こんにちは。フリーデザイナーの青のりです。この漫画は今から約3年前デザイン事務所で下積みを積んでいた超貧困時代に遡ります。
貧困を脱する為には結婚(玉の輿に乗る)しかない!と考えた青のりは婚活を開始し始めました。婚活も色々と種類があって、色々と試したところ人によって合う婚活と合わない婚活があるようです。
ここでは私が実際に試してみた婚活方法と考えた末に試さなかった婚活方法のご紹介と、私のように時間もお金も無い人でも実行できる婚活方法をお話します。
合コンや婚活パーティーでの婚活は若くて可愛い子が有利
婚活を始めた当初、私の年齢は23歳でした。数字だけ見ると十分若い年齢ですが、私の見た目年齢は30代、ひどい時は40代に間違われる程老け顔でした。おまけに服の趣味も落ち着いたものが好みでしたので、実年齢を当てられたことはありませんでした。
見た目が美人であればもう少し男性から声をかけられることもあったのかもしれませんが、それほど見た目が良いわけではない私は、合コンに参加しても男性から相手にされることはありませんでした。その上女子力よりもおっさん力が高い酒豪派女子なので、合コンなんてお酒の場では男友達はできたとしても女性として見られることは極めて稀でした。
合コンや婚活パーティーなど、知らない人同士が集まって行うイベント系は第一印象が命です。特に男性は、可愛い女性が好きです。これはもう遺伝子レベルでみんなそうらしいのです。
だから私のようなおじさん系女子は、いかにおじさん部分を隠して自分の良いところをアピールし、興味を持って頂くことがポイント。最初からブス顔がバレ、おじさんキャラがオープンになってしまうお酒の場には行けないと考えました。
今婚活を考えている方で、若くて可愛い方ならどんどん合コンにいきましょう。相当ちやほやしてくれると思います。
合コンや婚活パーティーは自分に合う人がいたらラッキーですが、毎回いるとは限りません。イベントが開催される度にお金はかかりますし、何度も通わないといけない点も考慮すると大貧民の私には難しい婚活方法でした。一回合コンへ行った後は収穫が無かったのでそれ以降は行きませんでした。
結婚相談所お金がかかる上、時間が限られる
結婚といえば結婚相談所に相談されに行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結婚相談所とは、結婚したい男女の会員を引き合わせてくれるサービスです。登録の際は収入やら戸籍抄本が必要な相談所もあるらしく、相談する上では安心して婚活できるところがメリットです。
私はデザイナーになる前は一瞬ブライダル関係の仕事をしていたのですが、その際も結婚相談所で知り合ったお客様を何度も接客させて頂いたので、それなりに成婚率が高い印象でした。
ですが私は結婚相談所は利用しませんでした。
なぜなら入会するために4万~15万程度の入会費が必要だったり月謝が必要な場合が多かったからです。
第1話でお話したとおり私は食べて行くだけで精一杯の大貧民でした。結婚相談所へ通えるだけのお金なんてありません。そういう訳で結婚相談所への入会は断念しました。
街コンは行きやすい分既婚者がいる可能性も
さて、最近は街コンで婚活されている方も多いようです。それはもう街コンで知り合って結婚したなんて話を聞く程。
街コンは誰でも参加しやすい分既婚者が混ざっている可能性もあるという話も聞きました。ただ楽しく飲めたらオッケー!そのついでに彼氏が見つかったら良いな~という軽めの婚活をされる場合は街コンで十分楽しめるでしょうが、私の場合は本気の婚活です。
後で既婚者であることが分かってトラブルになるも面倒ですし、そもそも街コンが多く開催されているであろう金曜や土曜は深夜まで仕事してますので物理的に参加不可能でした。
そして、参加できたとしてもまた見た目年齢問題と可愛い子有利問題が浮上しそうなのも手に取るように分かったので、街コンは選びませんでした。
頭で考えて街コンには参加しないことを選んだので聞いた話や想像の話が多いです。もし街コンに興味がある方がいたらこの記事のことは気にせずぜひ行っていただきたいと思います。
相席居酒屋は一人で行きにくい
当時私が住んでいた愛媛県松山市にもちらほら出来ていたのが「相席居酒屋」です。女性は飲食代が無料になったりとお得な面も多いですよね。
居酒屋なので仕事が終わった遅い時間でも営業されているでしょうが、相席居酒屋へ一人で行く勇気はありませんでした。友達と行くとしても必ずしも友達と予定を合わせられるとも限りませんでしたし、お金と時間が無い中で効率的に婚活するためには、難しいと思いました。
結局相席居酒屋へは行った事が無いのですが、そもそも居酒屋へナンパしに来てるのであろう男性に結婚の意思なんてあるのか未だに不明なのです。相席居酒屋のサイトには何組結婚したという記事もあるので、中には真剣に交際を考えている人もいるようですが、そんな人と巡り合えたらラッキーくらいのイメージなんですよね。
色々試して行き着いたのは婚活アプリ!
そして結局行き着いた先が婚活アプリでした。私のようなその時必要な情報を即座に欲しいせっかちな人間にはうってつけの婚活方法です!
