「最初にSEO対策をしたから、あとは検索順位が上がってくるのを待つのみ!」
なんて、せっかく1度作ったコンテンツを放ったらかしにしてませんか?
あらかじめ言わせていただきますが、これではダメです。
コンテンツは提供し続けて始めて価値になる
SEO対策は1度施策をこらせば、放っておいてもいいというものではありません。
このように勘違いされるようになった原因は、
「SEO対策済みテンプレート」
「SEO対策込みのサイト制作」
なんてものが始めたからではないでしょうか?
たしかに、近くに詳しい人がいない場合、検索順位を上位表示することの大切さは理解できていても、施策がわからないがために
- SEO対策をあらかじめしてくれるテンプレートを買いたい
- SEO対策をあらかじめしてくれるサイト制作業者へ、自社サイトを作ってもらいたい
以上のような誤解が生まれてもおかしくありません。
たしかに、初期段階でSEOが意識されたサイト設計ができれば、テクニカルな部分での変更は少なくなります。
ただ、SEOで重要になるのはユーザーに役立つコンテンツを作ることであって、SEO対策をして上位表示をするコンテンツではありません。
業界によって違いますが、コンテンツにも賞味期限がある事を忘れないでください。
常に良質な情報発信者でいるには、継続的な運用と改善がかかせなくなります。
検索エンジンは常に変わりゆくもの
検索エンジンのアルゴリズムは毎日のように変わっています。
ガイドラインに表記してある根本的なGoogle社の考え方が変わることはまずないと思いますが、ペンギンアップテード・パンダアップデートに代表されるよう、今まで通用していたものが急に通用しなくなるリスクとは常に隣り合わせです。
最近ですと、PC検索結果とは別にスマートフォン専用のページを用意しないサイトの評価が下がるなんてことがありました。
他のサイトに目を向けることも重要
どの業界にも共通して言えるのが、競合の動きを常に気にする必要があるということです。
現時点でどれだけ良質なコンテンツをて提供し、検索の上位に表示されていたとしても、競合に超されてしまえば状況は優位には働きません。
当然のことですが、常に相手がいることを忘れずに、コンテンツ制作はもちろん、競合サイトのリサーチも欠かさないようにしましょう。
まとめ
- 1度SEO対策をしたからと言って放置はダメ
- 競合サイトのリサーチを気にかける
- 検索エンジンのアルゴリズムは日々変わるため動向を気にかける
- 情報にも賞味期限がある
Googleのアルゴリズムと一緒で、情報は日々変わりゆくものなので、鮮度が大切になることを念頭においておきましょう。
1度上位表示をされたかたといって、放っておくのは鮮度を落としかねません。
何回もリライトを重ねることで、1番の鮮度を保った良質なコンテンツが完成し上位表示される訳です。
リライトの仕方などテクニカルな面は別記事で紹介させていただきますが
「SEO対策は最初だけではダメ!」
ということはご理解頂けましたでしょうか?
検索上位に表示されても、上位表示を保つためのSEO対策も必要になるので安心してられませんね。