みなさんは虫歯になったことありますか?
僕は恥ずかしいことに虫歯になること(治療済み)が非常に多いのです。※今回はわかりやすく治療が済んだ歯も虫歯と説明します。
24本中10本が治療歯という、私は80歳になった時に俺の歯は一体どうなってしまうんだ という感じです。
「いや、虫歯多すぎワロタwww」
「お前キモすぎwww」
という声が聞こえてくるのですが、返す言葉もありません。キモすぎです。
相当なコンプレックスです。
気をつけても気をつけても虫歯になるので、2年前にそのコンプレックスが爆発して、口腔ケアグッズを買い漁るにようになり、知識がついて、ようやく虫歯にならなくなりました。
すでに、虫歯・銀歯・歯抜け・治療歯が多い方は本当に気をつけてください。
っていうのもみなさんに考えて欲しいんですが、怪我とか病気って基本的に治っていくじゃないですか?
でも歯って治らないんですよね。虫歯は削り取るしかない。削り取って、削り取った分を足すしかないんですね。
にもかかわらず歯の優先度って指の次ぐらいに大切だと思うんです。
だから本当に大事だし、失ってからは取り戻せない。
虫歯っていうのは、風邪とか中耳炎のレベルとは比べ物にならないほど大病だと認識して、
これからは虫歯にならないようしっかり口腔ケアを行いましょう。
あなたが虫歯になりやすいかどうか
なぜ僕が虫歯が多いかっていうと、甘いものが好きとか子供の頃、歯を磨くのを徹底していなかったということももちろんあるのですが、歯をしっかり磨くようにしてからも定期的に虫歯になっていました。
しかし、稀に”あまり歯を磨いていないのに虫歯になったことが無いやつ”っていませんか?
それは
- 虫歯菌の数
- 唾液の強さ
- 唾液の量
が関係しています。
虫歯菌
まず虫歯菌、その名の通り虫歯のできやすさに関係しています。さらに細かく説明すると
ミュータンス菌
糖を食べて酸を出します。その酸で歯のエナメル質を溶かし初期虫歯を作ります。
ラクトバチラス菌
ミュータンス菌が作った初期虫歯に入り込み、虫歯の進行を進めます。
虫歯ができるかどうかはミュータンス菌が重要なのですが、これは赤ちゃんの頃に親が口に入れたスプーンや口で噛んでからご飯をあげたりしなければ増えないと言われています。
ですので、逆にいうと大人になってからはもうどうしようもありません、、、
唾液の強さ・抵抗力
次に唾液の強さです。
本来、唾液にはミュータンス菌が糖を溶かし、酸性にした口腔内を中和する効果があります。さらには溶かしかけた歯を修復する効果も。
唾液の量
最後が唾液の量です。
虫歯菌が少なくて、唾液の力があればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、口の中の唾液が少ないと虫歯菌を殺すことができません。
これらの診断は歯科で受けることができます。
引用:デントカルト様(http://dentocult.jp/lineup/)
その結果僕は
- 虫歯菌 最強
- 唾液の強さ 最弱
- 唾液の量 超多い
という、虫歯菌が強いのにその抵抗力雑魚、だけどその雑魚は沢山っていう、一騎当千に突っ込む、やられ役みたいな口腔環境だったのです。
ただ、これがわかったところで、虫歯菌の量も唾液の強さも変えられないのであんまり意味はありません。
虫歯を予防する口腔ケアグッズ
さて、これらの虫歯を予防するために実際に歯医者にオススメされたのが以下のグッズです。
フロス
歯の隙間に入れて食べカス・汚れを落とすもの。
歯を磨いても歯の間はなかなか磨けないものです。
おすすめのフロス
ガムのフロスは基本的に全て、使うと少し広がり歯垢がよく取れるようになっています。
下の商品の画像を見るとわかりやすいかも
歯間ブラシ
フロスと歯間ブラシはどちらかでいいように考えれることが多いのですが、歯間ブラシは歯茎に近い歯の隙間を磨くことができ、意外とフロスの後でもカスが出てきます。
また、虫歯と同じぐらい怖いのが、歯周病ですが、(歯茎が腫れたり・痩せたりしていく病気)歯間ブラシは歯周病対策にも大きな効果があります。
歯周病になると歯が、ほとんど何の治療もできず歯が抜けていきます。
ですので、ある意味虫歯より歯周病の方が怖いのです。
おすすめの歯間ブラシ
この歯間ブラシは金属の周りに毛が付いているので、初めてやる人とか、歯の隙間が狭い人は歯茎を痛めることもあるので、オススメはこの柔らかいゴムでできているものです。
液体歯磨き(マウスウォッシュ)
実は、マウスウォッシュには【洗口液】と【液体歯磨き】の2種類があります。
液体歯磨きとは
液体歯磨きとは、その名の通り歯磨きの代わりになるものです。歯磨き粉が液体になったイメージ。
通常の歯磨きとは違い、簡単に口の中を綺麗にすることができます。
洗口液とは