もともと、mixiやモバゲー、TwitterなどのSNSで知り合った人とお付き合いした経験が何度かあったので、ネットでの婚活もあまり抵抗がありませんでした。しかし、ネットはネット。良い面もあれば悪い面もあります。
今後婚活アプリを使って婚活したいと考えている方向けに、ここでは婚活アプリのメリットと危険性について少しお話したいと思います。
婚活アプリの良いところは検索機能があるところ
婚活アプリには検索機能があります。項目としては相手の容姿(身長や瘦せ型・筋肉質など体型について)や年齢、家族構成や出身地、年収や仕事について、趣味についてなど色々な項目が存在し、検索すると自分好みに合った人が結果として表示されるようになります。
街コンや合コンのように誰が来るか分からない、自分と合う人が来るか分からない状況に放り込まれるよりも比較的簡単に相手を探せるので相手を見つけるまでの時間短縮になります。時間があまりない私にとっては非常に効率的な婚活方法でした。
良き相手を見つけるためには、自分の好みを徹底的に分析しリスト化しておくと便利です。
ちなみに私がこの時リストにした項目は
- 年収は500万円前後で養えるくらいの余裕がありそうな人(年収の項目)
- 年収から考えると年齢は30代くらいがベスト(年齢の項目)
- 結婚する意思が強い人(結婚の意思項目)
- 私は長女で2人姉妹なので将来マスオさんのようにお婿に来ても良いと言う確率が高そうな次男坊か三男坊(家族構成の項目)
- 浮気しなさそうな地味でモテなさそうで真面目な人(性格の項目)
- 払う意思はあったけど正直大貧民だし、ケチな人は嫌なので、デートの際は男性が全部支払ってくれるか(デート時勘定方法の項目)
など、他にも家族と仲が良いかや趣味がある人かどうか、連絡はマメか、段取りが良い人か気遣いができるかなど検索機能にない項目や条件もリスト化し見える化することで、自分の好みを客観的に理解することに努めました。
そんなことをしていると、普段仕事する上で知り合った人にも自分の好みチェックリストに当てはまるかどうか考えるようになってきます。(相手からしたら良い迷惑でしょうが)普段から男性を見る目を養うことで、本番デートに備えられるようになって来ました。
メッセージで十分にやりとりしてから会うことを決められる
婚活アプリは相手とマッチングさせることだけでなく、相手とメッセージ交換も可能です。いきなり知らない相手と会うことが不安な人にとって、十分にやりとりしてからデートするかどうかを決められますので、不安も和らぎます。
また相手がどのくらいの頻度でメッセージを返して来られるのか、ここで把握することができますので、我々連絡至上主義者である女性にとっては「連絡が来なくてイライラ!」なんて奴は未然にシャットアウトできます。
愛着がさほどないので簡単に縁を切れる
メッセージのやりとりをしていたら、「あ、この人合わないかも?」なんてこともわかって来ます。
そんな時実際会っていなければ、簡単に縁を切ることができます。これがネット婚活の最大のポイントではないでしょうか?嫌だなぁと思う人はブロックすることも簡単にできるのです。
自分におすすめの人をアプリが紹介してくれる
どんな仕組みになっているのか分かりませんが、何度か検索を繰り返していると自分の好みに合った人をアプリが紹介してくれるようになります。検索チェックを外した状態にしていても、自分の条件に合った人が上位に表示されていたように記憶しています。
このようにアプリ側が自分に合った人を積極的に勧めてくれるのでより効率的に婚活できます。
年齢は文字で表記されるので見た目年齢に左右されない
老け顔の私には最高です。写真は雰囲気良さげなものを選んでおけば、年齢は文字で表記されるので見た目年齢で差別を受けることはなくなりました。
それなりに色々な男性からお声がけ頂くこともありましたし、ある程度選べたところが良かったです。
合コンのように人が集まるとどうしても可愛い子が優位になりますが、そんな状況を見て劣等感を感じるようなこともネットではありません。自分以外の女性アカウントについては見られないところも傷つかないので良いですね。
無料で利用できる
男性は有料の場合があるようですが、女性は無料で利用できるので大貧民の私にはありがたいポイントでした。プランが上のものになればお金を払わないと得られない情報もあるようでしたが、私は無料のプラン内で十分婚活できました。
また会員登録もSNSのアカウントがあれば簡単にできたので始めやすくて良かったですね。
ターゲット外のおじさんからも声をかけられる
デメリットとしては、50代や60代の人からなどターゲットとしては範囲外の人からも連絡がくることです。
基本的に無視で良いのですが、自分の親とそう変わらない年齢の人が23歳なんて若い女にちょっとでも可能性を感じて「いいね」するのかと、日本の男の考えは「女は若ければ若いほど良い」と年齢差別的な部分が垣間見えて少々イラっとするかもしれません。
変な奴に当たる
直接顔を合わせてコミュニケーションをとるわけではないので、イタズラ的な内容や意味不明な発言、様子がおかしい人にも当たることがあります。
会員登録の際には運転免許証など身分がわかるものの提出をアプリ側からお願いされるのですが、正直あまり関係ないように思います。メッセージ上でいきなり下ネタ発言をする人もいたし、バトルした末ブロックしたこともありました。
この辺の婚活アプリデメリットにつきましては次回第3話で根ほり葉ほりお伝えしたいと思います。
婚活アプリは相手の顔が見えない分危険な点もありますがメリットもたくさんある
ネットでの婚活と聞いただけで「あ、なんか危なそう!」と突っ撥ねる方も多いのではないでしょうか?私も実際はじめてみるまでは相手のことをよく知らず行動することは危ないかもと思っていましたが、それ以上にネット婚活には現実では聞けない年収についてや結婚の意思について簡単に知れるメリットがあります。
何についてもメリットとデメリットは存在します。自分の中で比較検討して効率的に婚活できる方法を考えて見ると良いでしょう。私にとって婚活アプリでの婚活が時間やお金がない中で最もベストでした。
そこで婚活アプリでの婚活をスタートさせる訳です。
次回は婚活アプリを実際に使用して、少し書いてしまいましたがどんなことがあったかなど体験談についてや、変な奴に当たらない為の傾向と対策についてお話します。
青ノリが使っていたのは「ペアーズ」
会員数700万人、未婚の4人に1人が使っています。
3話はこちら
>>【婚活マンガ3話目】婚活アプリ開始!実際会った婚活アプリの怖い話