ホワイトハットSEOとは
ホワイトハットSEOとは検索エンジンのガイドラインに沿って推奨されている手法でウェブサイトを最適化する方法のことです。
近年、SEOをやるにあたってこのホワイトハットSEOがよく進められています。
なぜそんな流れになってきているのでしょうか?
詳しく解説していきましょう。
なんでホワイトハットSEOが重要なの?
簡単に言ってしまえば、検索エンジンがルールを決めているからです。
検索エンジンにウェブページを見て評価してもらう以上言うことに従った方が良いよね、とういうことですね。
もちろんルールを守るというのは当たり前な感じもしますが、SEOの歴史上ではそうでもなかったりします。
以前はブラックハットSEOと呼ばれる検索エンジンの穴を突いた手法が平然と行われていたのです。
この頃の検索エンジンはまだまだ不完全で、ブラックハットSEOでも検索エンジンに気づかれず大きな成果を上げていました。
しかし検索エンジンもただ黙って傍観していたわけではありません。
アルゴリズムの精度を日々進化させて、ガイドラインに反するウェブページにペナルティを与えるようになりました。
ブラックハットSEOの効果が以前よりも上がらなくなったのです。
こうして、ホワイトハットSEOが以前よりも重要視されるようになったのです。
Googleのガイドライン
ウェブサイトを作るうえで推奨されること、やってはいけないことを定義したもの。
それがGoogleのウェブマスター向けガイドラインとなっています。
ユーザーが利用しやすいか、Googleがチェックしやすいかなどの一般的なガイドラインと、禁止事項をまとめた品質に関するガイドラインがあります。
推奨されるウェブページ作りについても重要なのですが、品質に関するガイドラインの項目は禁止事項が書かれていますので、SEOの前にぜひ読んでおきましょう。
この中の事項に反するとGoogleからペナルティを受けることになります。
詳しくは
ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
ホワイトハットSEOの具体的な方法
では具体的にホワイトハットSEOは何をすればいいか?
ただ闇雲に禁止されていることを避けてサイトをつくれば良いわけでもありません。
ホワイトハットSEOもSEOなのでやるべき”施策”というものがあります。
コンテンツが王様-Content is king-
検索エンジンはユーザーの目的を達成させることを使命としていて、そのためのガイドラインでありアルゴリズムがあります。
ユーザーが目的を達成するためにはページが、要望に合致して内容が充実していなければなりません。
テクニックなども利用はしたいですがコンテンツがダメではそれらも無駄になってしまうでしょう。
検索上位を目指すのであればライバルとなるサイトよりも広く深くより上のコンテンツを作らないといけません。
ライバルサイトの研究、本やウェブからの情報収集も必要になっていきます。
ユーザーが見やすいページに
段落や見出しの構成、文章の読みやすさはとても大事です。
見出しタグ(<h2><h3>など)の使い方は正しいか、広告は多すぎないかなども気をつけるべきところ。
ユーザーによってはスマホで見る人もいるので、スマホでの表示のされ方も考慮しましょう。
スマホで見るときの通信速度にも注意が必要です。
PCユーザーに対してはブラウザごとでも違ってくるので、複数確認できるようにしておきます。
機種依存文字の使用も禁止です。
広告を載せたいというサイト運営者もいるでしょう。
しかしサイト利用者は広告に嫌悪感を抱いている人も多いのも事実です。
広告が画面を埋め尽くすようなサイトは避けられてしまいます。
ホワイトハットSEOでのリンクの獲得
Googleが登場した時からリンクの獲得は評価の対象です。
単純にリンクからサイト流入の増加も期待できます。
リンクをもらうためにコンテンツの質を上げることも有効ですが、SNSでの宣伝や知り合いや他サイトを運営している仲間にリンクを貰うのも良いでしょう。
SNSからのリンクはリンク評価になりませんが、そこからサイト流入が増えてブログ等でリンクを獲得できるようにもなります。
ホワイトハットSEOでコンテンツを重要視していても、そのままでは検索上位にはなりません。
幅広く見てもらうためにもコンテンツが最重要ですが、被リンクも見逃せないポイントなのです。
注意点
ここまでホワイトハットSEOはとても重要でサイト運営において、力を注ぐべきと説明してきました。
しかしホワイトハットSEOにも注意するべき点があります。
それは効果が表れるのが遅いということです。
検索エンジンのクローラーが巡回するのも、他サイトからリンクを貰うのも、一朝一夕で済むようなことではありません。
マネタイズを意識した場合3か月はかかります。
更新頻度が低いとクローラーの巡回頻度も低くなってしまうので、長期的な実践と辛抱を覚悟しておいてください。
そんなに悠長なことを言ってられない!
という方は、次をご覧ください。