皆さん、財布を無くしたことあります?
僕はよく失くします。2年に1回ぐらい失くしています。オリンピックか!(冬と夏ね)
そんな財布をなくすおっちょこちょいのみなさんのダメージを減らしたい。そう思って買ったのがマネークリップです。これで最小限の現金だけ持っていればこれなら落としても最小限の被害で済みます。
しかしマネークリップを使ったことがない人だと「どれを買ったらいいのかわからない」「そもそもどうやって使うの?」といった疑問があるでしょう。
そこで僕が使って見たいくつかのマネークリップをご紹介します。
そもそもマネークリップとは
マネークリップはチップ文化のある欧米で生まれました。チップ用のお札をまとめるために使われていたそうです。
海外では1ドル札など、比較的小さい金額からお札が存在するので日本人が小銭入れを持つような感覚で使われているのでしょう。日本ではマネークリップを使っているとお金持ちっぽい印象がありませんか。
日本でも最近、流行ってきているようで使っている人をちょこちょこ見かけるようになりました。僕の友達にも3~4人日本にチップ文化はありませんが、おしゃれ・コンパクトといった理由で使われています。
マネークリップの種類
クリップタイプ
一般的にマネークリップと聞いて最初に浮かぶイメージがこのクリップタイプでしょう。種類も豊富で、ヴィトンやブルガリなどのハイブランドもあれば、安いものだと200〜300円程度で買えるものまであります。
カードホルダー付きクリップタイプ
クリップタイプにカードホルダーがついたタイプのマネークリップです。こちらはカードを入れる分サイズが大きくなっています。
僕が使っているマネークリップもこのカードホルダー付きのタイプ。カード決済がメインの方であれば使い勝手がいいので気にいると思います。
マグネットタイプ
マグネットタイプはクリップタイプのお札をたくさん挟むと広がってしまうというデメリットが解消されています。お札を挟みやすく機能的。しかし、クレジットカードを挟んでしまうとカードが使えなくなってしまう事もあるみたいなので注意も必要ですね。
財布タイプ(札ばさみ)
二つ折りの財布を薄くしたようなデザインのマネークリップです。カード入れもついているのでカードをたくさん持ち歩く人にはおすすめです。財布に近いので、マネークリップデビューには1番ハードルが低いのではないでしょうか。
一般的なマネークリップの使い方
マネークリップを使ったことのない人からすると「お札を挟めばいいのはわかるけど、どんな風に折って挟むの?」といった疑問がありませんか。
一般的なマネークリップと1万円札7枚を用意しました。
こちらを使って詳しく説明しますね。
お札の挟み方・畳み方
1.折らない
1番多くの紙幣を挟めるやり方です。
ポケットに入れるときは
このように2つに畳んでしまいましょう。
2.まとめて2つ折り
持っている紙幣すべてをまとめて2つ折りにし、挟むやり方です。
今回は1万円札しかないですが、千円札など他の紙幣がある場合は金額の小さい紙幣を外側に持ってきた方が嫌味がなくていいですね。
こちらは挟みやすいので仕舞うのが簡単です。しかし、会計時は全ての紙幣をマネークリップから外さないといけないので少し手間取ります。
3.1つづつ2つ折り
1つづつ紙幣をおった束をまとめて挟むやり方。個人的にはこの方法が1番気に入っています。
一つ一つ折らないといけないので、仕舞うのが大変ですが、1枚づつ取り出せるので会計時はとても便利です。
皆さんもマネークリップを買ったらこの方法を使ってみてください。
4.まとめて3つ折り
三つ折りはお札に癖がついていないので、少し変な感じがしました。なんとなく、新しい折り目をつけることに罪悪感を感じてしまいます(笑)日本の紙幣は3つ折りの癖がついたものが少ないですよね。
挟んで見るとこんな感じ。
分厚くはなりましたが、コンパクトでいいですね。
5.1つづつ3つ折り
僕は普段使ったことない折り方です。
3つ折りはお札に癖がついてないので一枚一枚折っていくのがめんどくさい…
今回は紹介しませんでしたが、Z型に3つ折りする方もいるみたいですよ。
三つ折り完了です。
それでは挟んでみます。
結構いい感じです。コンパクトな上に使いやすい!ただ折るのが面倒なので、普段はやらないかもしれません。
6.まとめて4つ折り
最後は4つ折りです。これはコンパクトに仕舞いたいときによく使います。
2つに折ってそこから更に2つに折ります。
あとはまとめて挟む。
かなり分厚くなりますが、仕舞いやすい!このやり方はよく使いますが、やり過ぎるとクリップが緩くなってくるので気をつけてください。
マネークリップのメリット
おそらく、みなさんがマネークリップに期待している機能が全てそのままメリットになります。(笑)
コンパクトで持ち運びが楽
当たり前ですが通常の長財布・二つ折り財布と比べて非常にコンパクトで持ち運びが楽です。
大きな財布の場合ポケットに入れるのが大変なこともありますが、こういった財布であればそのような心配はないでしょう。
無くしてもダメージが少ない
他の人よりも財布をなくすことが多い僕にとってはこれが1番のメリットです。マネークリップを使い始めるきっかけにもなりました。
長財布 を使っていたら現金だけでなく、カードを8枚以上持ち歩くことになります。その中にはクレジットカード・キャッシュカードも数枚入れるでしょう。カードを止める手続きだけでもかなり時間がかかってしまいますよね。
財布と違ってマネークリップならコンパクトなので、どこかに置いて忘れていってしまうことはほぼありません。取り出してもそのまますぐにポケットに戻せます。
所持金の管理が楽
お金が見えているので、常にいくらあるのか把握しやすいです。
「会計時にお金が足りない…」という経験がある人は今すぐマネークリップに変えましょう。
不要なものがなくなる・断捨離できる
財布を使っていると、いらないポイントカードやレシートでパンパンになってきます。
マネークリップに変えることで必要最低限しか持ち歩けなくなるので、無駄がなくなりました。断捨離効果がありますね。ミニマリストと呼ばれる人たちもマネークリップを使っていることが多いです。
ミニマリストのようにマネークリップを使って、合理的にお金を持ち歩きましょう。
かっこいい
これは賛否が別れるところだと思います。現金をむき出しで持ち歩くのが嫌いな人もいるとは思います。しかし、お金持ちっぽい印象やオシャレな印象を持つ人もいて、かっこいいと言われることもしばしば。
ポケットに入れた時のシルエットも間違いなく財布よりかっこいいです。ポケットに入れても膨らまないのでファッションを邪魔しません。
一番大きいのはコンパクトで持ち運びが楽という点でしょう!
