「HTML、CSSの知識もないからサイトは作れないし、文章力だってまるでない、、、」
「そんな自分にSEOなんてできるの!?」
まだやってもいないのに、こんなイメージを抱いてい方も少なくないのでしょうか?
結論から申しますと、サイトが作れなくても、文章力がなくてもズバリSEOはできます!!!
しかし、しっかりと手順を踏まないことには右方左方して初期段階でつまづいてしまうので、まずは5つの手順を踏んでSEOを行っていきましょう。
1.最低限SEO用語の理解をしておく
SEOをやっていくと、専門用語がいくつもでてきます。
施策をやるなかでつまづいてしまって、調べても
「専門用語ばかりで結局なに言ってるかわからなーーい!」
なんて、わからないまま先に進めてしまうことがありますよね(筆者もそうでした)。
せっかく、自分でSEOに挑戦して、つまづいたら調べる、という過程を踏んでるにも関わらず、非常にもったいないです。
間違って理解してしまうと、後々面倒なことになってしまうのであらかじめ把握できるといいですね。
2.そもそもSEOとはを理解する?
用語を覚えたら、そもそもSEOとはなにか?という点について理解を進めていきましょう。
検索エンジンシステムを利用したSEMと言われるマーケティングシステムの1つですが、SEOの他にもマーケティング手法はありますし、自分のビジネスがそもそもSEOを必要しているのか?なんてことも理解を深めると見えてきます。
「SEO対策しましょう!」
と、最近は大声で叫ばれてますが、なぜSEOは優れていて、逆にどんな点が優れていないのか?なんてことまでわかってくると、焦ってブラックハットと言われる、効果はあるけどペナルティーとは隣り合わせの手法頼りにならずに済むでしょう。
3.ターゲットキーワードを決める
では、ここからは実際に作業をして頂きます。
あなたがこれから作るコンテンツには、どういったユーザーに訪問してもらいたいですか?
これを決めないことには前に進めません。
ターゲットキーワード、あなたが訪問して欲しいユーザーが検索するであろうキーワードを決めましょう。
キーワードの決め方の良い例
キーワードを決める際、キーワードプランナーを使って月間検索ボリュームを見ながら決めるのも大事ですが、そこばかりに気を取られてしまっても進まないので、ここではgoodkeywordを使います。※キーワードプランナーの使い方はコチラを参照
キーワードプランナーと違って、登録の手間がないので初心者にオススメです。
今回はダイエットサイトを運営することを前提に、ダイエット関連のことを知りたいユーザーは、どのようなキーワードで検索しているのか調べてみました。
赤枠で囲んだところが、ユーザーが検索するキーワードです。
“食事関連” “トレーニング関連” “サプリ関連” 【ダイエット】という枠組みの中にも様々なジャンルがあることがわかりますね。
サイトのボリュームを増したいと考えるのであれば、ここででてきたキーワードを狙ったコンテンツは最低限用意するようにしましょう。
後は、「ダイエット 筋トレ」をクリックすると
筋トレをしてダイエットしたいと思ってる人が検索するキーワードが表示されるので、【ダイエット 筋トレ】というキーワードで訪れるユーザーが、さらにどのようなことを知りたいのかが確認できます。
なのでターゲットキーワード選定と合わせて、記事内でどのようなことを書くとニーズに答えられるかも同時に知ることが可能です。
以上のようにして、コンテンツごとのターゲットキーワードを決めていきましょう。
キーワードの決め方の悪い例
「ダイエットしたい」「ダイエット 目標」「ダイエット 仕方」
なんてキーワードで調べるから、今から仕上げる記事も、このへんのキーワードを狙って書こう!!!
典型的なダメな例ですね。
自分のサイトなので自分の好きなように運営することは大切ですが、SEOを意識するのであれば客観的な視点も大切です。
先ほど、関連キーワード取得ツールで調べたように、ユーザーはどのようなことを知りたいのか?というリサーチをした上でコンテンツ設計に取り組みましょう。
4.簡単な内部対策をする
キーワード対策が終わったら、決めたキーワードにそって内部対策をやっていきましょう。
内部対策のチェックリストを18個ほど紹介していますが、最初から全てをやるのは非常に負担だと思いますので、できることから1つ1つやっていきましょう。
せっかくキーワード選定ができたので、記事にいかにしてキーワードをいれていくか?という点が重要です。
狙っているキーワードが記事内に入ってないことには、グーグルはなんのことについて書いてあるのか?が判断できません。
初期段階では、無理に文章内で階層を作る必要はないので、h1(タイトル)タグ、h2(小見出し)タグにしっかりと狙ってるキーワードを含めることが重要です。
と言っても、4つh2(小見出し)タグがあったとして、4つともキーワードを入れるのは不自然ですので、あくまで文章として自然になるよう意識しましょう。
キーワードに対する意識の間違った例
よくキーワードの出現率が大切だなんてことを鵜呑みにして以下のような文章を書いてしまう人がいます。
私はアフィリエイト初心者です。アフィリエイト初心者である私からしてみれば、アフィリエイトは初心者にも非常にハードルが低く、手をつけやすいビジネスだと思います。アフィリエイトは初期費用がかからず、初心者には大変オススメです。
何か副業をはじめようと思うなら、初心者こそアフィリエイトを始めるべきですね。
ワードサラダなんて言われ、まるでロボットが作成したような文章ですね。
文章として明らかに不自然なので、ガイドラインにも記載してある禁止行為で、ペナルティーの対象になります。
しかし、このような行為が通用していた時期も過去にはあったので、検索するキーワードによっては、未だにキーワードをたくさん使ってコンテンツ設計に取り組んでいきましょうなんて書かれたものが表示されるので要注意です。
5.簡単な外部対策をする
外部対策とは一言で言うと、外部サイトから自社サイトにリンクをもらうことです。
外部対策(外部リンク)はなぜSEOで重要視されているのか?という記事に詳しく書いておりますが、外部リンクがないことには、自社サイトは評価してもらえません。
もちろん、良質なコンテンツを仕上げることが最高のSEOと言われていますが、現時点ではこの外部リンクの力が非常に大きいです。
なかなか初心者が手を出しづらいところですが、以下で紹介する項目をご覧になって、ぜひどのように対策をしていくかを検討して頂きたいと思います。
なぜ外部リンクの力は大きいの?
