ブログ、Twitter、YouTube……
あなたは初めてコメントをもらったときのことを覚えていますか?
私、ツマミ具依(@tsumami_gui_)は忘れもしません。
はじめてライターとして記事を書いた2017年初夏のことを。
~当時の背景~
- つまらないクソOL生活の毎日
- Twitterのフォロワーは200人
- 奇跡的にウェブサイトに寄稿できるチャンス到来
- 書いたはいいが不器用な食レポ
- 撮ったはいいが殴りたくなる自分の写真
不安の塊でしかない「ほぼ新宿のれん街」の記事が完成し……
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/1.jpg)
記事が公開されました。
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/2.jpg)
舞い上がった私のツイートはとても痛々しいものに。
その翌日……
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/3.jpg)
え!!
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/shuuchusen.png)
感想キターーーーーーーーーーーーーーーー!!
めちゃくちゃうれしい……。
ライターとしてはじめての読者が誕生しました!!!
会ったこともない人なのに「面白かった」って言ってくれてます。
神、かな……?
“神”こと へちょーるさんのツイートを拝見。
すると
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/4-.png)
へちょーるさん、あさって歌舞伎町でバーやることが発覚!
……会えるじゃん!!!!?
ネット上でお礼を伝えるだけじゃこの感謝の想いは収まらない。
そうだ
直接お礼を言いに行こう!!!!
完全にアウェイ
ということで、月曜の会社帰り、へちょーるさんがバーテンをする『麻雀BAR GardEn』へ。
あえてへちょーるさんに事前連絡は入れていません。
歌舞伎町の奥地へ進みます。
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/5.jpg)
こ、ここか……!
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/6.jpg)
ヤバイ、ものすごく入りにくい。
明らかに一見さんが行くところじゃないです……。
迷惑そうだったらお礼だけ言ってすぐ帰ることにします。
「……失礼します」
扉を開けると、奥のカウンターにいるこちらを見る数人の顔。
視線から「だれ……?」と思っているのは明らかです。
すみません……。
「いらっしゃいませ~」
2名のバーテンダーが戸惑いを隠すように迎えてくれました。
おしぼりを受けとり、席につきます。
バーテンダーさんが少し首をかしげながら話しかけてくれました。
「私、どこかでお見かけたことがある気がするんですよね~。気のせいでしたらすみません、ライターさんですか?」
へ!? まさか!! 覚えててくれた!?
私からネタばらしするつもりが、想定外の反応!
「えー!そうです!! あなたが、へちょーるさんですか!!!?」
うれしー!! ほんとに会えた~~!!!
てか、こんなキレイな女性だったとはーーーー!?
「あ、へちょーるさんはこっちです」
「あれですよね! のれん街の記事ですよね!? 」
???(混乱)
話を整理すると、へちょーるさんはもう一人のバーテンの方でした!
キレイな女性は本業がプロ雀士の水口美香さんというお方。
偶然にも、水口さんも記事を読んでくださっていたのです!
さらに
「私、今日ほぼ新宿のれん街行ってきたんですよ! Twitterにも書きました! 」
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/7.png)
うそーーーーーーーー!?!?
マジで行ってる!!!!
「あの記事がきっかけで、のれん街3店舗くらい回ってきたんですよ! すごーい!今日昼間に記事で見た人がいる! 運命ですね!」
……神がもう一人いました(昇天)
実際に足を運んでくれたなんて、ライターという仕事にとって至高すぎやありませんか。
ーーすっかり盛り上がってしまいましたが、もともとはへちょーるさんに会いに来たのです!
「へちょーるさん、是非一杯飲んでください〜!」
へちょーるさんもプロ雀士で、たまにこちらの麻雀バーを手伝っているそうです。
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/8.jpg)
一緒に乾杯して、特製のアボカドサラダもいただきます。
「へちょーるさん、コメント本ッッ当にありがとうございます! 私、ライターになってはじめてコメントをもらったのがへちょーるさんだったんです!」
「あ! そうでしたか! 」
「コメントはよくされるんですか? 」
「いや、そうでもないんですけど、記事からTwitterに飛んだら『はじめての記事』と書いてあったので、コメントしてみようと」
へちょーるさん、慈悲に満ちている……(尊い)
図々しくもへちょーるさんに記事の講評をお願いしました。
- 良かったところ
「7店全部回っていて、それぞれの店のコンセプトがあってしっかり伝えたうえで、おいしそうなのが伝わってきました。まじで行きたい」
- ダメ出し
「もっとツマミグイさんの味の感想があってもいいかも。味がイメージできる文章が書かれていたらいいかな 」
文章力が課題!!(自覚症状大アリ)
読者さまの貴重なご意見、肝に銘じます!
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/9-2.jpg)
こちらの麻雀BARでは、モニターで麻雀の対決を流すなど、麻雀好きの方々にとって憩いの場になっているようです。
お客さんに「小5のときに父の部屋にあった麻雀の小説を読んでいた」「無職のときに雀荘で勝ち続けたからそのまま仕事にした」と麻雀エピソードを教えてもらいました。
ちなみに水口さんは大学のときに漫画「アカギ」を理解するため麻雀を覚えたんだとか。
それでプロ雀士になるんだからスゴイ。
他にも予想外な収穫がありまして、
- お客さん「ちょっとペンネームが検索しにくいなぁ」
→これをきっかけに「津真未ぐい」から「ツマミ具依」に表記を変更することにしました。
- お客さん「昔たくさんあったけどなくなった店といえば、なんでんかんでんラーメンだよね」
→「今度何を書くの?」と聞かれ、絶滅危惧のチェーン店をまとめることを伝えたら、なんでんかんでんラーメンを教えてくれました。
おかげさまで記事のネタになりました。
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/10.jpg)
最後に、実は私も歌舞伎町で『ブタ箱』というバーに立っているので、へちょーるさんにお礼の一杯無料券を差し上げました。
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/11.jpg)
水口さんとも記念撮影。女流麻雀界を代表する美人さんです!
私が来てお店の空気を壊してしまわないか心配でしたが、お二人のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。
直接お礼を言ってみて
いやー、本当に面と向かってお礼が伝えられてよかったです!!
記事が面識のない方の元まで届いたことが実感できましたし、さらに興味を持って行動までしてくれたというのが、それはそれはもう嬉しくて。
いろんな迷いの中OL生活を送ってきたけど、「あぁ、私はこういうことがしたかったんだ」と霧が晴れたような思いでした。
これからも初心を忘れずに頑張っていきたいと思います!
というこの原稿を大幅に遅れて提出しています!!!
(ごめんなさい)
![](https://tsuchiyashutaro.com/wp-content/uploads/2018/08/S__136929377.jpg)
後日、お二人とお客さんが私のバーへ遊びに来てくれました!