「最近アクセス数が急激に減ってしまってるな」
google analyticsやsearch consoleを導入して、毎日アクセス解折をしているとこんな感情を抱いたことはありませんか?
サイト運営者にとってアクセスが減るというのは好ましくないですし、
焦るがあまり最近のSEOの動向を確認したり、web上に無数にバラまかれるノウハウを不本意に実践してしまう方を多く見ます。
しかし、本当に「アクセス数の減少=検索順位の下落」なのでしょうか?
アクセス数が落ちてしまって、施策を打たねば! と焦る前に確認していただきたいことを以下では紹介致します。
検索ボリュームの変動が原因?
当たり前のことですが、検索をしてくれる人が少なければ、自ずとアクセスは落ちます。
季節性キーワード
「クリスマス」というキーワードはクリスマスを控える10月後半〜12月後半にかけて、右肩上がりでボリュームが上昇するキーワードですが以下の画像のように、それ以外の月は全くと言っていいほど検索されないキーワードです。
検索する人が少なくなれば、検索の順位変動がなくても、アクセス数が減ってしまうのは当然のことです。
キーワードプランナーの月間検索ボリュームを例に挙げましたが、他にもGoogleトレンドで検索すると、週単位でどれくらいの検索ボリュームがあるのか調べることができます。
Googleトレンドキーワード
コチラより、Googleトレンドにアクセスします。
今回は「甲子園」で検索してみます。
2013年7月から2016年8月までのデータです。
表示したデータの中で、1番突出してる月を100とした指数グラフで表示され
「甲子園」
というキーワードの場合、全国高校野球選手権が行われる8月と予選が行われる7月頃から検索者数が多くなることがわかります。
検索流入数だけを見てたらキリがない
例で挙げた「クリスマス」や「甲子園」のように、季節性の強いワードは月ごとによっての検索ボリュームの変動が激しいです。
長い間、サイトを運営していると、時期ごとで人気になる記事の傾向がわかりますが、
サイト運営初期段階では傾向が理解できず、先月から大きくアクセスが落ちてしまった=検索順位が下落したと検索流入数だけでサイトを判断しがちです。
そんな時は、今回紹介したキーワードプランナーの検索ボリュームのグラフや、Googleトレンドで、自分のサイトで人気のある記事(以前に比べてアクセスを落としている記事)に関連するキーワードの季節性を調べてみることをオススメします。
サイトでアクセスを稼ぐ記事はサイト全体の記事数の数%と言われるほど、だいたい絞られるためです。
まとめ
- 流入数が減った=検索順位の下落と判断する前に確認すべきことがある
- キーワードプランナーのグラフを見てみる
- Googleトレンドは週単位で検索数の推移を確認できる