「どのページがどれぐらいの時間読まれてるんだろう?」
「ユーザーがすぐ帰ってしまうページはどれ?」
「自分のサイトは他のサイトに比べてじっくり読んでもらえてるのかな?」
せっかく時間をかけて作った記事やコンテンツも、しっかり読まれなければあまり意味がありません。また、ページ滞在時間が短く直帰率の高いサイトはグーグルからも良い評価は得られないでしょう。
そのため、サイトを運営している以上は、まずは自身のサイトにおけるページごとの滞在時間と直帰率の2つの指標を把握しておく必要があります。
それでは、実際にグーグルアナリティクスを使ってページごとの滞在時間と直帰率を確認する方法をみていきましょう。
「ページ滞在時間」と「直帰率」の意味
ページ滞在時間とは
ページ滞在時間とは
「ある特定のページを閲覧し、別のページに移動または離脱するまでの時間」
のことです。
また、ページ滞在時間とよく間違えられる「セッション時間」ですが、こちらは
「訪問したユーザーがサイトにいる時間」
を指します。
両者の違いを一言で説明すると「滞在時間を測定する指標がページ単位なのかサイト単位なのか」と言えるでしょう。
例えば、
あるユーザーが記事Aを3分見た後、記事Bを2分見てサイトを離れた場合、
ページ滞在時間は「記事Aが3分、記事Bが2分」
セッション時間は「5分」
となります。
(2)直帰率とは
直帰率とは
「ユーザーがサイトに訪問して1ページしか閲覧しなかった割合」
のことです。
例えば、
「10人のユーザーがサイトを訪問し、そのうち5人が1ページしか見ずにサイトから離れた場合」の直帰率は「50%」となります。
直帰率が高くなる原因としては、
「サイトコンテンツに魅力がない」
「訪問して最初に見たページ(ランディングページ)だけで問題が解決した」
「タイトルと内容が一致していない」
といった可能性が考えられるでしょう。
ページごとの滞在時間を確認する
ページごとの滞在時間は、
「管理画面」→「レポート画面」→「行動」→「「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」
の順でクリックすると確認できます。
アクセス数の多いページから表示されるため、上位ページの滞在時間が短ければ、何らかの対策を打つ必要があるでしょう。
直帰率を確認する
直帰率はいくつかの手段で確認できますが、
「管理画面」→「レポート画面」→「ユーザー」→「サマリー」
がシンプルで簡単です。
この画面の場合だと、「サイトを訪れたユーザーのうち、10人中8人が最初のページだけ見て帰っている」という意味です。
まとめ
ページ滞在時間と直帰率は、「自身のサイトコンテンツがユーザーに満足してもらっているか」を予測する一つの指標でといえます。
もちろん、「元々の文字数の長さ」や「そのページを見ただけで問題が解決した場合」などもあるため、注意が必要です。
ただ、基本的にはページ滞在時間が長く、直帰率が低いサイトの方がグーグルからも評価されますし、アクセスも伸びやすい傾向にあります。
定期的にこの2つの数字を確認し、より良いサイト運営に役立てていきましょう。