ワードプレスだけでは、ウェブサイトを開設することはできません。ワードプレスはあくまで、ウェブサイト制作するためのソフトウェアです。
ワードプレスを使用するためには、ウェブサイトを開設する「場所」が必要になります。その場所がサーバーというわけです。
ブログを運営するためには、「レンタルサーバー」を利用する必要があります。
レンタルサーバーとドメインの両方が揃って初めて、作成した自分のサイトをインターネット上に開設することができます。
レンタルサーバーとは、その名の通り「レンタルできるサーバー」のことです。
例えば、TSUTAYA・GEOではDVDやCDをレンタルできます。それらを総称してレンタルDVDとかレンタルCDと言いますよね?それと同じです。サーバーをレンタルしているサービスのこと指します。
CDはレンタルせずに自分で買うことができるのと同じように、サーバーも自分で持つこともできます。
しかし、サーバー本体を購入して、設定して、24時間管理するというのは、専門的な技術が必要となる上に非常に手間やコストがかかるためサーバー管理を専門とした会社に頼んだほうが安くて安全です。(弊社もレンタルサーバーを利用しています)
現在、多数の会社がレンタルサーバーを運営しています。月額数百円程度のリーズナブルなものから、高額なものまで様々です。
なるべくコストを抑えたいという方の気持ちもわかるのですが、利用料金が安いサーバーというのはそれだけスペックが低くなってしまいます。多くのアクセスに耐えきれなくなり、サイトが飛んでしまうなどの可能性も少なくありません。
かと言って、高額なレンタルサーバーを使用すればいいというわけではありません。自分が運営するサイトの規模に不釣り合いなサーバーを選んでも無駄になってしまいます。
サイトの見込んでいるアクセス数や予算、サポートなどその他のオプションサービスなど総合的に見て自分のサイトに見合ったサーバーを選びましょう。
サーバーがあると何ができるの?
レンタルサーバーを契約することによって、サイトをネット上に公開したり、独自のメールアドレスを使うこともできます。
相当なエンジニアで「どうしても自前じゃないと嫌だ!」という人でない限りはレンタルサーバーを使いましょう。
もしあなたが、
- アフィリエイターやブロガーを目指していたり
- 中小企業のコーポレートサイトを作ろうと思っている
ということであればレンタルサーバーで十分です。
FacebookやYoutubeを超えるサービスを作りたいというのであれば話は別ですが、、、
レンタルサーバーとドメインの関係は?
ホームページを作成しネット上に公開するには、サーバーの他に”ドメイン”が必要です。
ドメインとは自分のサイトのURLのことで、いわゆるインターネット上の住所のようなものになります。
よく、ホームページやサーバーを家に例えることがあります。
ホームページをネットに公開するために必要なサーバー・ドメイン・サイトは
- サーバー=土地(容量・サイズなど)
- ドメイン=住所(URL)
- サイト・ブログ=家・建物
に例えることができます。
土地(サーバー)はシェアハウスのような【共有スペースを借りるか】、一軒家を立てるために【自分だけの土地を買うか】を選ぶことができます。
サーバーを一軒家のように個人や小さな企業で準備することはまず無理な話でしょう。先ほど述べたように基本的にはレンタルサーバーと言われるもので十分です。
レンタルサーバー会社でドメインを取得することもできますし、ドメインだけ別の会社で取得することもできます。
初心者のためのレンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーと言っても、色々な会社があるので選ぶのに困ってしまうかもしれません。初心者がレンタルサーバーを選ぶ際に押さえておきたいポイントがいくつかあります。
- サポートがしっかりしているか
- 操作性は良いか
- サーバーの安定度は高いか
- 1つのサーバーでいくつもドメインが追加できる、マルチドメイン機能があるかどうか
- ワードプレスの簡単インストール機能があるか
上記のような点をクリアしているレンタルサーバーを選びましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サーバーというものが、どういったもので、なぜワードプレスに必要かおわかりいただけたはずです。
ワードプレス運営者の中には自宅でウェブサーバーを設定して管理しているという強者もいますが、専門知識やコストがかかるだけでなく、もしトラブルが起きた場合、すべて自分で対処しなければならないというデメリットもあります。
もちろん、ウェブ制作初心者の方がそこまでする必要はありません。無難にレンタルサーバーにしてください。
次は、実際にレンタルサーバーを選んでみましょう。