「インターネットを使って副業をしたい」と考えている方におすすめしたいのは、クラウドソーシングサービスに登録することです。クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を紹介したり仕事を行うサービスのこと。
クラウドソーシングに登録することによって、インターネット上で行うことができるさまざまな仕事を探し、仕事を受注することができます。クラウドソーシングサービスを行っているサイトはいくつかありますが、今回はおすすめのクラウドソーシングをご紹介しましょう。
おすすめのクラウドソーシング6選
クラウドソーシングを介してできる仕事には、ライティング、アンケート、モニター、デザイン、データ入力などがあります。これらの仕事を発注側がクラウドソーシングに登録し、仕事を探している人がそれらを選んで受注するという仕組みで成り立っているのがクラウドソーシングサイトです。
近年クラウドソーシングが注目を集めていますが、実際にどのサイトに登録したらいいか分からないという人も多いはず。おすすめのクラウドソーシングを、その特徴と一緒ににみていきましょう。
Lancers(ランサーズ)
ランサーズは2008年に設立し、仕事を受注する人の登録数は日本最大ともいわれていて、クラウドソーシング会社のなかでは古株ともいえるでしょう。
ランサーズでは仕事を依頼する人をクライアントと呼び、受注する人をランサーと呼んでいます。NHKでは「主婦の在宅ワーク特集」というテーマのなかでランサーズがインタビューにも答えているほか、大手企業(KDDI、GREE、NTT-DATAなど)も利用しているため安心して仕事ができるクラウドソーシングの一つです。
クライアントとランサー間は匿名でやりとりを行うことができるため、ほかのクラウドソーシングよりも案件数や利用者数が多くなっています。
会員登録や案件への応募は無料でできますが、報酬が発生するとその金額に応じて以下のような割合でシステム手数料が引かれます。
- 10万円以下 20%
- 20万円以下 10%
- 20万円以上 5%
報酬の支払いは月末締めで、次の月の20日に銀行口座に振り込まれるシステムとなっています。
ランサーズは、「タスク」「コンペ」「プロジェクト」の3つの方式で仕事を受注することが可能ですが、主婦におすすめなのは「タスク」での作業でしょう。
ランサーズのタスクにはアンケート回答、ライティングや口コミ入力、データ入力などがあり、募集人数が一定数に達するまで誰でも仕事を行うことができます。
タスクは適当に記入したり、レギュレーションと異なることがあったりすると承認されない場合もあるので、その点は注意して作業しなければいけません。
crowd works(クラウドワークス)
クラウドソーシング会社の中でもランサーズと肩を並べているのが、2011年に設立したクラウドワークスです。クラウドワークスの会員数は115万人以上で、ランサーズに迫る勢いで成長中の企業といえるでしょう。
クラウドワークスも安心して仕事ができるクラウドソーシングの一つです。なぜならYahooとの提携や、NHK「クローズアップ現代」、日本経済新聞などのメディアでも取りあげられたほか、仕事を発注する人のなかには経済産業省や大手企業(TBS、COOKPAD、YAMAHA、明光義塾など)が含まれているからです。
会員登録や案件への応募はランサーズと同様に無料でできます。仕事が完了しOKが出ると報酬が発生し、金額に応じてシステム手数料が引かれます。このシステム手数料はランサーズと同じ割合です。
- 10万円以下 20%
- 20万円以下 10%
- 20万円以上 5%
クラウドワークスでは、タスクのシステム手数料が無料になりました。タスクの案件をどんどんこなしていけば、システム手数料を気にせずに報酬が得られます。
報酬の支払いは15日または月末締めで、半月後に指定口座へ入金となります。出金方式も「随時出金」「50000円以上出金」「キャリーオーバー(出金せずに繰り越す)」の3つがあり随時変更可能です。
クラウドワークスの仕事は「プロ向け」「経験・スキル不要」「コンペ」があり、それぞれに「プロジェクト」「タスク」「時給制」というシステムで仕事を受注します。
shufti(シュフティ)
