アウトドア・キャンプにおすすめのポータブル電源「AnkerPowerHouse」レビュー

こんにちは
タロウです。

冬キャンプで必要なもの第1位は、、、そう「電気」なんですよね。

もちろん電気があれば電気毛布を使うこともできますし、お湯を沸かすのも簡単。(焚き火だとテントの中では沸かせないし、夜に沸かせない)
とても重宝します。

また、パソコンを使う系のお仕事の人(僕)なんかは電源コンセントが使えないとなんか不安なんですよね(笑)

以前、ポータプル電源のレビューを書きましたが

【RAVPower 20100mAh/65wレビュー】どこでもコンセントが使えるポータブル電源・モバイルバッテリー

こちらだとノートPC1回分ぐらいで、お湯を沸かしたり、電気毛布を使ったりはできないのです。

というわけで、、、

今回は容量・出力がアップしたAnkerPowerHouseの商品のレビューです!

モバイルバッテリーと言うのは聞いたことがあっても、ポータブル電源と言うと「それ何?」となる人が多いような気がしますが、ポータブル電源と言うのは簡単に言うと「コンセントが使える大容量バッテリー」

普通のモバイルバッテリーだと基本的にUSB端子しかついていないのですが、こちらはコンセントやシガーソケットなどがついており、その代わりにサイズ感はかなり増します。

サイズと重さ

大きさ 20×16.5×14.5cm
重さ 4.2kg
動作環境 -10〜40℃

4キロ越えですので、お出かけのたびに持ち歩くと言うのは厳しいですね。(笑)

ただ、キャンプなど1日滞在するようなベースを作れるケースではどかっと置いてしまえば何度も持ち運ぶことはないのであまり気になりません。

バッテリー性能

電圧/電流 電力
電池容量 14.4V 434Wh/120,600mAh
入力 16.8V / 7.5A 134.4W
DC出力 12V / 10A 120W
AC出力 110V / 1.09A 119.9W
USB出力 5V / 6A(各ポート最大2.4A) 30W

と言われても何のこっちゃわからないと思いますので、まずはどれくらいの容量があるのかから説明します。

〇〇なら何回分の容量

120,600mAhと圧倒的な容量を誇る「AnkerPowerHouse」実際に充電などを行った場合

  • スマートフォンを約40回
  • ノートパソコンを約15回
  • キャンピングライトであれば連続約100時間
  • ミニ冷蔵庫は連続約7時間
  • TVなら連続約4時間

と、スマホとノートパソコンに関していえば1ヶ月分ぐらい持つと言う化け物スペック。

なにが使える?

問題はここからなのですが、容量が大きくても家電商品が使えないと言うことは結構なあるある。

例えば電子レンジのワット数は500~600wぐらいですが、供給電力も500~600wあれば使える、、、と言うわけではなく、その器具の電源が入る瞬間、瞬間的に2倍の電圧がかかるため使用電力の2倍(できれば3倍)の出力がないと利用することができません。

実際に以前、小さいポータブル電源を買った際は

  • AC出力…65W 

だったので、

アイリスオーヤマ 【丸洗いOK】 電気敷き毛布 140×80cm EHB-1408-T
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

消費電力40wの電気毛布が使えると思ったら全く使えずに震えながら車で寝て、うまくねれずに体がバッキバキになりました。

AnkerPowerHouseであれば出力が120Wですので60Wぐらいまでの器具であれば利用できると言うことですね。
60Wもあればアウトドア用品のものはほぼ使えるかなと言う印象です。(電気毛布も種類サイズによっては使えないものがありますが、ものを選べばと言うこと)

 

充電には1日見て置いた方が良い

これくらいでかいサイズのバッテリーになると、使い切るまで時間がかかりますが、裏を返せば充電にも時間がかかるということです。

ヴォブちゃんという友達のキャンプバカがキャンプ前日に「やばい充電してない!」と思って寝る前に充電したのに、家を出るまでに60%しか充電がたまりませんでした。だいたい1時間で10%前後の充電。

