「せっかく痩せたのにリバウンドしちゃった〜」というのはよく聞く話です。
ライザップでも同じで退会後のほとんどの人はリバウンドしてしまいます。
せっかく頑張って痩せたのにリバウンドはしたくないですよね。
今回はリバウンドを抑える方法をお伝えします！
ダイエット後リバウンドしない方法はないのか？
結論から言うと、ありません。
全てのダイエットをしている人は全員リバウンドします。
ただ、リバウンドと言っても「完全に体重が戻る人」「少し体重が戻る人」「以前より太ってしまう人」とリバウンドの幅は様々です。
全くリバウンドしないのは不可能なのですが、そのリバウンドを抑える方法をお伝えします。
なぜかと言うと、それまで行なっていたトレーニングや食事制限をダイエットのために行なっていたのであれば、それを辞めたら当然摂取カロリーが増え、消費カロリーが減るので必ず体重が戻ります。
唯一のリバウンドしない方法
一つだけリバウンドをしない方法があります。
それは、、、
ダイエットを続ける事。
今までのダイエット習慣をこれからの日常にすることです。
そうすれば摂取・消費カロリーが今後も維持できるのでそのままの体型でいることが出来ます。
なぜデブはある一定の水準で体重が安定するのか？
リバウンドすること自体は僕は悪いことだと思っていません。
というかリバウンドありきで体型を作る必要があると思っています。
それを理解するためには「太っている人は、なぜたくさん食べているのに体重が安定するのか？」ということを理解する必要があります。
確かに太っている人はたくさん食べますが、毎日成人男性の1日の消費カロリー2200~2400を大きく超えているのにも関わらず、ある一定の水準で体重が安定します。（それが90キロか120キロかはわかりませんが）
たくさん食べて太ってしまうのであれば、「同じ食生活を続ければ、どんどん同じペースで太っていくはず」ですが、実際にはそうではなく太り方は緩やかになって行きます。
それは体重が増えれば、その分消費カロリーが増加するためです。
有酸素運動におけるカロリーの計算方法は
[運動強度×時間×体重＝消費カロリー]
です。
つまり、体重が増えれば増えるほど消費カロリーが増えるため、多くのカロリーを摂取しても相殺することができるため、太っている人は多く食べても太らないということです。
もっとわかりやすく説明すると、、、
例えば、50キロの男性は60キロの男性より20％多くの消費カロリー増えます。
すると1日にすると3~400カロリーほど多く摂取してもカロリーが相殺できるということになります。
400カロリーだとご飯2杯分、昼と夜にご飯を一杯づつお代わりしてもカロリーを相殺できるわけですね。
これが、50キロの人と100キロの人であれば倍の食事をしてもカロリーを相殺できるということになります。（※実際には寝ている時間や動いていない時間もあるため、基礎代謝の掛け算というわけではありません）
リバウンドを最小限にするために
ただ、個人的には多少リバウンドはしてもいいと思います。
先ほども言ったように、少し太ればその分1日の消費カロリーに余裕ができるため、以前より緩やかな食事制限でも体重が安定するというメリットがあるためです。
とはいえ、「太ってもいい！」という考えでは、どんどん太ってしまい。元の体型に戻ってしまうので、リバウンドが少ない方法を紹介して行きたいと思います。
リバウンドしにくいダイエット方法
リバウンドを考える上では痩せる方法を考えることも重要です。
急激に痩せない・無理なダイエットをしない
まず重要なのは急激に痩せ過ぎないと言うことです。
急激に痩せる＝無理なダイエットを行う。
と言うことですが、そのダイエットが続かないと言うことではなく、「痩せたとしても、普段の食事に戻った瞬間激しいリバウンドをする」と言うことが問題です。
日常生活との差が激しければ激しいほど、リバウンドも大きくなります。
そう言う意味では激しい糖質制限はリバウンドの元になりますが、緩やかな糖質制限は続けやすいのでオススメです。
体重ではなく体脂肪率を意識し、筋肉をつけること
家にある体重計で体型を図る場合、多くの人は体重を意識しがちですが、体重よりも体脂肪の方が重要です。
体脂肪が大切な理由は体型にも関係するのですが、
（以下の画像は体重が同じなのに体型が大きく異なる）
そういった事ではなく、筋肉があることによって日常生活での消費カロリーが増えるためです。
ダイエット中に筋肉を減らすダイエット（そもそもダイエット中は筋肉も減りがち）を行ってしまうと、ダイエットを行う前よりも消費カロリー（代謝）が減ってしまいます。
ダイエットを行う前よりも代謝が減っているのに、ダイエットを行う前の食事にしたら、そりゃ太るよね！って話です。
あえて長期的なスケジュールを組んで痩せる
リバウンドしないダイエットの最後の方法は、急激で短期的なダイエットとは真逆の緩やかに長期的なダイエットを行う方法です。
長期的に痩せることによって、無理のない食生活や運動習慣を手に入れることが出来ます。
これに関しては、ダイエットがダレやすいのである意味難しい方法ではあるので、緩やかな体重（体脂肪率）目標を毎月持つのがオススメです。
体型を維持する方法
さて、ダイエットが成功した後の体型を維持する方法です。
運動習慣は0にしない
ダイエットが終わった途端、フィットネスジムに行かなくなってしまう人は多いかもしれません。
でもその場合は確実にリバウンドします。
おそらくですが元の体型まで戻ってしまいます。
フィットネスジムだと通うのは自分の自主性に任されるので、ライザップでなくてもいいので1時間数千円でパーソナルトレーニングを続けるとか、テニスやサッカーなどスポーツの運動習慣を持つと良いと思います。
スポーツが難しければ、1駅手前で降りて歩くというのでもOKです。
最低でも週2は体を動かすようにしましょう。
食事の意識を変える
食事に関しても同様に元に戻してしまうと、元の体型に戻ってしまう可能性が高いです。
運動習慣が残っていればまだ良いですが、運動習慣もなくなっていたら最悪です。
ライザップのダイエットは厳しい糖質制限で有名ですが、緩やかな糖質制限でもダイエットには効果があります。
ご飯の量を半分にするとか、ランチはご飯を食べないといった緩やかな糖質制限は続けることが簡単ですので、ダイエットが終わった後も継続していくのがオススメです。
定期的に体重計に乗る・体型を図る
ダイエットが終わった後はほとんどの人がリバウンドしてしまいます。
ただ、そのリバウンドに気がつけるかどうかは体型を保つ重要な点です。
定期的に体重計に乗るのが一番ですが、それよりも簡単に体型を把握する方法があります。
それは、、、
ギリギリ履けるズボンを用意するということ。
先輩に教えてもらいましたが、体重よりもすごいショックを受けれるし、定期的に把握することができるので非常にオススメです。
まとめ ダイエットに終わりはない
悲しいことですが、ダイエットに終わりはありません。
以前、AGA（薄毛治療）クリニックの先生にインタビューさせていただいた時に「薄毛治療を始めたら、死ぬまで辞めることは出来ない」と言われてめちゃくちゃ衝撃を受けましたが、ダイエットもそれに近いものがあると思います。
結局は意識を変えて、継続することでしか体型を保つことができないんですよね。
無理をして痩せるのもいいですが、その後も緩やかなダイエットを続けて体型を維持出来るように頑張りましょう！
