こんにちは。松田です。
去年、僕はこんな記事を書いていました。
このときは、「すぐには買わず、しばらく様子見する」と言っていましたね。実際に、発売日には書いませんでした。「スーパーマリオオデッセイが発売されたときで良いか・・・」くらいに、思ってたんですね。
でも、なんだかここ最近、「どこ行っても手に入らない!」「メルカリとかで定価の倍で売られてる!」とかかなり盛り上がってます。
僕は夏はドラクエXIをプレイする予定だったので、「SWITCHとかやる時間無いし」とさほど興味無いフリをしていました。
でも、手に入りにくい、みんな買ってる、と言われると欲しくなってしまうのが僕の性です。たまに、家電量販店やジャスコ(死語)などのゲームコーナーに立ち寄ってみたりしました。そしたら・・・
マジでどこにも無い!!!
僕が住んでいる地域は千葉県の田舎なんで、どんなに人気でもゲームソフトや本体が売り切れるなんてことはほとんどありません。
それが、SWITCHだけは5軒くらいまわっても、どこにも無い・・・。物売るっていうレベルじゃねえぞ!
これが先々週、7月中旬のクソ暑い日の出来事です。もちろん、SWITCHを手に入れることはできませんでした。許すまじ任天堂。
そんで先週、僕はここ数年目立ってきたお腹周りを引っ込めるために、休日は1日2時間くらいは歩くようにしてます。で、よく立ち寄るのが先述したジャスコ(死語)。
ジャスコには、ゆったり座れる1人用のソファがあるんでよく休憩に訪れているのですが、ついでにゲームコーナーに立ち寄ってみたんですね。そしたら、「SWITCH本体本日入荷!」のPOPが。
もう、これ運命じゃないですか。それがたとえ、翌日にドラクエXIを買うとしてもです。
猪木もこう言ってるしね。
ということで買ってきました、Nintendo Switch。ちょうど社屋にWiiUもあるんで、そちらと比較しながらレビューしたいと思います。
※もちろん、翌日にはドラクエXIを買いにきました。こちらはジャスコと別の店で、ちょうどその日にSwitch入荷日で、ドラクエとSwitchとスプラトゥーン2でレジ前は行列が。並んでから会計するまで30分かかりました。お店もなんか対策考えろよ・・・
追記:今はAmazonにも在庫があるので良い時代になったものです。
コンパクト!
まず、すんごい小さいです!
一応、テレビにつなぐことを前提としている据置型ゲーム機なので、携帯ゲーム機である3DSやPSVita、スマートフォンと比較すると大きいですが、従来の据置機と比較すれば一目瞭然。
試しにWiiUと比較するとこんな感じです。
WiiUゲームパッドよりも小さい・・・。これが、WiiUよりも高性能ってんだから、技術の進歩ってすごいですよね。
WiiUもプレステ系と比較したら小さい方なんですけど。PS4とか、WiiUの3倍くらいあるからね。初代PS3はさらにデカイし。
重さも297グラムと、WiiUゲームパッドの500グラムと比較しておよそ6割程度の重量で非常に軽いです。ゲームパッドの重さは個人的に気になっていたので、これは嬉しい。
グラフィックは?
