みなさんには仲のいい後輩はいますか?
僕には今可愛がっている?オハラという後輩がいるのですが、
実は彼の隣でウンコを漏らしてしまいました。
ちなみにこの事実は本人(オハラ)も知りません。
このままこの事実を墓場まで持っていこうかとも思ったのですが、あんまり抱え込まずさっさと水に流そうと思いました。ウンコネタだけに。
その日の朝
僕はオハラと大阪のスパワールドにいました。
なぜ大阪にいたのかというと、ちょっとややこしいのですが、
タイで4泊(飛行機含む)ほど仕事をした後に大阪に戻ってきて、1日休憩日があったので大阪のスパワールドに泊まっていたのです。
つまり、タイ 3泊 飛行機 1泊(4泊目) 大阪スパワールド 1泊(5泊目)と5日間連続で一緒に居ました。
と5日間も一緒に同じ部屋で過ごすわけですから、当然プライベートもなく、どんどんストレスが溜まって行って険悪なムードに。僕はそのストレスなのか、疲れが出てしまったのか、体調を崩して吐き気と腹痛に襲われていました。
そして新今宮駅のスパワールド(5泊目)から今日の天王寺駅のホテル(6泊目)へ出発するときに事件は起きました。
↓移動距離こんな感じ
オハラ「あ、これ近いですね。歩いて10分ぐらいでいけます」
タロウ「あ〜そう。(ムッチャ腹痛い)」
オハラ「歩いていきます?」
タロウ「10分ぐらいだったらどっちでもいいよ。でもタクシーあんまり居ないから歩いて行っちゃったほうがいいんじゃない?」
オハラ「わかりました。」
というわけで歩き始めたのですが、歩いて1~2分ほどのこの地点で事件は起きました。
お尻に広がる暖かみ。
脱糞です。
来たかと
とうとうこの時が来たかと
むしろ落ち着いた気持ちでした。
すみません嘘です
めちゃくちゃ焦りました
脳みそフル回転
この事実を伝えるべきなのか、隠し通すべきなのか、、、
伝えれば楽になれるが、なんかもう人間としてダメだし
隠し通すには残っている距離が長すぎるけど、、、
無言で5秒ほど悩んだ末に、僕は隠し通す道を選んだ
きっと一般人では抱えきれず潰されてしまうだろう
大きすぎるカルマを1人抱え、僕は孤独な道を歩むことを決めたのだ
「・・・さん。タロウさん!!」
タロウ「あ、え、、、?」
オハラ「大丈夫ですか?体調悪そうですけど、タクシー乗ります?」
僕の体調を気遣ってオハラがタクシーに乗るか提案してくれました。
冗談じゃねぇ
今座ったら、ケツの爆弾が二次災害を引き起こし、さらなる被害を与えてしまう。
与えてしまうっていうか、なんかもうヤバい。(語彙力)
タロウ「いやいい」
オハラ「でもめっちゃ辛そうじゃないですか?」
タロウ「いいから、いいからさっさと歩け」
オハラ「そうですか?」
タロウ「うん。あとちょっとだから早く行こう」
幸い着替えはたくさんあるので、どこかにコンビニはないか探したが、コンビニは目的周辺にしかなく、
着替えを諦めた僕はゆっくりと目的までの歩みを再開した
歩くこと10分
天王寺駅にたどり着いた僕を待って居たのはさらなるピンチだった。
陸橋である
誤解がないように伝えて起きたいのだが、いくらうんこを漏らしていると言ってもパンツ一枚で封じることができる量だ。
内容物の95%は未だ腹の中にいる
この陸橋の階段を登ろうとすることによって、じつにこの20倍近い爆弾が溢れ出してしまう
そうなればもう僕らの上下関係、先輩後輩の関係は全てが無に帰すだろう。
上下関係っていうか、
普通に人間関係自体が無になるかもしれない。
もはや僕は笑うしかなかった
タロウ「あ、あのさ、エレーベーターあるかな?(苦笑)」
オハラ「あると思います!えっと、、、」
そう言って階段の裏を見てくれるオハラくん。
陸橋を見た瞬間に絶望した僕だが、よくよく考えればこんなに大きな駅の陸橋にエレベーターもエスカレーターもないはずがない。これが田舎の駅だったら終わりだったけど、大きな駅の大きな通りで助かっ、、、
オハラ「あ〜ないですね。」
はい終わった
僕とオハラくんの関係はここで終わり
うんこを漏らしている先輩を敬えるはずがない
タロウ「マジかぁ、、、」
オハラ「大丈夫ですか?」
タロウ「いやなんかもうわからん。わからんけどなんとかなるだろ!」
半ばやけくそになりながらも僕の脳裏をよぎったのは一冊の本だった。
速さは全てを解決する
そう、多少具が漏れてきてもさっさとトイレにたどり着けば良いのである。
もはやうんこを漏らしたということは揺るぎない事実なのだ
自体もう「漏らすか」「漏らさないか」ではない
問題は「オハラに脱糞がバレるか」「バレる前にトイレにたどり着けるか」ということに論点は切り替わっているのだ
今悩みを抱えている人に伝えたいことがある。
人は決断すると強い
そこからは実に5分程度のことだろう、勢いよく陸橋を駆け上がり、トイレを探し、パンツを履き替え、汚れたパンツをビニール袋に二重にし、体内に残った爆弾を処理し、何事もなかったかのように振る舞った。
トイレから出てきた僕に彼はこう言った
オハラ「大丈夫ですか?」と
僕は答えた
「もう大丈夫」と
腹痛は少しマシになったが、結局その日は熱が治らず、一日中寝て過ごした。
翌日の朝、
万全とは言えない状況で寝坊してしまった僕はオハラくんにラインで寝坊を謝罪し、慌てて荷物をまとめると
オハラくんから返信が来た。
昨日は僕の態度も悪く、きっと腹が立つことも多かっただろう。。。
しかも今日のスケジュールは僕が決めているにもかかわらず、僕が寝坊して連絡が取れなくなっているわけで、
こんなに迷惑をかけているのに許してくれるなんて、、、
優しい後輩に僕は思わず目頭が熱くなった。。。
同時にお尻も熱くなった。
今回はパンツが防ぎきれない床に垂れるほどだった。
(トイレの中だったので泣きながら床を掃除しました。)
PS.
ブログのカテゴリーは「やってみた」にしておきました。