こんにちは。松田です。
皆さんは覚えておいででしょうか?およそ半年前に、社長の鶴の一声でスタートしたこの企画を・・・。
最後の記事からすでに3ヶ月が経過し、「あれ?タロログのテーマソングってどうなったの?」と不思議に思う方もいるかもしれません。
(もしかしたら、いないかもしれない・・・)
まあ、ぶっちゃけ・・・、あれから何も進展してません笑
曲を制作するのにも、仲の良い知人にお金をいくらか払っていたり、オーディションの際にもかなり遠くから足を運んでいただいた参加者もいたりと、いろいろと大きく動いていたのですが・・・。
いざ完成した楽曲を聴いて、「これは世に出せない・・・出したくない・・・」と現在までホコリを被った状態であります。おそらく、陽の目を見ることは無いでしょう。
さて、音楽といえば先日すごいサイトを見つけました。
このサイト、どんなものなのかと言うと、「音楽のジャンルや曲調、長さを指定することで、自動で曲を作ってくれるサイト」です。
つまり、作曲するAI(人工知能)、というわけです。
以前、AIがネットニュース記事を書き始めたという記事を書きました。
文章以外にもイラストの着色を行うAIもあったりとこれだけでも驚異的でしたが、いよいよ音楽まで作れるようになったと・・・。クリエイティブな領域までAIに侵されてしまうと、いよいよ人間に残された仕事って無いんじゃ無いでしょうか?
そして、我々のタロログドリームとは一体何だったのか?
そんな思いが拭いきれない今、ちょっとこのサイトを試してみたいと思います。
使い方
まず、サイトにアクセスしてみましょう。
いろいろ入力する欄があるので入力します。「I agrree to〜」のチェックボックスも忘れずに。
「Start with an interactive tutorial」をクリックすると、チュートリアルがスタートします。
音楽の作り方だけ、簡単に解説してしまいましょう。真ん中の「Create New Project」をクリックすると、制作を開始します。
「Pro」は、自分で細かく音楽編集ができます。が、僕はそのようなセンスは無いので、今回は「Simple」を選択してAIに丸投げすることに。
- Classic Rock(70年代ロック風)
- Modern Folk(50〜60年代フォークソング風)
- 90’s Pop(90年代ポピュラー音楽風)
- Cinematic(映画音楽風)
の4種類から音楽ジャンルを選択できます。今回は例で、「Classic Rock」を選択してみました。
曲調はさらに細かいです。
- Brooding
- Driving
- Exciting
- Happy
- Playful
- Reflective
- Sad
- Tender
ただ、僕は正直テンポ以外に違いを感じることはできませんでした。音楽センスが足りてないのでしょうか。各種設定は後からでも変更できるので、好みで選択しましょう。今回は「Driving」にします。
最後に曲の長さを調整して、「RENDER MUSIC」をクリックすると曲が完成します。
では、実際にできた曲をお聴きください。
なかなかカッコイイのではないでしょうか?
サイトの再生画面で更新ボタンをクリックすると、全く違う曲にすることもできます。かなりパターンはあるみたいですね。
左のこのボタンをクリックすると、ジャンルや曲調などの変更はもちろん、さらに細かい設定もできます。例えば、参加する楽器を選択することでキーボード無しにしたり、ギターソロにすることも可能です。
「Amper Music」のさらにすごいところ
いかがでしたでしょうか?音楽の才能が全くなくても、誰でも簡単に音楽が無料で作れることがおわかりいただけたと思います。
何よりすごいのが、このサイトで作曲したものは著作権フリーであるという点。自分で作ったものであれば、自由に使用したり公開したりすることができるのです。自作ゲームなどのBGMにぴったりだと思います。
ボーカルが未実装なのはまだまだと感じますが、初音ミクなどヴォーカロイドの技術がさらに発展すれば、いずれ完全にAIで音楽が作れるようになるかもしれません。お〜怖っ!
マジで、タロログドリームとは一体何だったのか・・・