どうもこんにちは
浜崎あゆみのファンクラブに20年入っているライターの瑠衣です。
素敵な男性とデートに行きました
先日、素敵な男性とデートしたのですが、ここに吐き出さないと死ぬまで酒を飲んでしまうので、タロログならいいだろうということで、皆さまにご報告させて頂きます。
彼は友人の友人で、
「デートをしてほしい」という申し出を
興味本位で受けてしまいました。
その日私は仕事も終わり、まぁまぁかわいい格好で、呼ばれた駅まで向かいました。
そんなわたしを、タクシーでお迎えに来てくれたピロたん(仮名)。
ピロたんは、スッとタクシーのドアを開けて
「どうぞ、お姫さま」と言いました。
わ!わたしがお姫さま!?
ディズニーランドにいるやつじゃなくて!?
ピロたん♡
ちょっとドキドキして参りました。
タクシーに乗った、バツ3界のお姫さまことわたしとピロたんの会話は進みます。
瑠衣「すみません、ポケモン捕まえてもいいですか?」
ピロ「ポケモンみんなやってるよね、くだらねー。」
ちょっと突然気持ちが生理前のような不安定な気持ちになりました。
瑠衣「仕事で今攻略本作ってるから本気なんです。」
そのときわたしは本当にポケモンGOの攻略本を作っていたため、攻略に全力を出していたのです。
ピロたんは「攻略本」というワードから思い出された小学校のときのドラクエのエピソードを話してくれました。公式のドラクエの攻略本を持っていたそうです。
ドラクエに関してわたしは2.4.5.6.7.8.10とやり込んでいますが、一度も攻略本を買ったことがないため、全く共感はできませんでしたが、楽しそうなピロたんを見て、
ふーん。と思いました。
瑠衣「年齢近いからめっちゃ思い出共有できますよね~♡」
それから、ポケモンをちょうど5匹捕まえたところで、オシャレなイタリアンのお店の前に着きました。
ウケたからって繰り返さないでください。
タクシーのドアを開けてピロたんは言いました。
ピロ「どうぞ、お姫さま」
しつけえ
カウンター席が2つ予約されており、早速ピロたんはワインのメニューを広げます。
瑠衣「とりあえず生ビールで」
ピロ「いけるね~」
飲むとき最初はビールって普通だろ
全日本の酒飲みの7割がそうしてるわ
お前の主観でいけるとか言ってんじゃねえぞ。
とりあえずの生ビールと、ピロたんは赤ワインを頼み、
食事のメニューを開きます。
ピロ「瑠衣ちゃんって少食?」
瑠衣「そうですね、あんま食べられる方じゃないです。でも嫌いな食べものとかはないですよ。」
ピロ「おっけー!じゃあ適当に頼むね!」
そこでピロたんは
「鮎のパスタ」というメニューを見て、やたらにテンションが急上昇しはじめました。
ピロ「瑠衣ちゃん、アユ好きでしょ。笑 」
は?
デートで、メニューを2個ずつ頼むのやめてください
それから、ピロたんは、
ウニのムース
春雨のイタリアンサラダ
鮎のパスタ
牛頬肉のソテーを頼んだのです。
全部2個ずつ。
こいつ、わたしが少食っていう話聞いてたかな??
前菜なのか何なのかわかりませんが、ウニのムースを食べ終えたころ、一杯目のビールがなくなりました。
行きつけの店ならワインくらい選んでください
ピロ「次はワイン飲む?なんでも好きなもの選んでいいよ」
瑠衣「あ、いやわたし、ワイン詳しくないんで、なんでもいいです。」
ていうか、詳しいもクソも、世界中のワインを知り尽くしてるやつとか、ソムリエだろ。お前の行きつけの店でわたしがわかる味とか知るわけねえだろ。
ピロ「ボトルとかじゃなくて好きなの選んでいいからさ、遠慮しないでいいよ笑」
瑠衣「あ、でも本当にわかんないんで、おすすめのとか、、」
ピロ「いいよ、好きなので!」
だから、名前見ただけでワインの味わかんねえんだよ
だいたい、相手の財布事情も知らないのに、高いワイン頼めないですよね。一番上の安いやつだと、ピロのやつに「遠慮しないでよ 笑」とか言われそうなので、上から2番目の赤ワインを選択。
だんだん、帰りたくなってきました。
赤ワインを2杯ほど飲んだころ、鮎のパスタがテーブルに置かれます。
2個。
ピロたんは、鮎のパスタを絶賛し、シェフを呼びつけて褒めていました。(えらそうですね)
そして、延々と【俺の知ってる浜崎あゆみ】の話をDJのように語りはじめたのです。
対してわたしは、学校の先生や、お母さんに、
【出された食べものを残したらだめですよ】
と、言われて教育された幼少期を走馬灯のように思い出しながら、
鮎のパスタを食べています。
もう味とか全くしねえ。
そうしてなんとかパスタを完食し、胃袋の限界を超えたころ、牛頬肉のソテーが届きました。
2個。
普段わたしはとてもポジティブで、できないことはない!と自負しておりますが、そのとき生まれてはじめて
できない、完食できるわけがない、、、、と思いました。
案の定かなり多めに残してしまった牛頬肉のソテーをみたピロクソは、衝撃の言葉を吐いたのです。
ピロクソ「残すんだね。」
こいつの行く先々すべての信号が赤に変わってほしい。
その後、とても素敵なイタリアンデートを楽しんだ様子だったピロクソは、こうラインしてきました。
ピロクソ「はやくまた会いたいな。次の休みはいつ?」
イタリアンが嫌いになりました。
わたしは、もう2度とイタリアンに行きたくないと思いました。
もうなんか関係ないのに、鮎も2度と食べたくありません。
次の名刺には、【イタリアンお断り】と記載しようと思っています。
デートで自分の家の近くに呼び出さないでください
ちなみに余談ですがこのあとピロクソに何度もデートに誘われ、その度に銀座だとか広尾だとか、知らねえよみたいな遠い場所に呼び出そうとしてきたので最後にこのラインを送ってブロックしました。
と、このように、トラウマというべきか、PTSDというべきか、私の中にとてつもないしこりが残りました。
大人のデートにおいて注意すべきこと。
- 一回ウケたネタを何度も繰り返さないでください。
- 女の子のキャパに合わせた食事量を注文してください。
- ワイン選びはエスコートしてください。
- 食べきれなかったことに対して嫌味を言わないでください。
- デートで自分の家の近くに呼び出さないでください。
以上5点、タロログ読者の方には、注意していただけますと幸いです。
乱筆乱文、上から目線、大変失礼いたしました。
瑠衣