「この文章はどこで区切ったらいいんだろう・・・」
意外と知らないのが、文章における「句読点」の使い方。
何となく感覚でできてしまいそうなものですが、打つ位置を間違えてしまうと意味が変わってくることもあります。
この機会に、句読点の基本的な使い方をマスターしておきましょう。
句読点を打つポイント・正しい使い方
主語の後
句読点を打つもっとも基本的な場所は、主語の後です。
すごい財力ですね。
接続詞の後
接続詞(もっとも、しかし、また、だが等)の後に打つことにより、文章が読みやすくなります。
高橋君の巨根っぷりが、より一層強調されるかたちになりました。
並列関係の語句の間
同じ関係にある言葉と言葉の間に並べることによって、それぞれの関係性が見ただけでわかるようになります。
3人の今後から目が離せません。
連続した漢字やひらがな、カタカナの間
文章の中で漢字やひらがな、カタカナが連続すると読みにくくなります。そんなときは句読点で文章を区切ってあげましょう。
松田君、がんばれ。
重文、複文の間
ひとつの文章の中に、ふたつ以上の主語と述語ある場合には句読点を打ちましょう。
何があったのか気になります。
正しい意味を伝える場所
以下のふたつの文章は、句読点を打つ場所によって意味が変わってきます。
前者だと土屋君だけが変態っぽいですが、後者だとどっちも変態っぽくなります。
カッコの後
基本的に句読点はカッコの後ろに打ちます。
ただ、引用元などを記載するときはカッコの後に打つ場合もあるので注意してください。
厳しい世の中です。
タイトル、見出し、箇条書き、会話文、感嘆符の文末には使わない
タイトルや見出し、箇条書き、会話文、感嘆符の文中に「、」は使用しますが、文末に「。」は不要です。
どうなる、タロログ。
まとめ
句読点はほとんどの人が感覚的に打っていますが、打つ場所を間違えると意味が変わってしまうこともあるため注意しておきましょう。
また、一番大切なのは「読者が読みやすいかどうか」です。
記事を公開する前に、一度自分で声に出して読んでみるとよいでしょう。