マネークリップのデメリット(不便な点)
逆に財布からマネークリップに帰ることによるデメリットは以下のものがあります。
マネークリップが広がってしまう(ガバガバになってお金が閉じれない)
これは使い方によりますが、4つ折りでたくさんのお札を挟んでしまうとだんだんとクリップが広がってしまいます。広がってしまった場合、カード類を一緒に挟んで厚みを出している方もいました。
安いものであれば買い換えればいいですが、1つで2万円以上するようなハイブランドのマネークリップが広がってしまったらショックですよね。プライヤーで挟んで直すこともできるそうですが、傷がつく恐れがあります。
そういった場合は消耗品だと考えて安いマネークリップの購入がおすすめです。
小銭れが別で必要
マネークリップを使っているとお釣りででた小銭をどうするかという問題があります。小銭入れを別で用意するのは少しめんどくさいですよね、、、
僕の周りにはそのままポケットに入れるという人が多いように感じます。お釣りの小銭は全て自宅に保管して小銭貯金にしてしまえば逆に節約なるかも??
マネークリップをメインの財布として使う人はなるべくカードや電子マネーを活用したいですね。
お札が折れる・シワになる
マネークリップを使うには、必ず折らなくてはいけません。日本人はお金の扱いが丁寧で折り曲げたり、シワを作ってしまう事に嫌悪感がある人も多いのではないでしょうか?最初は抵抗があるかもしれませんが、使い始めると気にならなくなることがほとんどです。
ビジネスシーンや冠婚葬祭マナー的にあまりよく思われないことも多いです。マネークリップは基本的にプライベート用として使用しましょう。
小銭入れが必要な時点で、全然コンパクトになってないやん的なツッコミをいれた方!
僕もそう思います。
おすすめのマネークリップ
よくおすすめされているマネークリップで楽天でいつもランキング1位に入っているSTORUS(ストラス)
こちらはマネークリップらしいメタル素材で、カードも収納可能となっています。コンパクトながらカードの収納もできるため、実用性も高いですね。カラーもたくさんあるので確認してみてください。
ハイブランド
マネークリップを使うなら「カッコいいものが欲しい!」ですよね。1万円以上のハイブランドのマネークリップをご紹介します。
カルティエ
ティファニー
グッチ
ボッテガ・ヴェネタ
上品でカッコいいですね。余裕があったら是非使っていただきたいです。
最後に、僕が使ってきた中で、1番よかったマネークリップを紹介します。
今まで使った中で1番よかったマネークリップ
一番使い勝手が良かったのがこちらのマネークリップです。
このマネークリップは何がいいのかというと、
- カード収納
- マネークリップ2つ付
- スキミング防止機能
の3点です。
カードは最大12枚まで収納できます。
クリップが2つ付いてくるので、広がってきて挟みにくくなってきても替えがききます。防犯の面でも優れていて、スキミング防止機能が付いています。スイカをそのままタッチすることはできなくなりますが…
しかし、カードも取り出しやすいように工夫されています。
真ん中の溝を押すと、
このように簡単に取り出すことができます。
ちなみにマネークリップは取り外し可能で、挟む力が弱くなってきたときはそれだけを買うこともできます。(その時のために予備が1つついていますが)本体自体も2,000円台で購入できるので、コスパもよくかなりおすすめですね!
まとめ マネークリップはセカンド財布として使うべし!
マネークリップのおすすめ記事なのですが、僕自身はマネークリップの使用頻度は少なめ。というのも、マネークリップを使っていてお札だけを落としたことがあるからです。なぜお札だけ、、、
ちなみにお金だけ落としたマネークリップはこちら
こちらは初めからバネの反発力が弱くて心配だったんですが、まさか本当にお金が落ちてしまうとは、、、
不幸中の幸いと言いますか、その時落としたのは数千円でしたが、その時に「マネークリップをメイン使いとして使うにはちょっと怖いな」と思いました。
ですので今は、夜近所のコンビニに行く時、近所で飲む時などちょっとした買い物に行く時だけ使うセカンド財布にしています。
普段使いの財布には大切なものを入れていて、であんまり持ち歩きたくない(失くしちゃうから)ので僕にはこれがベストな使い方だと思っています。(そもそも失くさなきゃいいんですけどね!)
というわけで、財布を失くしやすいアナタ!セカンド財布にマネークリップおすすめですよ〜!