「人が離れやすいサイト」と「人が離れにくいサイト」
果たして、どちらが良いサイトでしょうか?
コンテンツ制作をしていると「離脱率」なんて言葉に触れる機会があると思います
離脱率はサイトの問題点を浮き彫りにする指標となるので、以下で詳しく説明していきます。
離脱率とは
離脱率とは、あらゆる手段を使い、Aというサイトへ訪問してきたユーザーが、次のA-1ページ(内部ページ)に進まず、他のBというサイトに飛んでしまったり、Aページを最後にブラウザを閉じてしまう事を言います。
つまり、最後の訪問をしたページになります。
離脱率の計算方法
図の赤で囲まれている部分は、離脱率を表しおり、青で囲んだ部分がサイト全体の離脱率が記載してあります。
サイト全体の離脱率は以下の式で計算されます。
サイト全体の離脱率=サイト全体の離脱数÷サイト全体のPV数
実際、図の数字をあてはめて計算して見ると
◯◯と、図のようになりましたね。
離脱率ページの離脱率計算
Googleアナリティクスを見ると、ページごとの離脱率も表示されています。
ページごとの離脱率=該当するページの離脱率÷該当ページのPV数
これも、図◯◯の当てはめてみると、以上のようになります。
離脱率が高いと良くないのか?
離脱率が高いページは、よくないと言われますが、全部が全部ダメという事ではありません。
着目すべきは、どのページの離脱率が高いのか?という点です。
商品を売りたいページ(コンバージョンページ)の離脱率が高い場合、改善する必要があるでしょう。
コンバージョンページにアクセスしてくれてる=見込み客にも関わらず、商品購入ページに至ってないと言うことは「導線が確保されていない」「レビューが弱い」「情報量が少ない」などの様々な原因が浮き彫りになります。
サービスや商品によって、コンバージョンの難易度は変わってくるので、離脱率が数%とならダメ、数十%なら優秀など、一概にはっきりした数字は表せませんが、他のページと比べながらコンバージョンページの離脱率の高低を判断しましょう。
まとめ
離脱率は、サイトの問題点を見つけるための指標になります。
よく「離脱率が低いと良くて、高いとダメ」なんてことが言われますが、ページの持つ役割はそれぞれです。
もちろん低いに超した事はないのですが、全体と比べコンバージョンページの離脱率が高いなんて事があれば、売上に関わってくるので、サイトとして改善が必要になりますよね。
なので、離脱率の数字だけを見て良し悪しを判断するのではなく、自社サイトを相対的に見た時に、果たしてページごとの役割は果たせているのか?というところに重点をおいて「離脱率」と付き合っていきましょう。