“あなたが発信した情報、埋もれてませんか?”
自社サイトにGoogleからの検索流入を期待する時に、絶対外せないのがキーワードを意識したコンテンツを作ることです。
そこで今回はキーワード選定をする時に欠かせないツール「キーワードプランナー」の使い方を初心者向けに説明していきます。
キーワードプランナーを起動
まずは「グーグル キーワードプランナー」と検索してみましょう。
すると以下のような画面が表示されるので、「Adwordsにログイン」をクリックしログインします。注:Adwordsアカウントを持っていないと利用できないので、こちらから取得しましょう!
ログイン後「運用ツール」→「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックします。
「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックすると、以下のように検索窓がでてくるので、調べたいキーワードを入力します。
この時、キーワードは複数同時に検索する事が可能なので、複数検索したい場合はキーワードごとに「,(カンマ)」で区切る、もしくは以下のように段落を変えてください。
キーワードの入力が完了したら「候補を取得」より検索を開始します。
キーワードプランナーのどこを見ればいい?
ココまでの説明で、調べたいキーワードを検索するまではご理解して頂けたでしょうか?
それでは、次に検索結果についてお話ししていきます。
①平均月間検索ボリューム
月平均の検索ボリュームを示した数字になります。しかし、この数字を当てにしてはいけません。
「クリスマス」など、10月後半から12月にかけてボリュームは高いですが、他の時期は表記されてる数字を大きく下回ります。
なので、①-2には、あくまで平均化されている数字が表示されている事を忘れないでください。
②競合性
キーワードを入札している広告主の数を表してます。
「キーワードを入札?」
と少し理解に苦しむ方もいると思うので、詳しく説明させて頂きますね。
例えば「生命保険 比較」というキーワードは競合性が「高」です。
広告費用を払ってまで、検索結果の1ページ目に自社サイトを表示させたい業者が多いという訳です。
逆に「低」の場合は、広告費用まで払って、そのキーワードで上位表示させたいという企業が少ないという意味になります。
「中」はその間という理解でお願い致します。
なぜ競合性に差がでるのか?
「生命保険 比較」のキーワードは競合性が高い。お金を払ってまで検索結果の1ページ目に自分のサイトを表示させたいという業者が多いと述べましたが、なぜみんなお金を払ってまで上位表示したがるのでしょうか?
「生命保険 比較」のキーワードで調べる人は、果たして何を求めているか?という点に答えがあります。
- 既に生命保険へ加入する事を検討してる
- どこの会社のサービスが自分にあってるのかを探している
この2点が挙げられるのではないでしょうか?
特徴から購買意欲が伺えますね。この場合、自分にあったサービスが見つかり次第、契約をしてくれます。
そうすると、広告主的には「商品を売る事ができる」=「お金になる」
という事になります。
逆に「生命保険 解約」というキーワードは競合性が「低」です。
解約を検討してる人は何を知りたいと考えているでしょうか?
- 解約の仕方
- 戻ってくるお金
- 解約する事によるメリット・デメリット
ではないでしょうか?
先ほど述べた「生命保険 比較」と比べ、ユーザーの購買意欲は高くないです。
と言う事は、「商品が売れない」=「お金になりにくい」
と判断できる訳です。
このように、
「このキーワードで調べるユーザーは何を求めているのか?」
「購買意欲はあるのか?ないのか?」
なんて事を考えると、なぜ競合性が高いキーワードと低いキーワードがあるのかわかってきますよね。
③推奨入札単価
以下の画像の赤枠で囲んだ部分のサイトの運営元(以下:広告主)は、1回クリックされる度に、Google社にお金を払わなくてはいけません。
この場合「生命保険 比較」で検索したので、広告主は1回クリックされる度に¥569(あくまで表示価格は目安 2016年7月現在)をGoogle社に払わなくてはいけない訳です。
まったく興味がないユーザーが誤ってクリックしてしまっても、広告主はお金をGoogle社にお金を払わなくてはいけません。(嫌がらせはやめましょうね・・・)
検索結果を並べ変える
項目をクリックするだけで順番が変わります。
試しに推奨入札単価を高い順に並べます。
まとめ
Googleからの検索流入を期待する上で必須なツール「キーワードプランナー」の使い方を初心者向けに説明していきました。
初心者向けというだけあって、まだまだキーワードプランナーには使うべき機能はいっぱいあります。
まずは基本的な機能をしっかり使いこなし、応用編で一段階上のコンテンツ作りができるよう、日々精進あるのみですね!