モバイルファーストインデックスとは?初心者にもわかりやすく解折

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Google社は11月7日、モバイルファーストインデックス導入を正式に発表しました。

10月中旬に計画中というアナウンスがあり、公式発表がされる前にも関わらず、こぞってSEOの有名どころが「あーでもない、こーでもない」と意見を交わしていましたが、今回改めて正式発表という形でのアナウンスがあったので噛み砕いて書いていきます。

モバイルファーストインデックスでは、モバイル向けページが評価対象になる?

クローラーがアルゴリズムに従って順位付けをするさい、従来はモバイルページよりもPCページに評価基準がおかれていました。

しかし、日本だけでなく世界的なスマートフォンやタブレット端末の普及により、今後は「モバイルページに評価基準をおいて順位付けをしていきますよ」というのがモバイルファーストインデックスです。

モバイルフレンドリーアップデートの延長?

2015年4月に発表されたモバイルフレンドリーアップデートでは、「スマートフォン対応のページを持っているサイトを評価します」というものでしたが、違いがわかりますでしょうか?

モバイルフレンドリーアップデートは、スマホサ対応ができてるサイトが評価されるだけであって、検索順位を決める基準はPCページでした。

しかし、今回の発表では評価対象は真逆のモバイルページなのです。

極端な言い方をすると、レスポンシブ対応ができていないサイトは、SEOにおいて勝負の土俵にすら立てないということになるのです。

Twitter上での見解

どこかで聞いたことがあるやりとりですが、その通りです。

非常にわかりやすい例えですね。

 

以下海外SEO情報ブログ様より引用

Q. 具体的な導入時期はいつ?

わからない。数か月は先になると思う。(ゲイリー)
テスト結果次第。今後もアナウンスがあるはず。(長山さん)

 

A. 対応が終わるのに最長で4か月くらいかかるかもしれない。

そのくらいあれば大丈夫だろう。

Q. モバイル向けページとPC向けページは完全に同一じゃなければ悪影響が出るか?

よほどの差異がない限りは大丈夫。

Q. レスポンシブ ウェブ デザインだけど、PC向けサイトに設置しているサイドバーなどの要素をモバイル向けサイトでは省いている。評価に影響が出るか?

基本的には変わらないはず。

モバイルファーストインデックスが実施された時のための対策方法は?

基本的に、大幅な対策は必要ないのではないでしょうか?

はてな、livedoor、アメブロといった無料ブログも、スマホ対応してますし、WordPressでサイトを運営している方も、今やほとんどのテーマでスマホ対応がされています。

もちろん、いい加減な海外のテーマなどでできていない場合もありますが・・・(僕が最初に使ったテーマがPC表示はめちゃくちゃかっこいいのに、スマホ対応できてなかった)。

強いて対策が必要という言うなら、

  • スマホ対応ができていない
  • モバイルページのコンテンツがPCページに比べて少ない(異なる)

不安な方は、モバイルフレンドリーなサイトとは?でも説明してるように、1度モバイルフレンドリーテストをしてみることをオススメします。

以下参考記事

ABOUTこの記事をかいた人

ケニー

ピンポンキャッチという「箸を使って、1分間でピンポン玉をいくつキャッチできるか!?」という企画のギネス記録を持ってましたが、最近中国人に記録を抜かれた上、僕はピンポン球を投げ、親友がキャッチするというスタイルから、投げる側の凄さが認められず、ギネス記録保持者の欄から名前まで抹殺されました。