アフィリエイトと言うと
「ああ、あのネオヒルズ族みたいなやつでしょ!?」
「あの月百万円稼いだみたいなやつ?」
とか言われることがあるのですが、これは大きな勘違いです。
このように世間の一般的なイメージのアフィリエイトは、インフォプレナーと呼ばれるものです。
インフォプレナーとは
インフォプレナーとは独自のノウハウをPDFや動画などにまとめ販売する方のことを指します。
この、”情報を販売すること”を『情報販売』と呼び、その情報の商品のことをます。
ですが、情報に適切な金額をつけるというのはなかなか難しく、問題になることが多いです。
また、明らかに詐欺だとわかるような”書店で購入できるレベルのものが30万円以上”の高額で売られていることも少なくありませんでした。
しかも情報というのは無形資産ですから、
本人が稼いでないにもかかわらず”稼いでいるようなそぶり”をして販売することもできてしまうわけです。
そういった行為がエスカレートしていき、とりあえず凄そうな雰囲気で『あなたも私のように稼げるようになります』といってお金を巻き上げ、そのお客さんにも同じような行為をさせるというマルチ商法やネズミ講のような手法が流行っていきました。
僕の周りにもこのような手法に騙された方が相談に来ることがありました。
以下は僕の会社のバイトの話なのですが、
その時の話をブログ載せているので紹介させてもらいます。
ヒルズ族M:
高橋くんもコンサルする側にまわりなさい。
学生で月30万稼いでるって言って、ホテルでアポイントこなしてれば15万位でコンサルしますって言えば全然決まるからさ!
高橋(当時20歳):
え、まだそんなに稼いでないんですけど・・・・
ヒルズ族M:
あのね、kan-ichiくん。人っていうのは焦るからやるもんなんだ。
とりあえずコンサルをかかえるんだ。コンサルを抱えれば30万稼いでるって言って契約した訳だから、君は稼がないと稼がないとって凄い焦るんだ。それがいい結果に繋がるんだ。月2人契約すれば30万だ。そんな難しい数字かな?
Kan-ichi(当時20歳) :
あ、はい・・・・・・
ヒルズ族M:
んじゃがんばってみましょう!
まー要約しなくてもいいんだけど、要約すると、嘘をつきなさい。って言ってる訳で、おそらく、つか絶対この方法で彼自身も情弱を相手にビジネスしてた訳なんですよ。
東京から逃走中|田舎フリーランス養成講座に参加して気付いた自称ヒルズ族のクソさより抜粋
もちろん情報商材の中には素晴らしいものも多く存在するのですが、
- 買ってみなければわからない
- クーリングオフができない(しづらい)
という情報商材の特性上かなり怪しくなってしまうのが避けられないのです。
アフィリエイターがインフォプレナーと勘違いされる理由
これは簡単な話なのですが、
インフォプレナーが売っていた(今でも)商材の内容というのが、【アフィリエイトで稼ぐ方法】だからです。
整理しますと、
1.インフォプレナーが【アフィリエイトで月300万稼ぐ方法】という商品を販売する。
2.購入者がその商品を見て、怪しいと思う。
3.アフィリエイトは怪しいと感じる
という流れなのです。
情報商材を買って稼げるようになるのか?
僕の感覚では95%以上の方は稼げません。
稼げるのはよくて5%かそれ以下といったところでしょうか
これには理由がありまして、
もっとも大きな理由が行動する方が2割程度しかいないということなのですが、、、
その先はやっぱりビジネスセンスだったり、運だったり、作業量だったり、いろいろな要因があります。
かなりの量と長期間の作業が求められるアフィリエイトの世界で”誰かが月100万稼いでいる”という事実があったとしても、
それは数百回の試行錯誤の結果であり、数年の継続の上に成り立っている実績なので、その一ヶ月だけを切り取ってみても、簡単に他人に真似できるものではないのです。
ネットビジネスだからわかりにくいと思いますが、
通常の飲食店、例えばラーメン屋さんで考えてみたら当たり前のことです。
繁盛している店もあれば潰れていく店もありますよね。
ネットビジネスと言っている以上それらと一緒です。
みんなが命がけで参入してくる”ビジネス”なのですから誰でも簡単に成功できるような世界ではないのです。
「誰でも〜」とか「簡単に〜」とか「再現率100%」とか言っている商材は詐欺だと思ったほうがいいかもしれません。
インフォプレナーについてのお話は僕が書いた小説
真実のアフィリエイト物語でもお話ししていますのでよければ読んでみてくださいね。