洗口液は、口腔内の細菌を洗浄するものです。歯磨きの代わりにはなりませんが、歯周病を予防する成分が入っていることが多いです。
洗口液には、一部化粧品に分類されるものもあり、虫歯や歯周病予防にならないものがありますので気をつけましょう。
ただし、どちらもそれだけで歯磨きの代わりになることはありません。
液体歯磨き・・・歯磨き前・後どちらでもいい。
洗口液・・・歯磨きの仕上げ。洗口液は殺菌をしてくれてるわけだから、完全に綺麗にするより多少は口に残ってる方がいいってことです。
と考え、歯磨きと併用しましょう。
おすすめのマウスウォッシュ
リステリンなどのマウスウォッシュだとキャップに入れて飲んで、洗って戻す。っていう流れがめんどくさいのと、なんか汚くなっていく感じがするので、ポンプでプシュプシュできるやつを使っています。
あと、リステリンは刺激が強いのに甘ったるくてベタベタします。
▶︎GUM(ガム)・デンタルリンス (レギュラータイプ) 960mL
歯磨きではなく、フッ素配合・キシリトール配合ジェル
通常の歯磨きは研磨剤と発泡剤が入っているため、エナメルが削れやすかったり、泡立ちが良いので”歯を磨けている感じ”がするのですが、これらは特に上手に歯を磨けていることと繋がらないのであまり意味はありません。
キシリトールとフッ素は少し違う効果ですが、一緒に含まれていることが多いです。これらの効果を簡単に説明すると
フッ素の効果
- 歯の再石灰化を促し、初期虫歯を治す
- エナメル質が硬くなり、脱灰を防ぐ
キシリトールの効果
- 甘味料でありながら、酸を生み出さない
- 虫歯菌(ミュータンス菌)を分解する
という効果があります。
おすすめのフッ素ジェル
よく薬局にフッ素配合!と唄っている歯磨き粉がありますが、問題はキシリトールの配合量です。一般的な薬局で販売されている歯磨き粉は、キシリトールの配合量が多くありません。
ですので、歯科医専用の歯磨き粉・チェックアップジェルなどを購入すると良いでしょう。
歯科医専用ですので薬局には売っていませんが、ネットで購入することができます。
味も甘ったるくない甘みで普通に美味しいです。
フッ素の量は子供は500ppm、大人は950ppm以上のものを使いましょう。
キシリトール100%ガム
先ほど説明したキシリトールが配合されているガム。
「キシリトール配合!」と書かれているガムを、コンビニやスーパーでよく見かけますが、、、
こちらも一般的に販売されているキシリトール配合のガムは、キシリトールの配合力が少なく効果がほとんどありません。
例えば、ロッテのキシ○ッシュ
これは甘味料の中の55%しかキシリトールが配合されていません。
つまり、残りの甘味料は普通に虫歯になる甘味料なわけです。
55%の虫歯菌を殺す成分 − 45%の虫歯になる成分 = 虫歯対策にほぼ意味なし
というわけですね。
じゃあ100%虫歯菌を殺す成分=キシリトール100%のガムを食べるべきなのですが、
これもキシリトール成分が多く含まれているものは歯科医専用ですので、
薬局などで購入することはできません。歯医者さん、もしくはネットで購入しましょう。
おすすめのキシリトールガム
そもそもキシリトールってめちゃくちゃうまいんですよ。今まで食べさせてきた人は「すごく美味しい、高いやつ?」って言ってきました。
その中でも一番ウケが良かったのがアップルミント味
ただ、問題は味が長続きしないという点ですね。
5分も持たずに味がなくなります、、、
あとはちょっと高いかな
あった方が良い?電動歯ブラシ
ここまでオススメの口腔ケアグッズを紹介してきましたが、『”電動歯ブラシ”は?』と思った人も多いのでは無いでしょうか?
実は、電動歯ブラシはあまり歯医者さんに進められることはありません。というか歯医者さんは嫌っているイメージがあります。
多くの歯医者さんは「電動歯ブラシは当たっているところは磨けているかもしれないが、細かいところは磨けていないし、磨けた気がするからあまり意味がない。しっかりと手で磨く方が良い。」というようなことを言っていました。
ただ電動歯ブラシが当たっている部分の歯のツルツルになり具合はめちゃくちゃすごいので、
『丁寧に磨いた時は、やっぱり電動歯ブラシの方が磨けるなー』と感じますね。
なのでおすすめすべきかわかりませんが僕が使っているのは
▶︎フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン
まとめ
たまに歯の再生治療などの新技術がテレビで特集されたりしますが、
基本的に歯はもう生えてこないし、今ある歯を大切にするしかありません。
虫歯になりやすい人・昔虫歯になったことのある人は、常に口の中に虫歯菌がいると思い丁寧な口腔ケアを行いましょう。
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