アマゾンの商品を買った時・もしくは買うときにページの説明欄が「何かおかしいな?」と思ったことはありませんか?
実際そのような商品は詐欺商品であることが多く、買ってもページに書かれているような商品スペックでないことがあります。
例えば、、、モバイルバッテリーなど
モバイルバッテリーのmAh数などは利用する際に確認することはできずに、商品ページに書かれているmAh数を鵜呑みにするほかありません。
しかし、実際のmAh数はめちゃくちゃで半分しかないことや、性能がひどく10回も使っているうちに本来のバッテリー容量の1/10しか充電できないということがあります。
僕も騙されて2回フル充電できるバッテリーを買ったことがあるのですが、それは1ヶ月後に3%しか充電できなくなりました。それでも初めのうちは「あれ?充電ミスったかな?」「スマホと接続うまく行ってないかな?」などとバッテリーに原因があるとはなかなか気がつけませんでした。
そりゃ商品がおかしいって思いませんよね。
というわけで今回は詐欺商品・偽レビューの見破り方をお話ししたいと思います。
違法商品・出品に関して
見破り方の前に一つだけ話しておきたいのは、違法商品・出品だからと言ってその商品が詐欺商品とは限りません。
ただ、悪い商品の可能性は間違いなく高いので、この会社はAmazonのルールを守ってないんだなぁという一つの判断基準にしてください。
1枚目の商品画像にテキストが入っている
まずはこちらの商品を見てみてください。
悪い商品はすぐURLが変わるので画像も貼っておきます。
この商品に関してはこの画像を見ただけでAmazonのルールを遵守していない会社だということがわかります。
それはどう行った点か?
答えは、1枚目の画像にテキストが挿入されているという点です。
他の商品を見てみると、、、
商品の画像にテキストが入っているものとそうでないものがありますよね。
本来Amazonのルールでは1枚目の画像にテキスト(説明文)を入れるのは禁止です。
ルールを守っていない会社の多くは、次で紹介するルールも守っていません。
商品名がブランド名から始まっていない
先ほどは画像から見抜く方法をお伝えしましたが、その次はタイトルから見抜く方法です。
以下のタイトルでルールを守っている商品はどれでしょう?
正解は、、、
この3つです。
これらを見抜く方法は「社名」もしくは「ブランド名」から商品名が始まっているという点です。
このルールはブランド名が強くなければとても不利になるため、多くのメーカーはブランド名ではなく、商品スペックや商品ジャンルを前に打ち出していますが、本来はNGです。
紹介した
- 1枚目の商品画像にテキストが入っている
- 商品名がブランド名で始まっていない
この2つのルールでまずその会社がアマゾンのルールを守って戦っているか(出品しているか)がわかります。
偽レビューの見抜き方
できれば先ほどのルールに則って商品を買って欲しいのですが、難しいことに先ほどのルールを守った商品であっても、偽レビューを依頼している会社というのは多く存在するんですよね。
ですので、レビュー自体の見抜き方についても説明いたします。
星のつき方に偏りが激しい
本来、自然な星のつき方は
「星5が最も多く、星が減るにつれて評価数が減り、星1で再び評価の数が増える」という形です。
例えばRAVPowerさんのこちらの商品
まさに、「星5が最も多く、星が減るにつれて評価数が減り、星1で再び評価の数が増える」という形ですね。
このような形が一般的なのですが、偽レビューの場合は以下のような形になります。
これはなぜかというと、本来星2~3というのはつけにくい数字で、
「満足しているか」「満足していないか」が、最も票が別れる要因だからです。
考えて欲しいのですが、最もレビューを書きたくなる場合は
「商品に感動した」「非常に満足している」という場合か、
「商品に不具合があった」「がっかりして憤慨している」という場合なんですよね。
ですので、満足した場合は星5~4を、憤慨しているときは星1をつける人が多く、
星2をつける人は少ないため先ほど紹介したような
このような形になるわけですね
ちなみにAnkerさんのこちらの商品も、先ほど説明した「星5が最も多く、星が減るにつれて評価数が減り、星1で再び評価の数が増える」という形になっています。
レビュアーの過去のレビューを見る
徐々にややこしくなってきますが、レビュアーのプロフィールページをみるのもレビューの信頼度を確認する非常に有効な方法です。
怪しい商品の星5レビューを見たときに、その商品しかレビューしてない人
はもちろん怪しいのですが、
似たような商品を何度も何度も買っている場合もほとんど偽レビューと考えて良いでしょう
何個イヤホン買うねん!
しかも全部星5!
たぶん星5を書くことを条件に報酬をもらっているんでしょう。
ちなみにレビューを見ていたらこの商品は完全にヤラセだろうな時がつけたのでレビューを見てみるのも意外と楽しいです。
まとめ ほとんどの会社は偽レビューをやっている
最後になりますが、実は偽レビューだからと言って商品も偽スペックかというとそうでもないことがあります。
というのも、商品自体はしっかり開発していようが、いまいがそんなこと一切関係なく、
マーケティング的観点から、ほとんどの会社は売り上げるを上げるためにレビュー操作を行なっているからです。
ですので、
- 良い商品≠正しいレビュー
- 日本語が変な商品≠ダメな商品
- 偽レビュー≠良い商品
と、何がなんなのかよくわからない状態になってきているんですよね。
とにかく言えるのは、ルールを守っている会社は安心して買い物ができる(商品に満足できるかどうかは別ですが)ので、商品を買う前は、
- 1枚目の商品画像にテキストが入っている
- 商品名がブランド名で始まっていない
まずこの2点に注意すれば、詐欺商品を購入することはほぼ0になるでしょう。
Amazonで商品を買う際の参考になれば幸いです。