手足口病にかかりました。
「へえ、そう」と思うかもしれませんが、
手足口病は90%が5歳以下の幼児、大人でかかる確率は0.6%とも言われています。
※100人の手足口病患者のうち90人が5歳以下で、1000人の大人のうち6人が手足口病にかかるということ
100人いても1人もかからないような病気を引いてしまうあたりが僕
流行るのはだいたい7月ですが、毎年流行るわけではなく前回流行ったのは2年前です。
子供の場合はあまり重くない病気ですが、
大人がかかると死にかけるほど重症化することが多いです。
症状と経過
発症前日までは体のだるさを感じていましたが、病気だとは気がつかないレベルでした。
1日目 7月23日(日曜)
夜ごろから体調の悪さが増してくるため、熱を測ると37.2度
微熱のため、「夏風邪かなー」と考えて、風邪薬を飲み早めに就寝。
2日目 7月24日(月曜)
あまりの体調の悪さに朝5時に起きると、体の熱がやばい
体温を測ると
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38.7度
そして手足に3~4個のニキビのような吹き出物?虫刺され?のようなものができる
プツプツした感じです。
僕の家は自宅兼オフィス(リビングでみんな働いている)なので、
なるべく自分の部屋に引きこもっていました。
喉の痛みが強くなり始め、固形物が食えなくなって来ました。
早く治そうと思い病院に行くも、診断は「風邪」
全然咳も痰(たん)も出ませんでしたが、喉の痛みを伝えてしまったからなのか
- 喉の炎症を抑える薬
- 痰のきれをよくする薬
- 解熱剤
- 痛み止め
を出してもらいました。
とりあえず寝る
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夜は39度を超える
3日目 7月25日(火曜)
手足の湿疹が増えて来ました。
ただ、プツプツ感(立体感?)がなくなって来て、痒みが出るような赤い跡になってくる。
プツっとした跡がシミのようになってくるイメージです。
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「本当にこれ風邪?」と思って、もう一回病院に行くと
診断は「手足口病」に変更
ですが、手足口病の治療薬はないのでもらえる薬は基本的に変わらず
- 細菌の繁殖を抑える薬
を追加してもらいました。
食事はもちろん、水を飲むのもしんどい。
食べ物はグミを4つ食べましたが、それすら吐く。
熱も全く引かない
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4日目 7月26日(水曜)
朝の熱は38度代
手の跡が、さらにシミのようになってくる。
薄く広がって行く感じ
この日は夜までほぼ何も食えなかったですが、
夜は無理やりカレーを食いに行きました。
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お医者さんに感染力は低い、熱が下がれば出社してもいいと言われたので飲食店来ちゃいました。
ちなみにカレーなど香辛料を多く含む料理は痒みが増すので、食ったらダメだったそうです
昨日お風呂に入ったら、少しスッキリする気がしたので、
長めに暑いお風呂に入る。
→皮膚が刺激されるので、風呂には入らない方がよかったらしいです。シャワーとかで我慢
手足の痒みが増して来て、もはや痛い。
痒いけど痛いから掻けない。
というか、掻いてもキリがなさすぎる。
痒みを取る方法ということで、ムヒを塗るも数十秒しか効果がなく、効果的な方法を探し、、、
痒いところに冷えピタを付けまくる。
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ちなみに足の裏にも張っています。
多少マシになるも、寝れるほどではないので暇で暇で仕方ない。
スマホもいじれないので、今まで撮りためていた
パイレールオブカリビアンを2から4までぶっ通しで見て、
めちゃイケも1ヶ月分みて、
ガイアの夜明けも3夜明けぐらい見る。
意識がなくなって行くような形でそのまま就寝。
5日目 7月27日(木曜)
ピークは過ぎたけれども、痛みと痒みであまり寝れなかったので、睡眠不足でフラフラする。
喉は痛いけど、なんとかご飯が食べれる感じ。
よく見ると、顔と頭にもブツブツができているのに気がつく。
手足と比べると10分の1以下
熱は平熱に戻る。
6日目 7月28日(金曜)
手足の痛み痒みがなくなり、通常時に戻る。
8日目 7月31日月曜
夏休み唯一の予定の温泉旅行があったので、
長野まで行くも、
「お前と温泉に入って、感染ると困るから露天風呂に入るな」と言われ、
部屋のシャワーで汗を流す。
夜は大雨洪水警報が出たため、
長野まで来てテレビを見て過ごす。
10日目 8月2日
手足の跡(シミ)の部分の皮が厚くなって来て、手足の皮がどんどん剥け始める
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12日目
自然に剥けるのはもう少し先なはずだけど
自分で向いてしまうのでビジュアル的にはこの辺が一番えぐい
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自分でむかず、もっとほっといたら
手の皮やばいことなってる
これ最終形態
やっと治った
さよなら手足口病 pic.twitter.com/JRKyxugkta— しゅん (@shunsmne0707) 2017年6月26日
こんな感じになるはず
16日目 8月8日
足の皮が遅れて剥けてくる。(というか自分で剥いてしまう)
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本来であれば
手足口病の跡 皮剥けてきた pic.twitter.com/3Db8YQyNog
— 亀吉 (@82_kame) 2014年1月7日
こんな感じで自然に剥けるはずだけどどうしても我慢できない。
手の方はかなり自然な見た目になって来ました。
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あとはどんどん剥けてっておしまいのようです。
手足口病にかかったら?治療方法は?
こちらも先ほど述べたように、現在治療方法は存在しません。
自然治癒をまつしかありません。
大人の場合は7~10日ぐらいで症状が落ち着き
子供の場合は3~4日で症状が落ち着きます。
学校・職場に通える?
手足口病には法律で出席停止日数が決まっていませんので、別に感染していようと学校職場に通うことは可能です。
可能ですが、やめといた方がいいですけど。
一般的には、熱が下がり、湿疹の痒み痛みが落ち着いてくれば感染の可能性はほぼ無くなります。
ただし、プールなどは直接水を伝って感染することもあるため、発症して1ヶ月程度は控えた方が良いでしょう。
手足口病の感染を防ぐために
初めに書いたように、大人はほとんど感染しないのですが、
感染する場合は子供から感染します。
診察してもらった先生には
先生「子供いるの?」
僕「いません」
先生「昨日、子供と接した?」
僕「接していません」
先生「おとといは?」
僕「いえ、というか家から出ていません」
先生「じゃあその前に、どこか出かけた?」
僕「うーん。。。まあ駅ぐらいなら、、、」
先生「それだ!!」
と完全に決めつけて来たので、やはり子供からが一般的です。
ウイルスがある人が近くにいれば感染する場合もあります。
感染経路とその対処方法は以下の通り。
- 飛沫感染(くしゃみなど)
→マスクなどの徹底でかなり予防できる - 接触感染(皮膚、粘膜の接触)
→手洗いうがいを徹底。ただし感染を防ぐのはかなり難しい - 糞口感染(排泄物など)
→トイレの後の手洗いなどでかなり予防できる
ですが、自宅兼オフィスの職場に来ている松田浅田は、
症状の重い1日目から僕が味見した料理を食べたり、ドアを触ったり、マスクなしで対面で話したり、飲み物をまわし飲みしたりしても感染していませんでした。
ですので、やはり大人同士の感染はほとんどないんじゃないかなと思いますが、、、(断言はしない!)
万が一、0.6%を引いてしまったら、諦めてお家でおとなしくしていましょう。
手足口病は一度かかれば二度とかからない病気なので、1週間の辛抱です!
ちなみに、僕は
おたふく風邪も2回かかったことがあります。
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