先日、無料で利用できるワードプレス用テーマを紹介しました。
この記事を公開したところ、
「おすすめの有料テーマも紹介してほしい」
とのお問い合わせを頂いたので、今回は有料テーマもご紹介したいと思います。
紹介するのは、どれも実際にタロログに採用していたテーマとタロログが運営しているサイトで利用経験のあるテーマです。
タロログのテーマ遍歴は以下のようになっています。
- Sahifa
- STINGER(無料)
- Safifa
- アルバトロス
- ストーク
「Sahifa」はすべて英語で書かれているテーマで設定が複雑なので、今回は「Sahifa」と無料テーマの「STINGER」を除いた2つと、弊社で運営している他のサイトで採用している「ハミングバード」の3点のご紹介です。
また、このほかにも優れた有料テーマがあります。そちらも合わせてご覧ください。
実際に使用していたときのサイト画面と共にご覧ください。また、各公式から公開されているデモサイトもご覧いただけます。
有料テーマを使用するメリット
タロログもそうですがワードプレス製サイトの中には、無料テーマではなく有料テーマを使用しているサイトも少なくありません。
有料で提供されているテーマは、価格が7,000円前後から数万円程度とお高めにも関わらずです。では、なぜ敢えて有料テーマを使用するのか?
無料テーマの記事で紹介したテーマもかなり高機能でした。しかし、そのまま使用するには足りない機能も多く、プラグインやCSS・PHP編集などを施すことが多いです。
プラグインも細かい設定が必要だったり、CSS・PHPの編集は専門知識がなければなかなか手が出ません。検索エンジンで調べれば使用できなくもないですが、手間がかかってしまうというデメリットもあります。
その点、有料テーマであればデフォルトの状態であらゆる機能が備わっており、導入した瞬間から記事の投稿に取り掛かることも可能です。
価格の高さから一見初心者向けではなさそうに見えますが、実はその逆、初心者こそ有料テーマの恩恵を受けやすいと言っても過言ではありません。
ワードプレスを始めるとなれば、サーバーや独自ドメインにもお金を払っているはずなので、さらに有料テーマの料金を上乗せするとなると大変なことは否めません。
ですので無理に有料テーマを使用することはないですが、もし懐に余裕があれば検討してみるのも良いでしょう。
アルバトロス(ALBATROS)
「Sahifa」から「STINGER」に変えてその次に採用したのが、OPEN CAGE(株式会社bridge)が制作した「アルバトロス(ALBATOROS)」でした。
当時のタロログはこんな感じです。
こちらも長いこと使用していました。多機能で、
- ショートコードが豊富
(ブログカード、2カラム(列)・3カラム表示、補足説明、ボタンなど) - SNSボタンを標準装備
- スライドショー
など、プラグインを使用しなくてもテーマを導入するだけで高度なブログを作ることができます。
価格は、7,980円(税込)です。
ストーク(STORK)
ハミングバードとアルバトロスを生み出したOPEN CAGEと、ブログマーケッター松原潤一さんが共同で開発したテーマです。
ブログマーケティングの専門家である松原さんの意見がふんだんに取り入れられている、ブロガーのブロガーによるブロガーのためのワードプレステーマとなっています。
スマートフォンでの表示を非常に重要視していて、見た目だけでなく機能面においてもとても優れたテーマです。
実は、今のタロログもこのストークを利用しています。トップページのスライドショーも、ストークの機能で作成しました。
実際に動いている様子がこちらです。
通常、このような一風変わった機能はプラグインが必要ですが、ストークであれば管理画面で設定するだけで表示できるようになっています。もちろん、スマートフォンからもスライドショーを見ることができます。
価格は、10,080円(税込)です。
ハミングバード(Hummingbird)
こちらは、タロログで運営している2つの情報サイトで導入しているテーマです。アルバトロス、ストークと同様にOPEN CEGE制作の有料テーマです。
例えば転職情報サイトのジョブエモんでは、ハミングバードをもとに独自のカスタマイズを施して使用しています。
ハミングバードの大きな特徴は、ズバリアニメーションです。百聞は一見に如かず、とりあえず実際に動いている様子をご覧ください。
タイトルや画像、SNSシェアボタンが上から下に流れていきましたよね。OPEN CAGE製の他のテーマに見られない、ハミングバード独自の機能です。
もちろん、アルバトロスやストークに備わっているような機能もしっかり備わっているので、見た目だけじゃない高機能テーマとなっています。
価格は、7,980円(税込)です。
賢威
「ウェブライダー」という会社をご存知でしょうか?
SEOなどのWebマーケティング全般を行っている会社なのですが、まるでハードボイルド小説のようでありながらウェブマーケティングを学ぶことができる「沈黙のWebマーケティングシリーズ」や、「恋するSEO」などの楽曲制作も展開するなど一風変わったことも行っています。
そのウェブライダーが持てるすべてのSEO知識&技術を結集して作り上げたのが、この「賢威」です。
2007年の登場以降、法人を含めた利用者が15,000以上にものぼる人気テーマの1つです。
SEOのプロ集団によって作られているのでSEOに強いのはもちろん、さらに自由度の高い拡張用のテンプレートも無料で追加できる特典もあります。
24,800円と有料テーマの中でもさらに高めの値段設定ですが、その分優良なテーマとなっており、内部&外部両方のSEOについて書かれたPDFファイルも付属しています。
本気でSEOで上を目指したい方におすすめのテーマです。
Grazioso
こちらもアニメーションが目を引きながらも、1カラムの非常にシンプルなテーマです。
デモサイトでもご覧いただけますが、まるでアニメ「ルパン三世」のサブタイトルのようにテキストを1文字ずつ表示させる機能など、一風変わった機能を備えています。
その他にも、「FontAwesome」という様々アイコンをあつかっているサイトのアイコンを、ショートコードだけで表示させることも可能です。FontAwesomeには、400種類以上のアイコンがあるので色々な場面で使用することができます。
もちろん、スマートフォンの表示にも柔軟に対応できるレスポンシブWebデザインです。
AFFINGER
人気無料テーマ「STINGER」のENJIさん制作の、アフィリエイトに特化したテーマです。
SEOに強くアクセスが集めやすい点や、カスタマイズの自由度の高さなどSTINGERと同様のメリットがあります。
このほかにAFFINGER独自のポイントとして、
- ランキング作成
- 別冊の「稼ぐサイトの設計図」付属
なども魅力です。
外部サービスをおすすめする形式のアフィリエイトサイトでは、複数のサイトをランキング形式に紹介する手法もよく使われるのでアフィリエイターには嬉しい機能ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
無料テーマとは一味違うということがおわかりいただけたと思います。
最終的にお金の問題になってしまいますが、サイト制作費に余裕がある方や、テーマ代くらいアフィリエイト収入などで取り戻すというような方にはおすすめです。