RAMは「Random Access Memory」の略語で、パソコンで何かを処理したり、データーを表示する際に使用される「メインメモリ」を意味します。いわゆるCPUで最も大切な主記憶装置で、コンピューター内の作業領域を表す言葉です。頻繁に「机の広さ」に置き換えて表現することが多いですが、作業の内容によって一定以上のRAMが推奨されています。
ここで気になるのがノート型パソコンを購入する時、RAMの基準に最も着目すべきかどうかです。例えばですが、オンラインゲームやオンラインカジノをプレイする際は、何かと作業領域も増えてきます。
今回は、ノート型パソコンを購入する時にRAMの基準を最重要視すべきなのか?について解説していきます。
RAMの基準を最重要視するかどうかは「用途」による
世間一般的に見て、普通のノート型パソコンが搭載するRAMの広さは4GBから16GBとなっています。これは、ご家庭でメールをチェックをしたり、簡単な作業をする方にピッタリな広さで、いわゆるパソコンのヘビーユーザーでなければ、ほぼ問題なく使用えきます。
一方で、ノート型パソコンをビジネスや業務中心に使用する場合は、さらに大きなRAMが必要になってきます。おおむね、一日8時間を超えて仕事で使う場合は、32GB以上のRAMを選んだほうが賢明でしょう。実際、ビジネスユースのノート型パソコンはほとんどが32GB以上を搭載しています。
さらに、ゲーム用のノート型パソコンになると話は変わってきます。現代ではオンラインゲームが盛んで、没入感のあるゲームが大人気ですが、作業量を考えると相当量のRAM領域が求められます。近年では、ゲームプレイの需要も高まっており、新作のゲーム用PCも続々と誕生しています。チームを組んでバトルを繰り広げたり、アバターの作成やアイテムの確保など、作業的にも量が増えてきます。そうなると、やはりノート型パソコンでもデスクトップでもRAMの基準は最重要視すべき項目となってくるでしょう。
参考程度にお話しますと、スマホのRAMは1GBから4GBとなっています。現代ではスマホで遊べるモバイルゲームが大人気ですが、それでも通常のパソコンレベルのRAMを搭載しているとは、ちょっと驚いてしまいます。
RAM以外にチェックしたい項目は?
ノート型パソコンを購入する際、RAM以外に確認しておきたい項目はいくつかありますのでご紹介します。
まず、Read Only Memoryを意味する「ROM」です。パソコンのボックスにRAMと並んで表示されており(例:8GB/124GB)、書き込み不可の読み出し可能なメモリーを意味しています。ちょっとわかりにくいですが、ゲームソフトや音楽CD、ビデオDVDなどがROMに該当する部分で、RAMと合わせてチェックしたいスペック項目です。
次にスクリーンの幅です。これはインチで表示されており、簡単に言えば、ノート型パソコンの大きさを示すものです。使用目的や環境にもよりますが、持ち運びが多い方は小型タイプがおすすめです。一般的には15インチがスタンダード、17インチは大き目なのでご自宅用に最適です。
また、カメラの画質にも着目しましょう。最近はリモートワークが増えて、ビデオ通話をする機会も増えてきました。そのため、インカメラ、アウトカメラ両方の画質も重要です。ビジネス会議やフォーマルな場面では、カメラの画質も良好のほうが印象も優れます。多くは約1000万画質以上ですが、あくまでクオリティにこだわる方はそれ以上を探しましょう。
バッテリー容量も重要ポイントです。チャージなしでもしっかりと作動してくれるノート型パソコンは、やはり安心ですよね。一般的には内部電池が3000mah程度となりますが、ぜひこちらも比較してみて下さい。
その他、LTE(通信速度)、Wifiの種類、実際の重量なども確認してみましょう。ノート型パソコンですから、気軽に持ち運びができて、使い勝手がよいものが一番です。
最近では、伝統ある海外のベッティングサイトで遊べたり、躍動感あふれるeスポーツが楽しめたりと、仕事以外でもプライべートでノート型パソコンの需要が増えてきました。RAMの基準はノート型パソコンを購入する際の最重要項目の一つです。ぜひ、自分の用途に最適なRAMを搭載したものを選ぶようにしましょう。