「ランディングページを制する者はマーケティングを制す」
とは、どこかのお偉いさんが言ったとか言わなかったとか・・・
サイトを訪れたユーザーが一番初めに見たページは「ランディングページ」と呼ばれ、サイト運営においても大切な要素のひとつです。ランディングページを分析・改善すれば、回遊率を向上させサイトの滞在時間を長くすることもできるでしょう。
この記事では、ランディングページの分析において、最低限抑えておきたいポイントをご紹介します。
ランディングページを確認する方法
ランディングページは、
「管理画面」→「レポート」→「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディング ページ」
で確認することができます。
ランディングページ分析で押さえておきたい2つの指標
ランディングページで特に重要な指標は、
- 直帰率
- 流入元
の2つです。
それでは、それぞれの指標について、見るべきポイントやどうやって確認するかをみていきましょう。
ランディングページの直帰率
ランディングページの直帰率は、画面右下にある数値から確認できます。
ランディングページの直帰率が高いということは、以下のような原因が考えられます。
- そのページを見ただけで必要な情報が得られた。(この場合、滞在時間は長めの傾向にある)
- そのページには求めていた情報がなかった。(この場合、滞在時間は短めの傾向にある)
- ページタイトルから想像していたものと実際の内容が違っていた。
- サイトが重く(表示速度が遅く)、すべて表示される前に途中で帰ってしまった。
- 他のページへ行きたくなるような仕掛けや動線がなかった。
ただ、ランディングページの直帰率は各業界や職種によって異なります。以下のサイトなどを参考にしてみましょう。
”33の業界別、集客関連KPI(平均直帰率/平均検索流入(SEO+PPC)割合/平均ソーシャル流入割合/訪問あたりPV数など)まとめ”
http://www.ginzametrics.jp/blog/referrer-pattern-average
ランディングページの流入元
「どういった所からユーザーは来ているのか」を知るためには、ランディングページの流入元を調べる必要があります。
以下のような手順でランディングページの流入元を調べるためのカスタムレポートを作成してみましょう。
「管理画面」→「カスタム」→「新規カスタムレポートの作成」
→「指標グループ」→「ユーザー」から
- 新規セッション率
- 新規ユーザー
- 直帰数
- 直帰率
→「指標グループ」→「行動」から
- 閲覧開始数
平均読み込み時間
→「ディメンションの詳細」→「集客」から
- 参照元
→「ディメンションの詳細」→「行動」から
- ページ
この他にもオリジナルで付け加えてもよいですが、最低限これらの項目はレポートに入れておきましょう。設定したカスタムレポートは、「管理画面」→「カスタム」から確認できます。
ツールを使ってランディングページを最適化する
ランディングページの改善専用に作られたツールを使って、ランディングページを最適化するのもひとつの手段です。
それらのツールでは「A/Bテスト」というテストを行えるようになっており、改善前と改善後の変化を細かくチェックすることができます。
以下は、グーグルアナリティクスと連携できるおすすめの専用ツールです。
・Kaizen Platform
https://kaizenplatform.com/ja/
・Optyimizely
まとめ
ランディングページの分析は、サイト改善の第一歩です。グーグルアナリティクスと専用ツールを組み合わせ、効果的な改善策を打っていきましょう。