元スターバックスCEO岩田松雄氏に学ぶ仕事の流儀

最近話題のビジネスマン、元スターバックスコーヒージャパンCEO岩田松雄氏に学ぶ仕事の流儀を紹介します。
大企業でキャリアをスタートさせ、様々な組織で責任ある職についた後、自ら企業するという経験を持つ岩田氏の語る深みのある仕事観は必見です。

岩田松雄氏の経歴

まずは、岩田氏の経歴から。
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。現在はリーダーシップコンサルティングの代表。

1982年に日産自動車入社後、セールスから購買まで幅広く経験を積み、社内留学制度でUCLAのビジネススクールで経営理念を学ばれました。

その後は、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ ビバレッジサービス常務執行役員を経て、2000年(株)アトラスの代表取締役に就任、2005年には「THE BODY SHOP 」を運営する(株)イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、2009年、スターバックスコーヒージャパン(株)のCEOに就任、2011年にリーダーシップコンサルティング設立。

岩田松雄氏の仕事の流儀

仕事の型を身につける

20代のうちは、愚直に真っすぐに仕事に取り組むことが大切。
特に、若いうちに仕事の基本動作を学んでいくこと、当たり前のことを当たり前に出来るようになるのが20代という時期とのこと。

岩田氏の言う通り、周囲に教えを乞うことが出来る時期であり、まだ失敗が許される時期だからこそ、ショートカットせずに真っすぐに仕事に取り組み仕事のイロハを学んで行くことが大切ということだと思います。20代でこうしたビジネスマンとしての基礎体力を養っておければ、30代以降で「自分の独自のやりかた」を見つけることが出来るし、ルールや組織を改革して行くことに繋がるのではないでしょうか。

目の前の仕事に全力で取り組む

企業に勤める以上、自分の意に添わない配属や業務などもあります。
ですが、目の前の与えられた仕事に全力で取り組み実績を残すことで「次」に繋がるとのこと。

確かに、企業人である限り自分の希望が100%叶えられることは多くはありません。
自分の希望じゃないと気持ちを腐らせてしまえばそこで終了です。

与えられたことで結果を残せない人の希望を企業が叶えてくれるはずはありません。
希望していない配属先になった時、希望していない業務が割り振られた時こそ、気持ちを立て直して「結果を残して次のステップにしてやる」くらいの意気込みで全力で仕事に取り組む姿勢が大切だと思います。

ミッションを持つ

ミッション(社会的指名)を持つことで、人格や能力が磨かれていくとのこと。
忙しいと、日々の仕事に追われるだけで深く思考することもなくなってしまいます。また、同じ仕事が続いたり同じ環境に長く居すぎたりすると仕事自体がルーティーンになってしまいがちです。

このように仕事に対して余裕がなくなった時や慢心が出てしまった時に、人は歩みを止めたり間違った道へ進んでしまうのではないでしょうか。ミッションを掲げ高い志を持った人のみが、前進して次のステップへ行けるのだと思います。

規則正しい生活のリズムを持つ

仕事の勉強や自己研鑽のための勉強を、毎日こつこつと行うことが大切です。
出来る時にやるというのではなく、怠らない日を作らずに毎日同じ習慣をこつこつと誠実に続けられる人が一流となるとのこと。

仕事のステップアップのために、資格習得のために、また自己研鑽のためなどに、勉強を始めることがあります。

でも、最初だけ張り切って勉強して続かなかったり、仕事が大変だった日はサボってそのサボりの状態が続いてしまったりしてしまいますよね。自分で決めた習慣を毎日誠実に行うことは意外と難しいもの。

だからこそ、それが出来るか出来ないかが一流かそうでないかの分かれ道になるのだと思います。

 

いかがだったでしょうか?

岩田氏の経歴だけを見ると凄すぎて尻込みしてしまいますが、彼が著書の中で繰り返し語ってくれているのは、基本的だけど見過ごしがちなこと、誰しもが仕事をしている上で葛藤し悩むことだったりします。
しかも、彼自身が大企業で経験した苦労や経験に基づいて地に足ついたアドバイスをしてくれているので、読むと共感できるし学ぶことも多いはずです。

まだ仕事を覚えている最中の20代の方はもちろん、バリバリ仕事に邁進している30代以降の人も、一度立ち止まって仕事やキャリアのことを考えるきっかけになるような言葉がいっぱい見つかります。

全体的に温かいトーンで語られているので、正直に自分の間違いを改めるきっかけとなる言葉が見つかり、素直に学んで実践しようと決意するきっかけとなる言葉、また、自分のやり方が間違ってなかったと自信を与えてくれる言葉、そしてハッと気付きを与えられるような言葉などに出会えます。

岩田氏は

読書量は仕事の質と比例する

と語っていますので、是非この機会に彼の著書を読んでみることをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

タロウ

1990年3月9日神戸生まれ。 webが好きです、でもラーメンはもっと好きです。SEOには自信があります。最近太ってきたせいで着る服がありませんが、太ってきたのであったかいです。 Twitter(@syuty)・Facebookから友達申請よろ!