「サイト運営において、目標値を設定したい」
そんなときは「コンバージョン」の機能を使うのがオススメです。
ビジネスシーンにおいてコンバージョンといえば、「成約」といった意味合いで使われる言葉ですが、グーグルアナリティクスのコンバージョン機能もこれと似たような意味合いがあります。
この機能を活用すれば、「ページビュー数」や「滞在時間」など、自身が設定した「目標値」を達成したかどうかが簡単に把握でき、目指すべきサイトに近づいているかどうかが一目で分かるようなるでしょう。
グーグルアナリティクスにおけるコンバージョンの種類
グーグルアナリティクスには、以下の4つの種類のコンバージョンがあります。
目標URL
ある特定のページが読まれるとコンバージョンが達成されるタイプです。「読まれるのを目標としたページのURL」と思ってもらうとよいでしょう。
例えば、「申し込み完了」を目標にしているサイトの場合、「申し込み完了の通知ページ」などが目標URLになります。
訪問の滞在時間
セッションの滞在時間がある一定の長さを超えるとコンバージョンが達成されるタイプです。
ページビュー数/スクリーンビュー数
アクセス数がある一定の数値を超えるとコンバージョンが達成されるタイプです。(スクリーンとは、アプリにおけるページのことを指します)
イベント
グーグルアナリティクスの「イベント」機能を使って自身が設定した条件をクリアした場合、コンバージョンが達成されるタイプです。
コンバージョンの設定の仕方
コンバージョンは、以下の手順で設定できます。
「管理画面」→「管理」→「目標」
→「新しい目標」
まずは「目標設定」の画面が表示されます。
目標には、
- テンプレート・・・アナリティクスがテンプレートとして用意している目標
- カスタム・・・自分でカスタムしてつくる目標
- スマートゴール・・・アドワーズと連携させるタイプの目標
の3つがあります。
今回は分かりやすい、「テンプレート」の「注文」で設定してみましょう。
次に、「目標の説明」を決めていきましょう。
コンバージョンの「名前」、「目標スロットID」(◯回表示でひとつの達成かを決める)、そして「目標のタイプ」を決定します。
最後に、「目標の詳細」を決めていきます。
- 到達ページ・・・表示されるとコンバージョンとみなされるページのRL
- 値・・・コンバージョンの金額
- 目標到達プロセス・・・到達ページが表示される前のページのURLを設定し、そのプロセスを踏んでいないとコンバージョンとみなさない設定ができる
これで基本的なコンバージョンの設定は終了です。
まとめ
コンバージョン機能を使えば、自身で計算して目標を達成できているかどうかを確認する必要がなくなります。
「このサイトから◯◯を◯◯個売る」
「クライアントへの説得材料に使う」
など、何らかの数値目標が必要な人、もしくは管理をしている人はぜひ活用してみてください。