皆さんは海外に行ったことがありますか?
僕は2カ国だけあるのですが、海外に行った時一番驚いたことは
水道水が飲めないことでもなく、
道で寝てる人でもなく、
海の綺麗さでもなく、
チップ制度でした。
日本でも高級旅館などでは、荷物を運んでいただいた際などにお礼として少額のお金を渡す「心づけ」と言う風習があります。
ですが、海外では、
タクシーに乗ったらチップ(多めに払う)
ご飯食べたらチップ
ホテルのベットメイクをしてくれたらチップ
とサービス受けたらチップを渡しとけ的な空気があるのですが、これすごくいいと思うんです。
気持ちいいサービスを受けたらそのぶんお金を多めに渡す。その金額は100円でも500円でもいいと思うんです。
バイトしてて1時間700円で働いてて、急に100円もらえたらめっちゃ喜んでくれると思うんですよね。
だから、この制度が日本にもあったらいいなと、
っていうか、モテるんじゃないかなと
だから色んなとこで渡して見ました。
キャバクラでチップ渡してみた
まず、まずですね
日本でチップって渡したことありますか?
たぶんないと思うんですよ、僕もないし、
なので、どうやってチップを渡せばいいか全くわからないんです。
「飲んだ勢いで渡してみるか」と、
チップを渡しても違和感がなさそうなキャバクラに行ってきました。
まず地元のやっすいキャバクラへ行き、延長せずにお会計してもらいました。
ボーイ「お釣り4000円でーす」
全て1000円でお釣りをもらい、「楽しくお話しさせてもらったからこれ(1000円)あげるね。」と
キャバ嬢「え〜いいの? ありがとう」←断らない
僕「うん。 チップってさ、もらったことある? 」
キャバ嬢「ない! っていうか(出勤)2日目! 」
まさかの新人でした。
意外と喜んでもらえたようで、LINEを交換してくれました。
そして同伴にガンガン誘われたので、悩んだ末ブロックしました。
居酒屋でチップ渡して見た
キャバクラと同じようにお釣りをもらうタイミングで、お会計をしてくれたお姉さんに500円を渡しました。
俺「あ、これ(500円)あげるよ。 ごちそうさまでした」
店員「え? これ、あ、、、 いやいや! 受け取れません!! 」
戸惑いながら、チップを断ってきました。
これだよ
この反応を見たかった
キャバクラの時とは全く違うリアクション。
言ってしまえば、プロと素人の違い、
これが一般人のリアクションである。
受け取る気もないので「いいよ、あげるよ。」というと
店員「店長、どうしましょう?」
店長「うーん、じゃあまあいいよ。もらっときな。 お客さん、ありがとうございます!」
店員「ありがとうございます! 」
と店長に相談しながら受け取ってくれました。(もうちょいやりとり長かったですが、こんな感じ)
お店を出るときに、「チップとかもらうことあるんですか?」と聞くと、「1年に1回ぐらいあります。2回目です!」と言っていました。
ちなみにLINEは教えてくれませんでした。聞いてないですが、
喫茶店(コメダ)
徐々に慣れてきたので、たぶん一回ももらったことのないとこで渡してみよう! と、近所の喫茶店で渡して見ました。
あえて、フランチャイズと書いたのは、個人経営の店だと店長にチップを払うことになるだろうなと。個人的な考え方なのですが、経営者は店の売上をあげて稼いで欲しくて、バイトとかスタッフの固定給の人にチップを渡したいんです。
というわけで、全国チェーンの店に行ってきたわけです。
お酒が入らないことで難易度が3段階上がります。
- 酔ってる感が出せない
- 客単価がものそい安くなる
- 席で会計できない
酔ってる感が出せないと難しくなる理由はなんとなく伝わると思うんですが、客単価が低くなる・席で会計できないのもしんどいです。
というのも、500~600円ぐらいの会計で、チップいくら渡せばいいかわからないんですよね。(まあ渡す必要もないんですけど)
500円渡すのも渡し過ぎな気がしますが、
かと言ってチップの文化がない日本で100円渡されても「はあ?」って感じじゃありませんか?
また、席会計じゃなくなったので、お釣りをもらうタイミングでもたついても店に迷惑かけてしまいます。
悩んだ結果、コースターに「ごちそうさまです。美味しかったです。」と置き書きして、100円置いて置きました。
そしてレジに行きお会計していると、
「お客様!!」とお姉さんが駆け寄ってきて、
「忘れ物です!」と返されました。
『いや、チップです、、、』と言いたかったのですが、
これはそんなこと言っても無駄だと思い素直に返してもらいました。
とあるファミレス
先ほどの喫茶店のリベンジをしたく、とあるファミレスへ行きました。
とあると言っているのはちょっと迷惑をかけてしまった説があるからなのですが、、、
テーブルに置いておくと帰ってくるんじゃないかという恐怖があったので、レジをしてくれたお姉さんにダイレクトアタックすることにしました。
〜レジにて〜
お姉さん「お釣りになりま〜す」
俺「ありがとう。 お釣り全部あげるよ。」
お姉さん「え、いや。。。 」
俺「いいからいいから、店長にも言わなくていいから」
お姉さん「本当ですか、ありがとうございます! 」
てな流れで200円ほど渡すことができました。
ただですね、、、
これはチップと言えるのか? 謎は残ります
後日に来店したのですが、なんと、、、
お姉さんの方から声をかけてくれました!
お姉さん「また来てくれたんですか! 」
俺「あ、覚えてくれてたんだ! 」
お姉さん「覚えてますよ! 帰りにアイス買わせてもらいましたよ! ありがとうございました! 」
俺「よかった! 美味しかった? 」
的なしょうもないやり取りが続いたわけです。
その時僕は思いました。
あれ?
これヤレるんじゃない?
そう思った僕は、『ここは行くっきゃない!』と思い
「よかったらラインしませんか?」と名刺を渡しました。
お姉さんは「え、ああ。。。 ありがとうございます。」と受け取ってくれました。
これはやれたな。
やれたかも委員会出れるな
やれたかー(天を仰ぎながら)
女性の反応から“やれた”を判定するド直球漫画「やれたかも委員会」、続編執筆のクラウドファウンディングが立ちあがる https://t.co/6a7TAlOyzI @itm_nlabentaから pic.twitter.com/oviBDxWCME
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2017年4月25日
そう考えていました。
後日
3ヶ月以上経ったけど連絡は来ませんが、僕はまだ諦めていません。