日々サイト運営していてふと、ライバルサイトについて気になったことはありませんか?
- どのくらいアクセスがあるのだろうか?
- どんなキーワードで順位を上げているのだろうか?
- どういうところからリンクを貰っているのだろうか?
などなど気になる点は色々ありますよね。
検索結果は相対的な評価をもとに順位付けされるので、ライバルサイトよりも上位を目指すことがSEOの目的の一つとなります。
ゆえに、常日頃からライバルサイトの研究は欠かさないという人も多いでしょう。
しかし、ライバルサイトをただ読み込んでも分からないことも多いと思います。
具体的なアクセス数やキーワードの使い方などがわかれば、自分のサイト運営にも役立つことが多いと思いませんか?
そこで今回は、当社でも利用しているライバルサイトの解析が無料でできる便利なツールをご紹介いたします。
シミラーウェブ(SimilarWeb)
![シミラーウェブTOPページ](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h02_07-e1471518153958.jpg)
サイト運営者のなかでは、かなりの知名度を誇るWeb上のツールです。
一部機能は有料ですが、無料でも最低限の機能は利用できるので不自由な感じはしません。
言語が英語なので一瞬躊躇してしまいそうですが、難しい単語も無く、グラフ等で視覚的にわかりやすくなっているので安心して利用できるはずです。
参照できるデータが豊富
アクセス数やユーザーの滞在時間・ページビュー数、トラフィックはもちろん、流入元の検索エンジンとキーワードの割合、各種SNSからの流入の割合、類似サイトまで参照できます。
特定のサイトをほぼ丸裸に出来てしまうのです。
キーワードのデータでは、どのキーワードが検索されているのかはもちろんのこと、
![ライザップのキーワード流入のデータ](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h49_19.jpg)
上図のように自然検索からの流入なのか、リスティング広告からの流入なのかもわかります。
(上図はライザップの公式サイトのデータ)
このように情報が幅広いうえに、かなり詳細なデータが入手できるので、当社だけではなく他のWebサイト運営者のなかでも人気を誇るツールとなっています。
シミラーウェブはこちらから利用できます。
SEOチェキ
![SEOチェキTOPページ](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h04_52-e1471518328587.jpg)
変わってこちらは日本語のサイトになります。
シミラーウェブより参照できる項目は少ないですが、日本語なのでこちらの方が利用しやすい方も多いと思います。
シミラーウェブにない情報も調べられる
SEOチェキでは
- 最終更新日
- ファイルサイズ
- インデックス数
- 被リンク数
- ドメイン登録日
- SNSのシェア数
- 検索順位
が確認できます。
また他ツールへのリンクもあり、それらを利用することでより幅広い情報を収集することが可能です。
![SEOチェキでタロログをチェック](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/SEOチェック_-_SEOチェキ_-e1471939340253.jpg)
上図はタロログをSEOチェキで調べたページとなります。
この図の赤枠で囲った部分の、
「Majestic SEO Site Explorer」
をクリックして、
![タロログの被リンクをチェック](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/Open_Site_Explorer__Link_Research___Backlink_Checker___Moz1-e1471939662851.jpg)
「Inbound Links」の項目を見てみると、どんなサイトからリンクをもらっているのか丸わかりになるはずです。
シミラーウェブもこちらから利用できるので総合的に大変便利なツールとなっています。
SEOチェキの利用はこちらから
キーワード出現頻度解析ツール
![キーワード出現頻度解析ツール](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h06_34-e1471518469653.jpg)
SEO検索エンジン最適化というサイト内で利用できる無料ツールです。
現在はキーワードの出現率は検索順位には影響がないと言われているので、こちらのツールでキーワードの頻度を調べてもあまり意味はないでしょう。
では、このツールで何をするのか気になりますよね。
キーワードをさらに深堀できる
このツールは記事の文章を単語ごとに分解して頻度順にリストにしてくれるので、狙ったキーワード以外にもより細かいワードが見つかる可能性があります。
狙ったキーワードで検索結果に出てきたライバルサイトをいくつか検証してみると、共通して頻出するワードが出てくるときがあります。
それが狙ったキーワードに含まれないワードであれば、深堀してみる価値のあるワードと考えられるのです。
ライバルが使用しているキーワードであれば、使用するかしないかに関わらず検証してみるのは大事でしょう。
既に更新が停止しているツールで正確性には欠けますが、利用してみてはいかがでしょうか?
キーワード出現頻度解析ツールの利用はこちらから
Googleキーワードプランナー
![キーワードプランナー](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h11_52-e1471518807329.jpg)
こちらのツールも利用している方は多いと思います。
特定のキーワードの検索ボリュームを調べることができるツールですね。
このキーワードプランナーもライバルサイトの分析に利用することができます。
どんなキーワードで検索されているかがわかる
調べ方は簡単で、
![キーワードプランナーのランディングページの欄にURLを挿入](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/_-_Google_AdWords-e1471945418408.jpg)
キーワードプランナーの
- 「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」を選択する
- 「ランディングページ」の欄に調べたいサイトのURLを入力
- 「候補を取得」をクリック
すると、
![タロログのキーワード候補結果](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/_-_Google_AdWords1-e1471945634766.jpg)
サイトに関連したキーワード候補のリストが出てきました。
このデータを参考にライバルサイトがどのようなキーワードで検索されているかがわかるようになります。
キーワードプランナーの利用はこちら(Googleアカウントが必要です)
検索順位チェックツールGRC
![検索順位チェックツールGRC](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2016/08/2016-08-18_20h15_17-e1471519035902.jpg)
こちらはウェブ上のツールではなく、無料のアプリケーションツールになります。
このツールは、特定のキーワードとURLを登録しておくと、そのキーワードでサイトが検索結果で何位に表示されるのかを自動で調べてくれます。
GRCをインストールしてあるパソコンを起動してある間は、毎日順位データを取得してくれるので、順位の変動もわかるようになります。
通常は自分のサイトの順位のチェックに使用しますが、他サイトのチェックも可能です。
自分のサイトと一緒に気になるライバルサイト も登録して毎日チェックしてみましょう。
検索順位チェックツールGRCの利用、ダウンロードはこちら(ウインドウズのみ対応)
最後に
ここまでライバルを解析できる便利なツールを紹介してきました。
もちろんライバルを分析して、より良いコンテンツを作ることはSEO的に効果があります。
しかし、逆に自分のサイトを分析されてしまえば更に良いコンテンツを作られてしまうとも言えます。
ライバルサイトの真似事だけでは無く、簡単には真似できないような自分独自の、それでいてユーザーのためになる良質なコンテンツも大切なのです。