで「月30万 稼げる 自由」と検索してみた。

 

すると、【ネットで稼いで自由に生きる方法】というブログが出てきた。

 

そして、何をして稼いでいるのか?を調べたところ、プロフィールには

 

こんにちは、タロウです!
元アフィリエイターですが、現在はWEBマーケッターとして法人コンサルで生計立てています。
だいたい年間100日ぐらいは海外にいますが、一番好きなのは沖縄です!
あとラーメンが好きです!

 

と書いてあった。

 

『またアフィリエイトか。』
そう思ったのだが、この人は何か違う気がした、、、

 

まず、いくら稼いだ!とかそういうことが全面に押し出されていないし、
そもそも何か怪しい商品を売っていない。

 

無駄に、ラーメンの写真が多いし。笑
なんていうか、、、自分を偽っている感じがしない。

 

アフィリエイトをやってみたい。

真面目に頑張ってみたい。

そう思うようになった。

 

久住さんに騙されたが、この経験から学んだ事も多いような気がする。

僕は簡単に稼げるという言葉に惑わされ、「アフィリエイト」と言うものに飛びついてしまったが、もっとしっかり「アフィリエイト」について学びたいと思った。

 

時間や仕事にとらわれず、世界中を旅して暮らしているタロウさんの暮らしに、思わず惹きつけられた。

僕は、お金を稼ぐという事よりも、本当は精神的な自由が欲しかったのではないか?
タロウさんのブログを読んでいて、そんな思いが頭によぎった。

 

会社員ではなさそうだし、何をして稼いでいるのかわからないけれど、成功しているみたいだった。

僕はブログを読むにつれ、タロウさんという人物に会って、色々聞いてみたくなった。

 

タロウさんのサイトは毎週2本ほど更新されており、過去の記事をひたすら見ているうちに気づくと3時間が経っていた。

これで最後の記事にしよう。

 

そう思い次の記事を開いてみると、このような記事だった。

 

【スーパーバックスはやっぱりイケメンが多い】

 

この記事の中で、K市のスーパーバックスのお店のことについて触れていたのだ。
K市のスーパーバックス、、、

 

つまり、
この店だ。

 

僕はこの奇跡に運命を感じ、今の自分の近況を素直に、下手な文章ではあるが、送ってみた。

 

タロウさん

始めまして、
佐藤と申します。

実は僕もアフィリエイトを始めようと思っていたのですが、
ニューヒルズ族の久住さんという方のセミナーに行き、20万を取られるという詐欺にあってしまいました。

別にこの20万円を取り返したいというわけではないのですが、
アフィリエイトって本当に稼げるのかなと思った時に、
タロウさんのブログに出会いました。

そして、タロウさんのコーヒーショップの記事を読んだのですが、
奇跡的なことに、僕も今記事で出てきたコーヒーショップにいます。

もしかしたら近所にお住まいなのかなと思いメールを送らせていただきました。

良ければタロウさんがどのような生活を送っているか、
どうやればタロウさんのような生活を送れるか、

教えていただけないでしょうか。
何卒よろしくお願いします。

mail

ドキドキしながら、タロウさんにメールを送ってみた。

『返信はくるだろうか、、、』

 

また、ノウハウを知るためにはいくら振り込んでください、
という返信だったらどうしようかと思っていたのだが、

 

5分もたたずに返信がきた。

 

いいよ!
今暇だし!どこに行けばいい?
K駅のスーパーバックスでいいのかな?

iPhoneから送信

 

『えええ~~!!!今から??』

 

そう思ったが、

思い立ったが吉日
鉄は熱いうちに打て

ということわざもあるので、お願いしてタロウさんを待つことにした。

 

すると30分もせずに待ち合わせた喫茶店に、タロウさんがやってきたのだった。

タロウさん登場

 

続く!!

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