初めてコメントをくれた人に突撃して直接お礼を伝えに行ってきた

ブログ、Twitter、YouTube……

あなたは初めてコメントをもらったときのことを覚えていますか?

 

私、ツマミ具依(@tsumami_gui_)は忘れもしません。

はじめてライターとして記事を書いた2017年初夏のことを。

 

~当時の背景~

  • つまらないクソOL生活の毎日
  • Twitterのフォロワーは200人
  • 奇跡的にウェブサイトに寄稿できるチャンス到来
  • 書いたはいいが不器用な食レポ
  • 撮ったはいいが殴りたくなる自分の写真

 

不安の塊でしかない「ほぼ新宿のれん街」の記事が完成し……

 

記事が公開されました。

 

 

舞い上がった私のツイートはとても痛々しいものに。

 

 

その翌日……

 

え!!

 

感想キターーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

 

めちゃくちゃうれしい……。

ライターとしてはじめての読者が誕生しました!!!

 

 

会ったこともない人なのに「面白かった」って言ってくれてます。

神、かな……?

 

“神”こと へちょーるさんのツイートを拝見。

 

すると

へちょーるさん、あさって歌舞伎町でバーやることが発覚!

 

 

 

……会えるじゃん!!!!?

 

ネット上でお礼を伝えるだけじゃこの感謝の想いは収まらない。

 

そうだ

 

直接お礼を言いに行こう!!!!

 

完全にアウェイ

 

ということで、月曜の会社帰り、へちょーるさんがバーテンをする『麻雀BAR GardEn』へ。

 

あえてへちょーるさんに事前連絡は入れていません。

 

歌舞伎町の奥地へ進みます。

 

こ、ここか……!

 

 

ヤバイ、ものすごく入りにくい。

 

 

明らかに一見さんが行くところじゃないです……。

迷惑そうだったらお礼だけ言ってすぐ帰ることにします。

 

 

「……失礼します」

 

 

扉を開けると、奥のカウンターにいるこちらを見る数人の顔。

視線から「だれ……?」と思っているのは明らかです。

すみません……。

 

 

 

「いらっしゃいませ~」

2名のバーテンダーが戸惑いを隠すように迎えてくれました。
おしぼりを受けとり、席につきます。

 

バーテンダーさんが少し首をかしげながら話しかけてくれました。


「私、どこかでお見かけたことがある気がするんですよね~。気のせいでしたらすみません、ライターさんですか?

 

へ!? まさか!! 覚えててくれた!?

私からネタばらしするつもりが、想定外の反応!

 


「えー!そうです!! あなたが、へちょーるさんですか!!!?」

 

 

うれしー!! ほんとに会えた~~!!!

てか、こんなキレイな女性だったとはーーーー!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「あ、へちょーるさんはこっちです

 

 


「あれですよね! のれん街の記事ですよね!? 」

 

 

???(混乱)

 

 

話を整理すると、へちょーるさんはもう一人のバーテンの方でした!
キレイな女性は本業がプロ雀士の水口美香さんというお方。

偶然にも、水口さんも記事を読んでくださっていたのです!

 

 

さらに

 

 


「私、今日ほぼ新宿のれん街行ってきたんですよ! Twitterにも書きました! 」

 

うそーーーーーーーー!?!?

マジで行ってる!!!!

 


あの記事がきっかけで、のれん街3店舗くらい回ってきたんですよ! すごーい!今日昼間に記事で見た人がいる! 運命ですね!」

 

 

……神がもう一人いました(昇天)

実際に足を運んでくれたなんて、ライターという仕事にとって至高すぎやありませんか。

 

 

ーーすっかり盛り上がってしまいましたが、もともとはへちょーるさんに会いに来たのです!

 

 


「へちょーるさん、是非一杯飲んでください〜!」

へちょーるさんもプロ雀士で、たまにこちらの麻雀バーを手伝っているそうです。

 

一緒に乾杯して、特製のアボカドサラダもいただきます。

 

 

 


「へちょーるさん、コメント本ッッ当にありがとうございます! 私、ライターになってはじめてコメントをもらったのがへちょーるさんだったんです!」

 


「あ! そうでしたか! 」

 


「コメントはよくされるんですか? 」

 


「いや、そうでもないんですけど、記事からTwitterに飛んだら『はじめての記事』と書いてあったので、コメントしてみようと」

 

 

 

へちょーるさん、慈悲に満ちている……(尊い)

 

 

 

 

図々しくもへちょーるさんに記事の講評をお願いしました。

 

  • 良かったところ


「7店全部回っていて、それぞれの店のコンセプトがあってしっかり伝えたうえで、おいしそうなのが伝わってきました。まじで行きたい」

 

 

  • ダメ出し


「もっとツマミグイさんの味の感想があってもいいかも。味がイメージできる文章が書かれていたらいいかな 」

 

文章力が課題!!(自覚症状大アリ)

読者さまの貴重なご意見、肝に銘じます!

 

 

こちらの麻雀BARでは、モニターで麻雀の対決を流すなど、麻雀好きの方々にとって憩いの場になっているようです。

お客さんに「小5のときに父の部屋にあった麻雀の小説を読んでいた」「無職のときに雀荘で勝ち続けたからそのまま仕事にした」と麻雀エピソードを教えてもらいました。

ちなみに水口さんは大学のときに漫画「アカギ」を理解するため麻雀を覚えたんだとか。
それでプロ雀士になるんだからスゴイ。

 

他にも予想外な収穫がありまして、

  • お客さん「ちょっとペンネームが検索しにくいなぁ」
    →これをきっかけに「津真未ぐい」から「ツマミ具依」に表記を変更することにしました。

 

  • お客さん「昔たくさんあったけどなくなった店といえば、なんでんかんでんラーメンだよね」
    →「今度何を書くの?」と聞かれ、絶滅危惧のチェーン店をまとめることを伝えたら、なんでんかんでんラーメンを教えてくれました。
    おかげさまで記事のネタになりました。

 

 

最後に、実は私も歌舞伎町で『ブタ箱』というバーに立っているので、へちょーるさんにお礼の一杯無料券を差し上げました。

 

水口さんとも記念撮影。女流麻雀界を代表する美人さんです!

 

私が来てお店の空気を壊してしまわないか心配でしたが、お二人のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。

 

直接お礼を言ってみて

 

いやー、本当に面と向かってお礼が伝えられてよかったです!!

記事が面識のない方の元まで届いたことが実感できましたし、さらに興味を持って行動までしてくれたというのが、それはそれはもう嬉しくて。

 

いろんな迷いの中OL生活を送ってきたけど、「あぁ、私はこういうことがしたかったんだ」と霧が晴れたような思いでした。

これからも初心を忘れずに頑張っていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というこの原稿を大幅に遅れて提出しています!!!
(ごめんなさい)

 

 

後日、お二人とお客さんが私のバーへ遊びに来てくれました!