WiiU時代は、内部解像度720pを1080pに変換して出力しているソフトが非常に多く、公式では1080pまでに対応していると謳ってはいますが実質720pが主流という感じでした。
なんのこっちゃわからん、という方もいるかもしれませんが、簡単に解説するとこの数字が大きくなればなるほど高精細になるということです。
タロログ社屋にあるDMM 4Kディスプレイの4Kというのもこの数字の表現方法の1つで、実際には2160pと表すことができます。
対してSwitchは、正真正銘の1080pです。WiiUよりも高精細になり、実際にテレビに写してみるとわかります。
と言っても、遠目ではわからないのですが・・・
解像度以外の点では、あまり進化は感じられないです。光源処理など、WiiUの時点で結構頑張っていたので、正直あまり変わった気はしませんでした。
ただ、今回いっしょに購入したソフトが「マリオカート8DX」「ARMS」「スプラトゥーン2」と、あまりグラフィックを売りにしているソフトじゃ無いので、ソフトによってはもっとすごいのかもしれません。
個人的にすごいと思ったポイント
Switchといえば、「携帯できる据置型ゲーム機」という点が最大の売りとして認知されています。任天堂も、このポイントを最大限プッシュしてプロモーション活動を行っていますよね。
もちろん、これもすごい点です。
携帯ゲーム機やスマホゲームは複数人でプレイする場合は人数分の本体が必要ですが、その点Switchはマリオカートなんかは、1台外に持ち出せばどこでも2人プレイができます。
ただ、個人的にもっとすごいと感じたのは、コントローラーであるJoy-Conです。
これを、本体であるディスプレイに取り付けると携帯モードになり、取り外して本体をテレビにつないげば据置型ゲーム機のコントローラーに早変わりします。
この辺は、公式サイトや映像でも見ておけばわかる点なので確認してください。個人的にJoy-Conがすごいと思った2つのポイントを解説します。
Wiiリモコンの正統進化である
任天堂据置ゲーム機としては2代前のWii、リモコンというこれまでになかった操作体系によって、それまでゲームに触れてこなかった層を取り込み記録的な大ヒットとなりました。
SwitchのJoy-Conは、このWiiリモコンのような操作方法も可能です。
今回購入したソフトの1つ「ARMS」は、両手にJoy-Conを握り、画面に向かってパッチを打つように腕を動かすと画面の中のキャラクターが同じように動きます。まさに、Wiiのような体感型ゲームができるわけです。
もちろん、これだけではただのWiiリモコンの焼き直しに過ぎません。
Joy-Conは専用のグリップに装着することで、従来のゲーム機のコントローラーのようにすることもできます。
先ほど解説した通り、Wiiはその操作方法によってゲームをしなかった層を呼び込むことには成功しました。しかしその独特な操作によって逆に、ゲームよくプレイする層からはあまり受け入れてもらえなかった節があります。
Joy-Conを通常のコントローラーのようにすると、案外握り心地がいいです。個人的に、今まででベストなコントローラーだと思っているPS4のコントローラーに近い握り心地です。グリップ部分の形状がよく似ているので、パクリ・・・もといよく研究したんだなぁと感心しました。
つまり、Wiiリモコンの良かった点をしっかりと受け継ぎながら、弱点とされた部分をしっかり補った、まさに正統進化ということです。
WiiUは、本体にリモコンが標準で付属しないせいか、あまりリモコンを活用したソフトが発売されなかったんですよね。Wiiの後継機として発売しがら、Wiiの良かった点をちゃんと受け継げなかったのはWiiUの失敗した原因の1つだと今なら思います。
一対のJoy-Conで2人分になる
通常、左右用の2本を1組として使うJoy-Conですが、片方を1人分として使用することができます。右用・左用と細かい形状の区別はありますが、配置されているボタンはほぼ点対称となっていて、横に持つことで左右どちらでも同様の操作が可能です。
つまり、通常1組で使用するJoy-Conを、2人で分け合うことで2人分のコントローラーになるんです!
普通、友達やら兄弟やら複数人でゲームをプレイするとき、コントローラーは人数分必要になりますよね。
ゲーム機に付属しているコントローラーは通常1つ、追加で購入するにも値段は数千円と安くはありません。
同じゲーム機を持っている友達であれば、コントローラーだけ持参してもらうなんてこともあったと思います。
でもその点、SwitchのJoy-Conは、本体を1台購入した時点で2人分のコントローラーも付属してくるんです。買ったら、すぐに2人プレイができます!Joy-Conをもう一つ購入すると、4人で遊ぶことも可能です!
