こんにちは。松田です。
先日お伝えした通り、弊社のMr.パリピーこと高橋くんが退社いたしました。
※バーベキューは終了しました。まあ僕は、高橋くんは枠にとらわれない、会社という組織に属して一生を終えるような人間では無い、と感じていたのでそこまで驚くことはありませんでした。
しかし、社長はというと・・・
高橋くんが会社やめるの辛すぎ・・・
泣いた( ; ; )
と、相当ショックだったようです。
高橋くんは弊社社員の中でも非常に優秀で、転職情報サイト「ジョブエモん」の運営を担当したり、各ASP担当者の方との打ち合わせをこなし新しいアフィリエイト案件をもらってきたりと、タロログの柱として活躍していました。
その高橋くんが抜けるとなれば、会社としては非常に大ダメージです。もちろん、一人の友人として別れは悲しい・・・。
みんなに嫌な思いをさせないように色々やってきたつもりだったけど、結局無意味だったのか・・・
不甲斐ない・・・チクショウ・・・うぅ・・・
と、こんな感じでまるですごい惚れていた彼女に振られたかのようになってしまいました。
一応、高橋くんに退職理由を聞いてみたところ、
実は、学生の頃からタイに憧れてたんですよね〜
なんでタイに移住しようと思いまして笑
と言っていました。見た目タイ人っぽいからちょうど良いかもね〜、なんて僕は思っていましたが、社長はどうやら疑っているらしく、
会社に何か不満があったんだ・・・
頼むマツ・・・なんとかして、真意を聞き出してくれ・・・
という有様です。
仕方ないな〜と思いつつ、僕が聞いたところで答えてくれそうにないので、今回は電話占いに頼ってみることに。
たっかはっしく〜ん♪
なんですか?
実はさ、電話占いの記事をこれから展開しようと思ってて。
一回、誰かにお試しさせたいんだけど・・・
その役目を僕に、ってことですか?
まあ、良いですけど
さすが高橋くん、サンクス!
相談内容はこっちで指定するからね〜
何について聞けば良いんですか?
仕事の悩みさ〜
別に悩んでないですけどね
わかりました。やってみます。
ということで電話占いで、高橋くんの本当の退職理由を探ることになりました。
いざ電話占い開始
プルルルッガチャッ
もしもし、こんにちは
〇〇です。よろしくお願いいたします
こんにちは
よろしくお願いします
よろしくお願いします
なんとお呼びしたらよろしいですか?
じゃあ、ケニーで
フフフ、外国人みたいですね
あっ、海外に憧れてるんです!
それで笑。では、ケニーさん
本日はどういったことを知りたいのでしょうか?
え〜と、仕事のことでちょっと・・・
お仕事の悩みですね
退職しようかどうか悩んでいるんです
なるほど
今の職場も悪くは無いんですけど・・・
辞めて良いものかどうか・・・
人生の大きな転換点ですものね
わかりました。見てみましょう
お願いします
20秒ほど沈黙
一応お聞きしますが、退職したい理由は何でしょうか?
さっきも話したんですけど、昔から外国に憧れてまして
実は、移住しようかと思ってるんです
はい
あと、サッカー日本代表の本田圭佑っているじゃないですか。
その本田が、「日本人は環境に甘えてるから、海外に出ろ」ってテレビで言っていて。
それに、すごく感銘を受けたんです
はい、、、(?)
このままじゃダメだな、と思って。
昔から行きたかったタイに行こうかと
なるほど
最終的にはタイに永住したいんです
ビザは色々と難しそうなんで、タイの女性と結婚して永住権が欲しいですね
・・・うん
タイへの憧れから、退職したいと・・・
そうです
どうですかね?
・・・退職したい理由は、本当にそれだけですか?
本当は、他にもありませんか?
えっ、どういうことですか?
私にはですね、お二人の方が見えるんですよね
同じ会社の方でしょうか・・・
・・・・・
・・・・・・・
少しふくよかな男性と・・・
もう一人はほっそりとした男性ですね
あ〜、社長と上司ですね。たぶん
間違ってたらゴメンなさい
そのお二人に対して、ケニーさんがですね・・・
はい
不満というか・・・
あまり良くない感情を抱いているように見えたんですね
・・・
どうですか?
何か心当たりはありませんか?
・・・
間違っていたら、言っていただいて大丈夫ですよ
・・・実は
ええ
その二人というのが、本当にひどいんです・・・
はい
社長の方はいつも「モテたい」「どうしたらモテる?」ということを聞いてくるんです。
性欲強めですね。
社長だからモテるのかもしれないですね
すみません、女性の方にこんな話を・・・。
ただ、、、
ただ、、、?
引くほどモテてませんでした。
でも、カーテン変えたり、テレビ買ったり、ダーツ買ったりする度に、「どう? モテる?」と目を輝かせて聞いてくるのですが、金を使ってもモテていなそうでしたね。
そんなにモテないんですね。
僕がちょっとモテエピソードをした時は、
「ボーナスを返せ。お前はヤギログに行け」とガチギレしていました。
僻みがすごい
あと、もう一人の方が・・・ヤバいヤツなんです
ヤバい、というと?
