「ユーザーがある動きをしたとき、それがすぐに分かるようにしたい」
こんな事を思ったことはありませんか?
グーグルアナリティクスの「イベントトラッキング」を使えば、ユーザーが指定した行動をした回数を計測したり、内部リンクがどれだけクリックされているかを計測したりすることができます。
イベントトラッキングは中級者〜に向いている機能ですので、今回は最低限押さえておきたいポイントだけをみていきましょう。
イベントの設置方法
計測したいタグを探してコードを加える
イベントトラッキングはソースコードからの設定が必要なため、使用しているサービスに合わせてソースコードが表示されるような状態にしてみましょう。
ソースコードが表示されれば、その中で
<a href=”http://◯◯◯◯/”>●●●●</a>
のように表示されているタグを見つけてください。
タグが見つかれば、その「◯◯◯◯」の部分の後ろに、以下のコードに加えます。
onclick=”ga(‘send’,’event’,”category’,’action’,’opt_label’,opt_value);”
加えた後は、以下のような状態になるはずです。
<a href=”http://◯◯◯◯/”onclick=”ga(‘send’,’event’,”category’,’action’,’opt_label’,opt_value);”>●●●●</a>
項目を入力していく
加えたコードの項目を入力していきますが、その前にそれぞれの項目の意味を把握しておきましょう。
- send・・・今回はそのままでOK。
- event・・・今回はそのままでOK。
- category・・・ どんなカテゴリのイベントなのか。(例:リンク、動画、ファイル)
- action・・・どんな行動をすればイベントとみなすのか。(例:download、click、focus)
- opt_label・・・どんなラベルをつけるのか。(例:リンク先のページタイトル、ダウンロードするファイル名)
- opt_value・・・ひとつのイベントでどれぐらいの数値にするのか。(例:1イベントで100円)
例えば、「グーグルアカウントを取得する方法へのリンクをクリックしたら1イベントと計測したい」場合だと、以下のようなコードになります。
<a href=”http://◯◯◯◯/”onclick=”ga(‘send’,’event’,”link’,’click’,’グーグルアカウントを取得する方法’,1);”>◯◯◯◯◯</a>
コードの編集が終われば、その内容を保存してイベントの設置は完了となります。
イベントの確認方法
設定したイベントは以下の手順で確認できます。
「管理画面」→「レポート」→「行動」→「イベント」
※ここに図を挿入
まとめ
イベントトラッキングはこちら側の狙いがユーザーに反映されているかを測るにはとても便利な機能です。
自分だけのオリジナルイベントを作って、目標達成に努めましょう。