SEOの時代は終わりを迎えている?

「SEOの時代は終わり」

 

「SEOはオワコン」

 

なんて言われるようになりましたが、果たして検索で上位表示をされても効果がないのでしょうか?

今回はそのように言われる背景も踏まえつつ、「SEOの時代は終わった?」という疑問に対して迫っていきたいと思います

SEOの時代が終わったと言われるワケとは?

FacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャルメディア)の普及や、好みのジャンルをまとめたMERYGunosyと言ったキュレーションメディアが成長を遂げたことにより「SEOは必要ないのでは? 」という意見が聞かれるようになりました。

SNSやキュレーションメディアを利用すれば

  • 自分の関心のある情報を得ることは可能
  • 疑問が浮かんでも、そのジャンルに精通している人へ聞けばいい

という一部の意見のもと言われ始めたことです。

SEOの時代はむしろ来ている

終わり終わりと言われているということは、実際に検索エンジンを利用するする人は減っているのでしょうか?

SNSの利用者数グラフを参考にしながら、解説していきましょう。

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ICT総研より

SEOの時代が終わったと言われる由縁となったSNS利用者は、以上のように右肩上がりで増えていますが、それと同時に検索行動数も増えています。

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博報堂DY メディアパートナーズより

スマートフォンや、iPadやKindleに代表されるタブレット端末の普及に伴い、「場所・時間」問わず検索行動をとる機会が増えたためです。

SEO(検索エンジン)とSNSは全くの別物

SNSが普及し、利用者数も大幅に増えたため、SEOは必要ないという見解を示した一部のユーザーが「SEOは必要ない」と偏った意見を述べましたが、そもそもSEOとSNSは全く違う特性があるので、どちらの利用者数が増えたから、どちらかが減るということはありません。

SNSの特性

日常で自分がSNSを使う時の事を想像して頂きたいのですが、SNSの使われ方は暇つぶしの要素が強いです。

SNS上のタイムラインにどんな情報があるのかを探すというよりは興味があったら見るというように、どちらかというと受け身の姿勢が強いでしょう。

検索エンジンの特性

一方で、検索エンジンを利用するさいは、

  • 自分の知らない言葉の意味を知りたい
  • 商品の口コミレビューを読みたい
  • 勤務先の飲み屋を知りたい

以上のよう、に関連するキーワードで検索した上で情報収集をします。
このような、情報はSNSで見つけだすのは困難です。

知り合いに聞くのも1つの手段ではありますが、専門性の高さや、商品レビューまで知りたいとなると、限られた知り合いの中でとなると、かなり手間がかかる事になるでしょう。

SEOとSNSはうまく付き合える!

以上でSEOとSNSは全くの別物だと言うことを述べましたが、一概に相反するものではなく、併用する事によって相乗効果も期待できます。

SEO的な視点で見ると、SNSの普及に伴いwebの仕事に関わっていない人々でも、自然にリンクを張ってくれたり拡散(シェア)してくれるようになりました。

SNS上でのシェアは「SEOには全く関係ない」なんて意見もありますが、シェアするために張ってくれたリンク自体のパワーはGoogleの評価の対象外です。

しかし、SNS上のリンクを辿って訪問者が増えれば、Googleからのサイトの評価は高くなるのでSEOの効果が見込めます。

ソーシャルメディアからのリンクは効果がない?

好循環を生み出す

サイトを強くするために、アクセスを稼ぐのは必須です。

LIGさんやバーグハンバーグバーグさんは、Web制作会社ですが、まったく関係のないのでは!?というようなコンテンツが多く見受けられます。

これははなぜでしょうか?

答えは、サイトのアクセスが集まればサイトの評価が上がるので、売上に繋がるようなページ(コンバージョンページ)の検索順位も自ずと上がっていくからです。

以上のような好循環が生まれます。

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まとめ

SNSやキュレーションメディアの普及によって終わったと言われているSEOですが、スマートファンやタブレット端末を持つ人が増えたことで、検索エンジン利用者は右肩上がりで増えていることを忘れないようにしましょう。

大切なのは検索エンジン利用者数とSNS、どちらの利用者も増えている点に注目して、SNSを活用することによって、SEOにもなるということを意識して、コンテンツ制作をすることは大切です。

ABOUTこの記事をかいた人

ケニー

ピンポンキャッチという「箸を使って、1分間でピンポン玉をいくつキャッチできるか!?」という企画のギネス記録を持ってましたが、最近中国人に記録を抜かれた上、僕はピンポン球を投げ、親友がキャッチするというスタイルから、投げる側の凄さが認められず、ギネス記録保持者の欄から名前まで抹殺されました。