人生の目標を持つ

私が人生の目標を持つことの大切さを痛感したエピソードがあります。

それはナポレオン・ヒルの本を読んだときです。

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その昔、ある偉大な将軍がいた。

あるとき、この将軍は見方の兵力をはるかに上回る
敵の大軍に立ち向かわなければならないことになった。

将軍は意を決して自軍の兵隊を船に乗せて敵地に向かわせたが、
兵隊が敵地に上陸し終わるいなや、船を焼き捨てるように命じたのである。

めらめらと燃える船を背にして、将軍は言った。

皆見るがよい。わが軍の船が、今炎上している。

わが軍にもはや、逃げて帰る船はない。

戦いに勝たなければ生きて帰ることはできない。

溺死したくなければ戦え!

我々は勝つ、あるいは全滅するかのどちらしかないのだ

そして、彼らは勝利を収めた…

————-ナポレオン・ヒル 巨富を築く13の条件 より抜粋————-

いかがでしょうか?

皆さんいろいろな事を思ったかもしれませんが、

お伝えしたいことは、

目標を達成するには、
燃え上がる願望と情熱を心の中に持ち続けなければならない

ということです。

あなたはいますぐに、

生涯で何が欲しいのかを明確に答えることができますか?

 

多くの人は『お金持ちになりたい』とか

曖昧な目標しか口にすることが出来ません。

 

確かに具体的な目標設定は容易なことではありません。

 

しかし、明確な目標は

”エンスージアズム”(強い決意と情熱)を生み出します。

 

そして、冷めることのないエンスージアズムは

明確なセルフイメージを作り出します。

 

セルフイメージとは、自分で描く「自分像」のことをいいます。

みなさんはどんなセルフイメージを持っているでしょうか?

 

そんなの考えたこともない、という方もいるでしょう。

しかし考えたことがなくても、人は誰でも潜在意識の中にセルフイメージを持っているものです。

そして必ずそのセルフイメージ通りの人生を生きています。

 

車を運転する時のことを思い浮かべてみてください。

運転をする時はすぐ目の前の先ではなく、何メートルも先を見ます。

運転する時は、必ず自分が見ている先に向かって進みます。

見ていない方向には進んでいきませんよね。

 

人生も同じです。

こんなデータがあります。

 

ハーバード・ビジネス・スクールの卒業生の目標設定と

10年後の経済状態の関係性のデータです。

 

それによると、

・経済的に困窮している27%は、目標を設定していなかった。

・ギリギリの生活をしている60%は、生活して行く上での基本的な目標しか立てていなかった。

・快適な生活をしている10%は、きちんと目標設定をし、頭でイメージすることができていた。

・経済的に自立している3%は、設定した目標を紙に書き留め定期的に見直していた。

 

このように、ハーバードを卒業した人でさえ、経済的自立を達成している人は3%にすぎず、

その共通点が「目標を紙に書き留める」ということがデータで証明されています。

 

なぜ書き留めることが重要なのかといえば、

紙に書き留め何度も見直すことにより、

常に意識し、時間の使い方を考え直します。

 

そしてすべての行動を目標に向かって無意識に進み始めるからです。

 

目標の大切さは十分理解いただけたと思いますが、

実はサラリーマンの方もある目標を持っています。

どんな目標だと思いますか?

 

きっとあなたも持っていると思います。私も持っていました。

 

その目標とは、

『給料日に○○万円の給料をもらって、△△にお金を使おう!』という目標です。

 

サラリーマンの方は給料があるから頑張れるんです。

もし、いくら仕事を頑張っても給料(目標)がもらえなかったら、

いくら頑張っても、給料がサイコロで決められたら、

一生懸命仕事をできるでしょうか?

できるわけがありません。

 

では、人生の目標を決めずに一生懸命人生を生きられるでしょうか?

生きられるわけがありません。

 

目標設定によって、あなたの人生が形成されていくのです。

目標設定する際に注意すること

 

先ほどは目標設定の大切さについてお伝えしましたが、

目標設定において2つの問題があります。

 

一つは【エンスージアズムを持てるものは人ぞれぞれ違う】ということ、

そしてもう一つは【曖昧な目標は意味がない】ということです。

 

順番に説明します。

1つ目の【エンスージアズムを持てるもの(目標)は人ぞれぞれ違う】というのは、

言葉の通りですが、他人と比べて目標設定をしても意味がないということです。

例えば、僕の目標の一つに【満足できる家を建てる】というものがありますが、

これはみなさんに当てはまることではないでしょう。

 

賃貸がいいと思う人もいるでしょうし、

高層マンションを買いたいと思う人もいれば、

今の実家で過ごしたいと思う人もいるかもしれません。

 

ですので、他人と比べて目標を設定をしないでください。

オススメなのは、友達とほろ酔い気分で妄想を膨らませる方法です。

語ることが楽しい夢というのは、考える度にやる気がみなぎるものです。

 

次は、2つ目の【曖昧な目標は意味がない】についてです。

多くの人は漠然と『大金持ちになりたい!』ということがあるのですが、

これは全く意味がありません。

 

最低でも、いくら欲しいのか?

いつまでに欲しいのか?

そのお金をどう使うのか?

ぐらいは考えないといけません。

 

ですが、お金を目標にするのはあまりオススメ出来ません。

なぜならお金はあくまで、手段だからです。

お金を使って何かをする、お金を使って何かを手に入れる。

そういったことに意識を集中させて、その結果いくらの収入が必要なのかと考えましょう。

 

先ほどの僕の【満足できる家を建てる】という目標で考えてみましょう。

 

僕の場合の欲しい家は、

1階には50畳のリビングがありシアター設備がついていて、

サッカーの応援や映画をみんなで見ることができる。

2階には8畳程度の書斎があって、寝室と2つの客室がある。

子供部屋はあえて小さく6畳にする。

外にはテニスコートと温泉があり、温泉からは毎日夕焼けを見ることが出来る。

家には奥さんと子供が2人、ゴールデンレトリバーが2匹いて、、、

というような感じで、細かく細かく決めています。

 

こんな感じです。

 

 

それでは実際に大切にしたいことを書き出してみましょう。

パソコン上ではなく、手帳など毎日持ち歩く物に書く事をおすすめします。

たとえば日々の行動のなかで思うこと、気づくことがあるはずです。

・家族がごはんを作ってくれていることは当たり前でしょうか?

・日常の忙しさにかまけて、食生活に気を配っていますでしょうか?

 

上記の例からわかるように本当に大切にしたいことは、

お金も時間も必要がないものである場合があります。

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ABOUTこの記事をかいた人

タロウ

1990年3月9日神戸生まれ。 webが好きです、でもラーメンはもっと好きです。SEOには自信があります。最近太ってきたせいで着る服がありませんが、太ってきたのであったかいです。 Twitter(@syuty)・Facebookから友達申請よろ!