Hey!マイネームイズタロー!
I’m ダイエットナウ!イエス!!
突然ですが、、、
Cal(カロリー)って何か知ってる?
「しらな〜〜い(ぽてちむしゃむしゃー、スマホ油でべっとべと〜)」というダイエットI.Q120kgの皆さんには是非!この記事をしっかり読み進めて欲しい!
読むだけでダイエットI.Qが60kgになって、なんかわからんが痩せた気分になること必須である。
よく成分配合表にカロリーやら炭水化物やら糖質やら資質やら食塩やら書かれているが、その『カロリーってどうやって調べてる?』と言う話だ。
もちろんこれは消費者レベルであれば「あーこの商品は100カロリーなんだーカロリー少なーい!」という認識でいいのだが本気でダイエットする場合はこのカロリーの正体について一度考える必要がある。あると僕は思う。
結構面白い話だと思うのでダイエットに興味がなくても読んでもらえたら嬉しい。
ではさっそくカロリーの正体について説明していこう。
※今回はわかりやすく書いたため一部極端な表現もあります。厳密に見ると間違っている(それだけじゃない)部分もありますが、大筋は正しい内容になります。
カロリーとは?その正体について
ずばり、カロリーとは、、、
熱エネルギーの単位である。
具体的に1カロリーとは1ccの水の温度を1度上げる事ができるエネルギー。
大体の場合は1キロカロリーと書かれているけど、1キロと言うのは1,000の単位なので1カロリーの1,000倍を示す。
「うそ!?熱エネルギーなの??」とおもう人はこの画像を見てほしい。
これは僕が持っているカセットコンロなのだが、
「2,700Kcal/h = 1時間で2,700キロカロリーのエネルギーが出せるよー」
と書いてある。なぜこんな事が書いてあるかと言うと、この商品はカセットコンロだから「どれくらいの熱エネルギーを出す事ができるか」を書いているわけだ。
つまり、このコンロは1時間で2700リットルの水の温度を1度上げる事ができる計算になる。(じっさいは熱伝導や放出熱、機体の個体差などがあるのでそこまでは出せないだろうが)
というわけで、これでカロリーの正体は熱エネルギーであることが理解してもらえたと思う。
僕たちは熱エネルギーを摂取して太っているのだが、なぜこのエネルギーが脂肪になるのかと言うと、
脂肪という形でしか体内にエネルギーを貯蓄できないからだ。
簡単にいうとムッキムキな人は脂肪が少なく体内にエネルギーが少ないし、ムッチムチな人は脂肪が多いので体内にエネルギーが多いし、くそデブはデブ界のビルゲイツ(富豪)ということ。
厳密には脂肪以外でも多少のエネルギーは蓄えられるが、
実際に減量をストイックにしすぎたボディビルダーが死んでしまう事もある。
伝説のボディビルダー「マッスル北村」
ダイエットと筋肉を語るにおいて必ず紹介しないといけないのが、業界の中でも熱烈なファンを持つ
伝説のボディビルダー「マッスル北村氏」だ。
彼のエピソードは語りきれないのだが軽く紹介すると、、、
家族と一緒にとる「普通の食事」以外に、卵を20-30個、牛乳を2-3リットル、さらに鯖の缶詰を3缶、加えてプロテインの粉末300gを毎日摂取した
2浪の末東大に合格するも、ボディビルに専念するため東大を中退
大会前の2日で85kgから98kgへ増量、そこから減量のため100kmマラソン、気絶することなく計120kmを走り抜き、1日で14kgの減量に成功
そんな筋肉のために生きた男マッスル北村は39歳の若さでこの世をさってしまった。
ちなみに、先ほど紹介した写真は北村氏が亡くなる直前の写真である。
そしてこの時の死因は、、、餓死。
もう一度写真を見てみよう。
この体型でありながら餓死である。
おそらく大半の人が「え?全然ガリガリじゃないじゃん、、、なんで、、、?」そう思うだろう。
この時の北村氏の体脂肪は限りなく0に近かった。いくら筋肉があっても脂肪がなければ体内のエネルギーは0(に近い)なのだ。
さらに、悲しいことにこれだけ見事な筋肉があると基礎代謝も高く1日に必要なエネルギーも多い。それにもかかわらず激しい減量を行なったため体内のエネルギーが枯渇し餓死という結果に至った。
ちなみに減量中の北村氏の食事はこちらから見る事ができる。
マジでやばい。。。(褒めてる)
卵の白身だけを10個分飲んでたりする。
さて、カロリーの説明が終わったところで、続いてカロリーの計測方法に移っていく。
難しい話だったかもしれないが大丈夫。この時点でダイエットI.Qは80まできている。
ダイエットの効果はすでにもう出てきているから安心してくれ。
なんだったら今鏡の前まで走ってくるといい!