シュフティは名前の通り主婦が在宅でできる仕事のマッチングサービスを行っていて2007年よりサービスを開始しました。シュフティを運営しているのは「株式会社うるる」で、上場はしていませんがシュフティのほかにも「在宅ワークマガジン」の発行や情報サイトの運営などをおこなっています。
ユーザー数は337000人以上、案件数もランサーズやクラウドワークスと比べると少なめですが、スキルや経験を必要としない主婦でもすぐにできそうな案件が多くあるのが特徴といえるでしょう。
そして仕事のカテゴリ分けがしっかりしたあるため、自分が求める案件をみつけやすいのでストレスなく仕事を探すことができます。なかには「シュフティ外出」というカテゴリがあり、空き家の情報を収集したり覆面調査をしたり・・・という変わった仕事もあるので、一度どんな仕事があるかをチェックしてみるといいでしょう。
ランサーズやクラウドワークスと異なるのはシステム手数料です。シュフティでは報酬の10%が手数料となり、この割合は金額によって変わることがありません。ランサーズやクラウドワークスに比べて手数料が少なくて済むので、シュフティを利用しているという人もなかにはいるようです。
在宅ワークス
在宅ワークスはテープ起こしやデータ入力、そして文章作成などに特化したクラウドソーシングです。2014年からサービスを開始した比較的新しいクラウドソーシングともいえるでしょう。
クラウドソーシングのなかには、一回の仕事で数円しか稼げない案件も数多く存在しますが、在宅ワークスで扱っている案件は少し単価が高く設定されているため、最低でも毎月1000円は稼げるようになっています。
そのため「誰でも」できるわけではなく、人数を限定したり、適性トレーニングや適性テストを受けて合格しないと仕事ができない案件もあります。
報酬の支払いは現金のほかにamazonギフト券にも対応。交換申請を行ってから翌月末までに入金されるシステムです。
Sagooo(サグーワークス)
サグーワークスは文章を書くことに特化したクラウドソーシングです。ライティングのほかにアンケート回答もあります。
ライティングは簡単にできる100字程度のものから、テストに合格しないと作業できない高単価ライティングがあり、サグーライティングプラチナという別格扱いになっています。
サグーワークスで収入を多く稼ぐには、このサグーライティングプラチナのテストに合格してライティングを行うのが近道でしょう。
サグーワークスでの仕事は短時間で完了する案件が多いのも特徴です。短い物なら3分程度で完了する案件もあるので、気軽に始めることができるでしょう。
もう一つの特徴としてはサグーワークスの報酬はポイント制となっていることが挙げられます。1ポイント=1円で現金のほかamazonギフト券やiTunesギフトコードなどへ換金することが可能です。
Job-Hub(ジョブハブ)
株式会社パソナテックによって運営されているクラウドソーシングがジョブハブです。仕事の依頼形式は「エキスパート」「コンペ」「マイクロ」の3パターンとなっています。
エキスパートタイプはクライアント側が受注者からの提案を選んで採用する方式。コンペタイプはクライアントが気に入った作品を選ぶ方式。マイクロタイプは比較的短時間でできるアンケート回答や口コミを投稿する作業のことを指します。
ジョブハブの特徴としては、利用者登録をすると専任コンシェルジュがスカイプなどのビデオ通話を用いてあなたに合った案件を探してくれることが挙げられます。
その場合、クライアントとのやりとりではなくジョブハブディレクターとの指示に従って仕事を進めていく形になるので、初心者の方や不慣れな方におすすめです。
そのほかにほかのクラウドソーシングと大きく異なる点としては、システム手数料が無料ということ。ジョブハブでのシステム手数料はクライアント側で負担するため、利用者にとっては嬉しいポイントといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?クラウドソーシングサービスは、どんどん拡大している業界です。今回ご紹介したのは一部に過ぎません。今後もさまざまなサービスが増えていくことが予想されます。
まずは大手のランサーズやクラウドワークスに登録してみて、どんな案件があるかや単価がいくらかを覗いてみましょう。いくつか仕事をしてみて、自分の得意分野が分かったら、特化型のクラウドソーシングサービスに登録してより単価の高い案件を狙ってみるという方法がおすすめです。