これはズバリGoogleのクローラーには感情がないからです。
なので、
- 他のサイトからリンクを貰ってる=指示されている
- 他のサイトからリンクを貰っている=有益な情報が書いてある
と理論の元、記事の良し悪しを判断するしかないとうのが現状ではないでしょうか。
これを逆手に、様々な禁止行為が流行った時期もありましたが、リンクの効果を減らすことによって改善してきましたが、まだまだリンクの効果は絶大です。
初心者が外部リンクを貰うには?
いいコンテンツを作って自然リンクを貰うのがベストですが、サイト開設初期段階ですと、そもそも人目につく機会すら少ないのでリンクを貰うなんてもってのほか、、、
ではどうすればいいのでしょう?
今すぐ実行できるのは4択
- SNSで拡散する
- 自分で他のサイトを作ってリンクを送る
- リンクを送ってくれるSEO業者を活用する
- しょうがないから放っておく
では以下で1つ1つ見ていき、自分のサイトはどのようにしてリンク貰っていくのかを考えていきましょう。
1.SNSで拡散する
なにかしらのSNSを利用していないという人の方が珍しいほど、現代ではSNS人口が増加傾向にあります。広告がよく見られるようになったのも、SNS人口増加に伴い宣伝効果があるからです。
このような事実を見ても、自分のSNSアカウントを利用しての発信は十分効果が期待できますね。
SNSからのリンクには効果がないなんて言われますが、副次的な効果は期待できるのでぜひ有効活用していきましょう。
サイトの力がないうちは、SNSウケするコンテンツ作りに徹底するのも1つの手ですね。
バズコンテンツを作りたいなら覚えておくべき6つの型という記事に、SNS上で爆発的なシェアを得た記事の特徴が書いてあるので参考にしてください。
2.自分で他のサイトを作ってリンクを送る
ブラックかホワイトか?というところで言うとグレーゾーンに入るこの方法ですが、有効的なのが事実。
ただ、まったくコンテンツボリュームがなかったり、ペラサイトといわれるようなサイトを量産して、そこからリンクを貼るという行為は、ペンギンアップデートでペナルティーを受けたサイトが多発したりと、自分でペナルティーになりに行ってるようなものなのでやめましょう。
リンクを送るといっても、あくまで質のいいリンクを送ることを忘れてはなりません。
例えば、美容サイトを運営しているのだったら、昔美容サイトを運営していたドメインを買って、そこからリンクを送ると言った方法です。
手段としては、確かに有効ですし、周りにもこのようにサイトを強くしていく方がいますが、SEO初心者にとってはリスキーな方法なのでオススメはしません。
今後のために、知識として身につけておきましょう。
3.リンクを送ってくれるSEO業者に頼む
先ほどと同じく自然に見せかけてリンクを送る行為ですが、大きく異なるのは初心者がやるか専門業者がやるかといった点です。
力のある中古ドメインの購入をしようと初心者が試みても、質が高いとはなにか?値段が高ければ質がいいの?など、混乱してしまし、かなりの負担になってしまうでしょう。
その点、SEO業者もそれを仕事にしているだけあって、質の低いリンクを提供するような企業も少なく?なってきています。
リンクを送った途端、お客さんのサイトがペナルティーにあってしまったなんて事実が世間に出回ったらSEOの会社としてやっていけませんもんね、、、
この4択の中でしたら確かにコストはかかりますが、1番効果を得られる方法だと考えています。
4.しょうがないから放っておく
たしかに、 “コンテンツイズキング” の概念でいくと、良い記事を書けば検索順位が上がるとされているので、何もしないで待つのが1番健全です。
ただ、この場合ある程度サイトの繁栄に時間がかかるということを理解できてる方でないと長続きしません。
効果が目に見えるまで半年〜1年程度と長いので、その間にモチベーションを保ち続けられるのか?といった点が勝負になってくるでしょう。
まとめ
SEO初心者でもすぐ実行できる5つのことを紹介していきましたがいかがだったでしょうか?
後半になるに連れて、技術的かつGoogleからのペナルティーといったリスクとも向き合わないといけないので、非常にこんがらがってしまって人もいたのでは?なんて思います。
ただ、今回ご紹介した5つのことを徹底できれば、ある程度の効果は期待できます。
1日で1ページ目にきた、今サイトないにあるコンテンツのほとんどが上位表示されてるなんていう爆発的な効果はないですが、実際にタロログでも以上の基本的な作業だけで上位表示している記事がいくつもあるからです。
SEO=難しい
と思われがちですが、その意識を取り払って、たった5つのことを自分で学びながら考えながら実行してみてください!