任天堂のゲームって、マリオカートやスマブラなど複数人でワイワイ楽しめるのが多いので、これは地味に嬉しいポイントです。
ダメだった点
実際に触ってみて、ちょっと不満に感じた部分もあるので、そこの解説も。
Joy-Con接続部分がこわい
本体にJoy-Conをつなぐとロックがかかる仕組みになっているのですが、ロックをしても割とガタつきます。経年劣化でロックされなさそうな気もしないでもないです。
ロックを外すときが思いの外硬くて、若干無理やり引き抜いているような感触もあるので、ロック部分の摩耗がこわいですね。
あと、接続が本体の上側からスライドしてはめるので、万が一ロックパーツが破損したり、ロックが甘かったりすると、本体が滑り落ちる可能性も考えられます。本体の強度はわかりませんが、コンクリートにでも落としたら無事じゃ済まなそうです・・・。
昔の任天堂ゲーム機であれば、その頑丈さが有名で信頼におけるものでした。ゲームボーイとか、爆撃食らっても電源入るからね。
ただ、3DSのLRボタンがすぐに反応しなくなってから、個人的に任天堂に対する信頼度がガタ落ちしちゃってるんですよね。
僕のはまだ大丈夫ですが、本体が熱を持って曲がってしまう、といった報告もツイッターなどで散見されてるし。
最近は、修理に出してもサポート対象外と言われたり、修理箇所とは別の箇所が問題発生していたり、顧客対応も以前と比べて雑になってきてるので心配です。
十字キーが無くなった
一応、周辺機器のProコントローラーには十字キーが採用されています。
しかしJoy-Conは、左右に分けて横型に持ち替えたときのボタン配置が理由なのか、十字キーが採用されませんでした。
本来、十字キーって任天堂の象徴なんです。
初めて登場したのは、僕が生まれるはるか前、まだファミリーコンピュータ(通称ファミコン)も発売されていなかった頃。
当時、子供達の間で流行していたのが、任天堂の携帯ゲーム機「ゲーム&ウォッチ」でした。
今と違ってソフトを変えることはできず、ソフトのデータがあらかじめ本体に記録されているゲーム機なのですが、そのシリーズの中の1つ「ドンキーコング」が十字キー採用第1号だったのです。
この十字キーが生まれた経緯。
もともと、キャラクターの操作などを行うボタンは4つに分かれていました。ただ、携帯ゲームのボタンは非常に小さく、手元を見ないとどれを押しているかわかりづらいという難点があったのです。
これをなんとか解決しようと、スティック状にしてみたりしました。しかし、ゲーム&ウォッチ版「ドンキーコング」は今のDSシリーズのような折りたたみ式。スティックのように出っ張っていると、本体が折りたためなません。
そこで思いついたのが、4つのボタンをつなげるという案。これによって、ボタンに乗せてる指を傾けたり、スライドさせることで、どの方向に押しているのか直感的にわかりやすく、またコンパクトになったのです。
これの発案者が、伝説のゲームクリエイター・横井軍平氏。
彼の独自の哲学である、「枯れた技術の水平思考」は、現在の任天堂にも強く受け継がれている部分です。詳しく書くとめっちゃ長くなるんで、気になる人は調べてね!
その後、十字キーは形を変えながら、他社のゲーム機にはもちろん、携帯電話にも採用されるに至ります。最近はスマートフォンが普及したので、あまり見かけることが無くなったしまったのが悲しい・・・。
このように十字キーというのは、任天堂のアイデンティティーの1つだったんですよね。
もちろん、今までの任天堂ゲーム機全てに採用されていました。そのDNAがついえてしまったのは、ちょっとだけ悲しいですね・・・。
意外に楽しい!
しばらくドラクエを遊ぶ予定だったので「あまりSwitchを触る時間は無いだろうなぁ」なんて思っていましたが、意外や意外、結構ハマっています笑
「マリオカート」はWiiU版を経験しているのでそこまでのめり込んでいませんが、「ARMS」「スプラトゥーン2」は着実にドラクエをプレイする時間を奪っています。
「ARMS」は腕を動かすゲームなんで、プレイした翌日は筋肉痛なんてことも。最近は、腕立て伏せしても筋肉痛にならなくなってきたんですけどね。「ARMS」恐るべし!
「スプラトゥーン2」は正直、最初の頃は面白さがわかりませんでしたが、ネットにつないだ途端一変。めっちゃ面白い!
「スプラトゥーン」って敵を倒すのが主な目的じゃないから、倒されてもムキにならないんですね。負けても全然気にならない!塗るのめっちゃ楽しいです!ただ自宅の回線が激遅ADSLなんで、ネット対戦は非常に不安定ですが・・・。
以前に興味があると言った「ゼル伝」は今回購入しませんでしたが、流行り廃りがあるゲームじゃないので、時間ができたらゆっくりやりたいと思います。まずは、ドラクエをクリアしなければ。
今のところ、WiiやWiiUよりも満足度が高いです。本命の「ゼル伝」「マリオオデッセイ」をプレイしていないので、まだまだ期待もできます。買ってよかった!!
ゲーム好きなら、買って損はしないと思います!特定のハードの信者とかじゃなければ。
課金化になったのは、どう思いますか?
私は、最初から課金の告知があれば
買わなかったわ!ずるいは❗️❗️です。
3DSの時は無料だったし、もっと前からPSは有料化してたよ。
しかもPSより安い毎月300円なんだから、まだマシじゃない?
その分サーバーも強くなってると思うし。