きっとちょっと痩せてるはずだ。
カロリーの計測方法
カロリー=熱エネルギーという事はわかったが、すると今度は、「どうやって食事を熱エネルギーに変換し測定しているのだろう?」という疑問が浮かび上がる。
測定方法自体はとても難しい話なのだが、その原理自体はとても単純だ。
その食べ物が実際にどれだけ燃えて、熱エネルギーを放出したか?を実際に測っているのだ。
どうしても詳しく知りたい人はこちら見ればその測定方法がわかるかもしれない。(23,500文字を超える長編の論文なのであまりオススメしないが)
燃焼式カロリーメーターによる食物繊維含有食品の 物理的燃焼エネルギーの測定
これはマジで難しいから読まなくていい。
まとめると
実際に乾燥させた食べ物を燃やしてみてその熱エネルギーを計測しているのだ。
だからこそ
油物は甘い砂糖よりカロリーが高いし、
霜降りの肉は赤身の肉よりカロリーが高い。
もっというと、飲み物は乾燥させる段階で水分が無くなるので燃焼させるためのエネルギーが少なくなる。
だからこそ
一般的な飲み物のカロリーは低いし、
ホイップクリーム(油分が多い)たくさんのスタバのフラペチーノはカロリーが高い
まああと単純に砂糖自体のカロリーもそんな低くないしね。
ちなみに酒のカロリーが高い理由も同じ理由で説明できる
アルコールは?そう、燃焼しやすいよね。だからカロリーが高いわけ!
補足説明 採ったカロリーは全て体内に吸収されるの?
カロリーの概念をおおまかに理解してきたところでもう一点だけ抑えないといけない事がある。
それは「摂取したカロリーは全て体内に吸収されるの?」という事である。
答えはNO。
全ては体内に吸収されない。
なぜならうんこもおしっこもカロリーを持っているからである。
おしっこだとわかりにくいので全てうんこで話していくが、
その理由はいくつか存在していて、
例えば、うんこにも吸収されずそのまま出てくる食材があるのは経験がある(?)かもしれない。もちろんそういった食材は体内に吸収されていない。また、食材としては消化されても栄養成分は吸収されないこともある。
そして、そのほかにもうんこおしっこにも目に見える、体感できる!カロリーが存在している。
これは男性だけかもしれないが冬場におしっこをしておしっこから湯気が出ているのを見た事はないだろうか?
女性の場合は排泄が終わった後にブルっと寒くなる感じでもよい。
それこそがカロリーなのである。
前述したように熱エネルギー=カロリーなのであるから、おしっこうんこに含まれる熱も体内に存在したカロリーなのである。
おしっこの回数が多い人はちょっとだけだが、1日の消費カロリーが多い計算になる。
だから水はたくさん飲むに越した事がないんだぜ!!
このままサクッと「体内のエネルギー(脂肪)を燃焼させる方法」について説明するが、それは、、、「運動」である。
「運動したら痩せるのはあたりまえだろwww」と思うかもしれないが?
逆に聞きたい
なんで?
なんで運動したら痩せるの???
「なんとなく」とか「そういうもん」以外で返答ができる人は少ないはずだ。
だが、僕は説明できる。
人が使う事ができるエネルギーというのは
【熱エネルギー】か【運動エネルギー】この2つしかなく、
運動するという事は運動エネルギーを使うという事であり、エネルギー=カロリーを消費するからである。
だから人は運動で痩せるのだ。
ちなみに、熱エネルギーの消費量をあげる方法のことを「基礎代謝を上げる」と表現する。
だからこそ、冷え性を治したり、岩盤浴に行って体をぽかぽかにしておけみたいなことを言ったりするわけだ。
まとめ カロリーとは熱エネルギー 人間がエネルギーを使う方法は2種類
巷では糖質制限だとか飲むだけで痩せるだとか、0カロリーだとか色々あるがあれに関しては体質改善とか、体に吸収されない栄養素というものもあるが、
ダイエットにおける基本原則は今日説明した「エネルギー=カロリー」ということ。
結局は痩せたいなら摂取するカロリーを抑えて、運動をする・汗をかく(代謝を上げる)しかない。
これでダイエットI.Qは60になったはず。
え?やせてないって?
外でも走ってこい!