Googleのアルゴリズムが年間約500回も変更されるなんてご存知でした!?
Googleは全てのアルゴリズムの詳細を公開していませんが、GoogleのエンジニアのSNSなどで発するメッセージなどを読み解き、大きな変更がある度にアルゴリズムの攻略に追われている人もいることでしょう。
ちなみに、少し古いデータですが以下の記事で2009年時のアルゴリズム200個を公開しています。古いデータですが、今でも重要なことは変わってないので参考になります。
そのため、「SEOは、Googleとの永遠のイタチゴッコ」なんて意見もありますが、果たしてイタチゴッコなのでしょうか?
今回はそのあたりも触れつつGoogleのアルゴリズムについて整理していきましょう。
アルゴリズムのヒントはガイドラインにあり?
SEOと言うと、専門の業者に頼まないと出来ないようなテクニカルな手法があるのでは?
と理解されがちですが、正しいSEOとはあくまで「ユーザーにわかりやすいコンテンツをGoogleにも理解しやすい形で公表すること」が前提です。
Googleにわかりやすいコンテンツとはどういうコンテンツなのか?
ということが検索エンジン最適化スタートガイドに書いてあるので、まずご覧になることをオススメします。
しかし、このガイドライン書かれていることを全てやれば、検索で上位表示できるか? と言ったら難しいのが現状でしょう。
一部では「Googleにとって都合のいいことしか書いてないから参考にならない! 」なんて人がいるほどです。
といっても、SEOに対するGoogleの基本的な考え方を把握できるのに加え、書いてある施策を行ってマイナスに働くことはないので、少なからず参考にしてコンテンツ制作を進めていくべきでしょう。
常にGoogleは完璧ではない
数年前に比べると、自分が求めている情報へたどり着くまでの手間はかからなくなりました。
「ググる」や「グーグル先生」なんて言葉が頻繁に使わているのも、それ故ですね。
しかし、まだまだGoogleの検索エンジンは完璧とは言えない状況です。
- 最低限のITリテラシーがないと、求めている情報へはたどり着けない
- ガイドラインにも記載されている、「専門科が書いたような、ユーザーにとって有益なオリジナルコンテンツ」を作ったとしても、Googleが理解できない
- 広告ばかりのサイトや、不自然なリンクが多いサイトが検索上位に表示される
以上のようなことを踏まえると「質問者にとって最高の回答者になる」という本来の目的へは、まだまだ遠いのでは?と感じてしまいます。
Googleはなぜアルゴリズムを変更する?
この章の答えは上記で述べたように、Googleのアルゴリズムは常に完璧ではないからです。
「質問者にとって最高の回答者になる」というGoogle社の理想とのギャップを埋めるべく、毎日毎日少しづつ改善を行っています。
また、アルゴリズムの攻略法なんて言われるような、ブラックハットSEOを行ってるサイトへのペナルティーもまだまだ行き届いておらず、検索エンジンに理解しやすい仕様にしただけのサイトが上位表示される事も多々あります。
Googleはユーザーに対して最高な回答者になるべく、「やるべき事は全てやる」という姿勢が、毎日のように行われる修正に繋がっているのです。
まとめ
Googleのアルゴリズムについて解説していきましたが、いかがだったでしょうか?
- Googleが公表している資料があるので、それにそってコンテンツを制作する
- Googleのアルゴリズム変更は、常に完璧を目指し続けてるからおこなわれている
どんなに良いコンテンツを仕上げても、人に見られないことにはないのと同じです。
Googleに評価されないことには、サイトは人の目にはつきません。
コンテンツを作る際は、「Google目線」と「ユーザー目線」この2つの視点を大切に制作に取りかかりましょう。