念のために1日は充電期間を見て置いた方が良いでしょう。

Anker Powerhouseを使って見た

実際に2つのケースで使ってみたのでその感想を簡単に紹介したいと思います。

アウトドアで使ってみた

本栖湖にある浩庵キャンプ場にやってきました。

こちらはゆるキャン△で第二話に登場したキャンパーの聖地。
1月に軽キャンピングカーを借りて行ってきましたが、、、

バカ寒かった。
最低気温-3℃

車の中とは言えど防寒対策は必須です。

車の中で鍋をして体をあっためた勢いそのままに

1階と2階(ポップアップルーフ部分)に分かれて就寝。

1階部分は普通の車内と同じなのであったかいのですが、2階部分は素材が厚めの布でちょっとしっかりしたテントといった感じ。

僕が2階で寝ましたが、うーんちょっと寒い。。。

というわけで、先ほどの

アイリスオーヤマ 【丸洗いOK】 電気敷き毛布 140×80cm EHB-1408-T
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

電機毛布を使って就寝。
バッテリーが不安だったので最弱にして使いました。

そして朝、、、

正直最弱ではちょっと寒かったんですが、

バッテリーの消耗は25%程度でした。(写真を撮り忘れてしまいました汗)これなら4泊できそう。
というか中ぐらいにして使えばよかった(笑)

友達は冬キャンプも積極的に行なっているのですが、AnkerPowerHouse+毛布の組み合わせで毎回冬キャンプを乗り切っているそうです。

日常生活で使ってみた

「作業が捗らないな」と思った時、深夜1~2時ぐらいに行くファミレスがあるのですが

ここは、24時間オープン・1日3時間まで使えるwifi有り・コーヒーのお代わりが無料と、なかなかの使い易さです。しかし、唯一の難点は電源がないこと、
この電源問題さえ解決されれば最強の仕事場になりうるのでは(そんな長居するな)

実際利用するのは2~3時間なので電池を満タンにしておけばなんとかなる時間ではあるんですが、ノートパソコンをその前にも外で使っていたりするとバッテリーが50%ぐらいのことも多々有ります。

そんな時にAnkerPowerHouseさえあれば、

無限に仕事できます(白目)。やったぜ!

とは言え、結構な存在感があるので、席に置いて使うのが良さそう。

まとめ アウトドア好きな人へオススメのバッテリー

アウトドア・ファミレスで使ってみて思ったのは、日常的に普段使いするのはオススメできないということ。

「充電に時間がかかりすぎるので荷物云々・サイズ云々の前に、使いたいと思った時に使える機動力が足りない」と感じました。
もちろん使い終わった時点で充電をする癖をつければいいのかもしれませんが、それでもカフェでこの電源を持ち込んでパソコンで仕事するというのはちょっとオススメできないかなと思いますね。恥ずかしいし。

あと充電する癖がついているならパソコンも充電できるだろうし、パソコン1回分ぐらいの充電ならこちらの商品の方が使い勝手が良いです。

ポータブル電源 RAVPower 20100mAh/65W 予備電源 パソコン バッテリー ( AC出力 + USB ポート + USB-C ) MacBook/ノートPC 等対応(緊急・災害時バックアップ用電源) 電源供給器 RP-PB054 (黒)
RAVPOWER

【RAVPower 20100mAh/65wレビュー】どこでもコンセントが使えるポータブル電源・モバイルバッテリー

といってもこちらもバッグの中に入れるにはちょっとでかすぎるかなぁ〜といったサイズ感ですが。

しかし、AnkerPowerHouseのアウトドアでの安心感は半端じゃ有りませんでした(笑)
使っても使っても、「え?1%しか減ってないの?」という感じ。

スマホの充電に使った際はスマホを30%充電できたのに、AnkerPowerHouseの残量が1%しか減っていなかったのを見て「すげえ」を通り越して「壊れてんの?」と思うほどでした。でもスマホ40回分の充電ができるので、スマホ1回分の充電がAnkerPowerHouseの2.5%分だとすれば納得の数字です。

 

というわけで、AnkerPowerHouseはアウトドアでその性能を発揮するポータブル電源なので、是非キャンパーの皆様にオススメしたい1台です。

キャンプなら冬以外にも夏でも扇風機などの電源として活躍しそうです!

ABOUTこの記事をかいた人

タロウ

1990年3月9日神戸生まれ。 webが好きです、でもラーメンはもっと好きです。SEOには自信があります。最近太ってきたせいで着る服がありませんが、太ってきたのであったかいです。 Twitter(@syuty)・Facebookから友達申請よろ!