なんか、学生の頃に人を殴ったことがある、とか言い出して。
全然ヤンキーとかそういう感じじゃ無いんですよ。
むしろ、根暗でいじめられてそうな感じで
はい
この人、喧嘩とか絶対したこと無いだろ、って思ってたら、
「目の前の人をさ、殴ったらどうなんだろ、って思ったこと無い?」とか聞いてきて
・・・普通は無いですね
そうですよね!僕も、いや無いですよ!って返したら、
「そう?俺はそう思ったら、殴っちゃってたよね。そんで、めちゃくちゃキレられた(笑)」って。
頭おかしくないですか!?
そうですね。少し引きます
この人、触れちゃいけないタイプの人だ、って。
今後、何されるかわからないぞ、って思っちゃったんですよ。
会社だと大きい机を挟んで、目の前で仕事してるし
それで、その方から離れるために退職しようと。
そうですね・・・
普段の言動とかもおかしくて・・・
それは、大変でしたね
はい、もう軽くノイローゼ気味で・・・
えっ!?僕らが原因!!?
そんな・・・
まじか・・・
だいたいわかりました
今まで、よく頑張りましたね
・・・はい
でも、そのお二人も悪いとこばかりではないと思います。
どうですか?
・・・そうかもしれないです
一つ一つ、思い出してみましょう
・・・わかりました
まずは、社長さんはどうですか?
そうですね・・・
あっ、そういえば僕、一回だけ遅刻しちゃったことがあって・・・
まあ、理由を聞かれたんで正直に・・・
答えたんですね
はい。
彼女とラブホ行ってました、って
・・・はい?
そうですよね。普通、「はぁっ!?」ってなりますよね・・・
それを許すどころか、うちの社長はむしろ褒めてくれて。
「やるやん!」って
まあ、それは寛大ですね
そうなんですよね。
あと、社長っていうこともあるのかもしれないですけど、
いろいろなことに対して深掘りするんです
はい
何に足しても興味を持って、
もちろん仕事以外のことでも。
探究心がすごいんですよ
ええ
僕も、これからいろいろなことにチャレンジしたい、と思っているのもあって、
尊敬できるんですよね。
社長のそういうところ
良いことですね
もう一人の上司の方は、
なんというか我が強いんですけど・・・
我が強い・・・はい
これからの時代、そういうのが大事になってくる気がしてて。
好きなことを好きなように、好きな人と好きな場所で、みたいな。
もちろん、周りに迷惑をかけないようにですけど
そうなれたら、素晴らしいですよね
その上司ってのが、割と言いたいことははっきり言うし、
自分が嫌なことは、はっきり断るんですね
自分がはっきりされているんですね
そうなんです。
たまに、トラブルの元になったりもしますけど・・・
あと、優しいところもあって・・・
どんなところですか?
たまに、お菓子の差し入れを買ってきてくれるんですよ。
僕が甘いのが好きなんで、割と甘めなやつを
気が効く方なんですね
しかも、その人自身は甘いの苦手なんですよ
それなのに、僕が甘いのが好きだからって
それは、お優しい
あと、なんやかんやで会社は楽しかったです。
夏はアイス食べ放題だし、筋トレグッズが支給されたり、
プロテインが飲み放題だったり、福利厚生?はすごかったですね
楽しそうな会社ですね笑
業務もいろいろやらせてもらえて。
今後につながるようなことも、いっぱい学ぶことができました
それは、それは
今の僕があるのも、この会社のおかげかもしれないです。
感謝はしているんですね
はい
わかりました。
ケニーさんにとって、今の会社はいろいろあるけど良い会社だったと。
そのうえで、今後の可能性を考えて退職したいと
そんな感じですね
大丈夫だと思いますよ。退職しても
本当ですか?
今の会社も良いけど、ケニーさん自身はもっと違う世界に飛び出したいと思っている。
しかも、そのお二人を見てなおその気持ちが深まってる・・・
はい
きっと、お二人もわかってくれるはずです。
ケニーさんの気持ち、意思が
そうですかね・・・
はい、大丈夫ですよ!
自信持ってください!
・・・わかりました。
なんか、心につっかえてたものが取れたような気がします
それは良かったです♪
ありがとうございました
失礼します
はい。失礼いたします
占いを終えて
いろいろ聞き出してみて、「そうだったのか・・・」という気持ちで一杯一杯な社長と僕。
もう、ここに高橋くんはいません。
もっと、彼のことを考えてあげれば良かった、今更悔やんでも遅いですよね。
でも、最後に見た彼の姿は、とても晴れやかで、なんだかこちらも不思議と寂しい、悲しいといった感情は少しだけ薄れました。
もう、引き止めはしない。タロログという会社の枠、日本という枠、全てを飛び越えてビッグになって欲しい。
Good Bye 高橋.
Forever 高橋.
おわり