どうも、松田です。
最近、会社でバナーやサムネイルを作る機会が増えて、
ウェブデザインの世界に、片足の小指の爪がほんのちょっと水面に触れるくらいのギリギリのことをしています。
で、いろいろと作っているうちに興味が湧いたのが「フォント」。
パソコン上で文字を打ったときに、書体を指定するやつですね。普段使用しているパソコンの中には、あらかじめ明朝体やゴシック体、英文を筆記体にしたりするいろいろなフォントが用意されています。
でも、段々ともの足りなくなってきて、ついにフリーフォントに手を出し始めました。これが、スゴイのなんのって!
フォントをいじるだけで文字の幅が広がるので、さもデザインの腕が上がったかのような錯覚に陥るほどです。結局ボロは出ますが。
今回は、個人的に僕が面白いと感じたおすすめフリーフォントをいくつかご紹介したいと思います。
手書き風
手書き風のフリーフォントはいろいろ公開されているのですが、個人的にどれも整いすぎているイメージを受けました。
そんな中見つけたのが、手書きフォント「殴り書きクレヨン」です。
実際に文字を打つと以下のようになります。
どうです?1文字1文字の不均一感が素晴らしく感じませんか?
文字のかすれ、バラバラな大きさ、これぞまさに手書きですよね。
ちなみに、僕が手書きで文字を書くときもこんな感じです・・・。
筆文字風
パソコンにも明朝体という和風フォントがあらかじめインストールされています。
が、もっと和風感漂う文字を使ってみたくなるときもありますよね。となると、もう毛筆しか無いんじゃ無いかと。
ただ、筆文字にもいろいろあるので今回は2種類ご紹介します。
まずはこちら。「衡山毛筆フォント」です。
書家の青柳衡山氏が、1文字1文字丁寧に13,000文字以上作成したという毛筆フォントです。線が細めなのが特徴になります。
上の画像では分かりづらいですが、かなりの文字を網羅しているみたいです。公式サイトでは、なぜか魚へんの漢字ばかりの例を確認することもできます。魚へんだけでこれだけ・・・。
続いても青柳衡山氏によるフォントで「青柳隷書しも」です。
衡山毛筆フォントとはまた違った雰囲気のフォントですね。文字の太さも太くなっています。この辺は好みで使い分けしましょう。
有名作品のロゴ風
フォントの中には、有名な映画や、マンガ・アニメのロゴに似せたものも存在します。
例えば、ウォルト・ディズニーのロゴマーク風の「Walt Disney Script」。独特な「D」や「W」など特徴的な文字が表現されています。実際に打つと下のようになります。
次も名作映画のロゴ風フォント、「Star Jedi」。そう、「スター・ウォーズ」シリーズのロゴ風フォントです。
スター・ウォーズシリーズファンの方におすすめのフォントとなっています。
ディズニー風とスター・ウォーズ風のフォントは、日本語に対応しておらず、また英文字の中にも表示できない文字があるので万能では無いので注意が必要です。
海外作品以外にも、日本を代表するマンガやアニメのロゴ風のフォントもあります。
例えば、国民的アニメ「ドラえもん」のロゴ風のフォントがこちら。「ドラえ文字」というフォントです。
ドラえもんの目や手足のデザインが可愛いですね(笑)
また、少しオタク向けになるとこんなのもあります。「けいふぉんと!」は、見て分かる通り「けいおん」のロゴ風のフォントです。
こちらもなかなか可愛らしいフォントです。ただ、漢字がゴシック体になってしまう点には注意してください。
一風変わったものでは、こんなものも。
アニメ版「銀魂」の次回予告風フォントです。銀魂の実際の次回予告画面は、段組すらもバラバラなので完全再現するには画像編集ソフトが必要になりますが、雰囲気を味わうだけでもいいと思います。
毛筆風のフォントとしても、味があって使用するのが面白いフォントです。
※注意点
映画、マンガやアニメのフォントの中には、商業利用を禁止しているものもあります。リンク先の注意事項等をよく読んで使用するようにしてください。
他にも色々なフォント
今回紹介したのはほんの一部です。Googleで「フリーフォント」などと検索すれば、さらにたくさんのフォントが見つかります。
また、ネット上のフリーフォントをたくさんまとめたサイトもあります。